いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

3月29日(金)の夕食です。

ワサビのおひたしの出来はイマイチでした。あんまり辛くなかったです。何がいけないのかなあ~?。ていうか、こんなもんなんですかね?、葉ワサビの辛さって。

明けて3月30日(土)は富山県東部海岸に釣りに出掛けました。入善海岸、魚津漁港等でルアーを投げましたが、まったくのアタリなし。ホタルイカに釣られて魚が岸近くに寄って来ているのではないかと思ったのですけど、予想は外れました。

さっさと帰宅して、自宅の裏庭でこんな作業を。

何?って、自然薯掘りです。何年か前に3~4本植えておいてあるのですが、どういう訳か芋の頭を見つけることができませんでした。

見つかった自然薯はなんとこんな小さいヤツが1個だけ。こいつは植えた自然薯が落としたムカゴから育ったものでしょうから、何年か前に植えた自然薯は1本も見つからなかったっていうことになります。

芋と蔓が切断してしまっているので、場所のヒントが無く芋を見つけられなかっただけとも考えられますが、芋がそもそも枯れて腐って無くなってしまっていたとも考えられます。まあしょうがない、今年はゴールデンウィークあたりから自然薯の蔓が生えてくるかどうかモニタリングしようと思います。もし太い蔓が出てきたら、その場所に割り箸か何かでマーキングして、真冬になったら自然薯を掘り出すこととしましょう。だけど蔓が出てくるかな?

そのままいつもの通り昼ビールに突入し、その会場である新参謀本部で撮影です。

庭池のイシガメ達が春を迎えています。

 

続く3月31日(日)は能登外浦に向けて出発しました。

5時53分に“弁慶”に到着しましたが・・・、

駐車スペースには車が3台、釣人は2組の計4名居たようです。これでさらに私が入っていったらマナー違反みたいなものですから、この日の弁慶は諦めました。

 

代わりにこんなサーフに入ってみました。

なんのアタリもありませんでしたけど、地震で海岸線が遠くなったせいで以前よりも水深があるサーフに変わっているようでした。元々は遠浅過ぎて釣れる感じがまるでしないサーフだったのですが、今後は釣果期待値がそれなりにあるかもしれないですね。

帰路の塩津農村公園の辺り↓で撮影。ここの桜っていつもやたら早く咲き始めるんですよ。本当に普通のソメイヨシノなのかなあ~。もしかして別の早咲品種なんですかね。

灘浦の先っぽ↓なんかにも寄ってみました。なるほど、ここも地震でがけ崩れが発生したんですね。

自宅に到着したら、まだ11時前でした。この瞬間2024年3月度の私の釣り釣果が完全ボウズと確定しました。※ちなみに魚のヒットは1回だけありました。

牛肉の焼肉にも意外と合います、ワサビって。

 

ホタルイカ掲示板の情報によると、4月2日(火)未明、4月3日(水)未明が海岸ホタルイカ掬いのフィーバー状態だったようで、特に4月2日(火)未明はここ数年で一番の強烈な爆沸きだったそうです。平日だとそんなに人は多くないから楽しく掬えたでしょうね。私も深夜に掲示板をモニタリングしていたので、未明2時頃から出掛けていけば大漁にありつけたのかもしれないのですけど「でも、しんどいよなあ~」とか思ってヤメておきました。

4月2日3日って月齢は23日くらいで新月(月齢30.0日近辺or月齢0.0日近辺)からは結構ズレています。月齢も大事だけど、天候の方がもっと重要な要素なのかな、ホタルイカの接岸誘発要因って。

富山湾 ホタルイカ 捕らんまいけ〜ぇ くコ:彡

富山県 の潮干狩りや釣りに最適な潮汐・潮見表カレンダー 潮MieYell(しおみエール)潮干狩り 磯遊び 釣り フィッシング ボート 水上オートバイ サーフィン ダイビング などマリンレジャーを応援する潮汐・潮見表カレンダーサイトです。

月齢で言うと、この後4月6日(土)から4月14日(日)まですべて熱いですね。少なくとも今度の土日(4月6日7日)は天候も良さそうです。

でも私は、今度の土日は内灘コタマガイの潮干狩りをしようと思います。オマケでワカメを採って、帰りにイシガメ探しをしようかな。

コタマガイってアサリやハマグリに比べたらそうそう美味しい貝でもないのですけど、春は身が詰まっていて他の季節に採る場合よりも美味しいですし、今は“唐揚げ”という料理手法を手中にしていますから「あ~そうか、今なら唐揚げが作れるからコタマガイでも悪くはないな」っていう風なことを考えたんです。

でも、ちゃんと採れるかな? 沢山居たり、全然居なかったりするものなんですよね~。

花ワサビと葉ワサビのおひたし

2024年3月27日(水)、定時で音速で退社して帰宅しすぐに撮影しました。撮影時刻は17時45分です。

では早速収穫します。

ハサミで丁寧に1本ずつ切り取って、約20分で花ワサビと葉ワサビをこれだけ収穫しました。

これをすべて3センチ長程度に刻んで、

 ↓

塩を掛けて10分程度手で揉み→これで体積がかなり減ります

 ↓

実測約85℃の湯中に一気にすべて放り込み、10秒だけ箸で撹拌して

 ↓

ザルで濾してから、水中で粗熱を取り、ザルでまた濾したらこうなりました。

すべて↓瓶に入れて、ちょっとだけ振ります。

そして冷蔵庫に入れました。

実は花ワサビ葉ワサビの漬物を作るのって、これで3回目なんですよ。

1回目2回目は塩を使いませんでしたし、茹で時間は30~60秒くらいだったように記憶しています。そして大して辛くなかったんですよね。

今回はどうなるかなあ~。明後日の金曜日の晩酌で判明することになります。肝心のワサビの本体の方は何に使いましょうかね。普通にフクラギ刺身くらいにしておこうかな、スーパーの夕方セールで半額にでもなってくれているといいんだけど、どうですかね。

センナ(葉ワサビ)

2024年3月23日(土)朝6時30分、“弁慶”にて。

ベタ凪ぎですが不思議なことに貸し切り。約1時間半ルアーを投げてアタリなし。

さっさと帰宅して、天然ワサビでホタルイカを食べました。

やっぱりね、ホタルイカに本物ワサビは抜群に合います。ただ、スーパーで売っている茹でホタルイカなんて、そうそう美味いものでもなかったりしますけどね。

 

翌日の3月24日(日)はここに。石川県の某堤防です。

元旦の地震による隆起はここでは1.5mくらいですかね。

岩場の元海中だった場所でジグを5つも拾えちゃいました。ということは地震以降ではこの岩場まで降りたのは私が最初なのかな。

一番上のジグは眼の部品がジャンプライズですね。その下の白いジグには「激投ストライク65」と印字がされています。下の2本は朽ち過ぎだから捨てた方がいいかもですね。100均のマニキュアなんかを塗ってリペアするという手も考えられますが、そんなことまでするくらいならダイソーの60gジグ、80gジグを買う方が合理的です、1個200円でかなりいい出来ですから。それか真っ黒に塗っちゃうのが意外と良いかな、ルアーの黒って意外と爆釣カラーだったりしますからね。

こちらも釣果の方はアタリまったく無しで10時頃投了しました。始めたのは8時半頃だったかと思います。

 

今日の夕方の撮影です。

これは今度の土日まで放置すると育ち過ぎで手遅れになっちゃうかもしれないですね。明日か明後日の出社前にここでセンナ摘みをすることになりそうです。

婦中や利賀の山間部でこんな感じに花が咲いて葉が育つのは、どうだろ? 4月6日7日の土日頃かなあ。

魚の熟成用の冷蔵庫

2024年3月20日(水,祝)、とある山間地にて。見ての通りで、まだおもいきり真冬状態でした。

7時22分、任務完了。帰投します。

 

自宅で一通り作業をしてから、近所のアルビスへ。

「お!いいね」買いましょう。

 

さあ、これからコイツを茹でます。

「あれっ!」

今日って3月20日なんだけど(笑)。うっかりして見落としていました。

ホタルイカって古いヤツは茹でる時に肝が形状維持されず崩れて湯の中に思いっきり流失していってしまって縮んじゃうんですよね~。

恐る恐る茹でてみた結果がこれ↓。

全然ダメ、モロNGです。肝の半分以上が湯の中に流れ出てしまったと思います。イカの胴部も思いっきり縮んでしまいました。で肝心のイカ全体の味は・・・、ズバリ不味かったです(笑)。

でもね「天然ワサビが茹でホタルイカ用の香辛料としてかなり合うらしいこと」は分かりました。もし、最近天然ワサビを入手した方がいらっしゃいましたら、ホタルイカに使うのは結構オススメです。

 

「ワサビ 富山」でも「ワサビ 利賀」でもアッサリ私のブログに辿り着いてしまいます。その覚悟で単語を出して会話しているから、辿り着きは想定内ですが、できれば“気が付かなかったフリ”してくださいな。まあ、“見た”って言ってもらっても別に構わないですけど。

 

この日の昼過ぎにAmazonからこんな商品が届きました。

3月18日(月)の深夜にポチっておいたんです。

冷蔵庫ではなく冷凍庫なんですけど、冷蔵庫としても使用できます。

試運転の結果では、↓この設定で庫内温度実績は2℃でした。

で私はこの冷凍庫を何に使いたいのかというと・・・、

こんな風にプラ船を入れて、プラ船の中に水を満たしてその中で魚の熟成をするつもりなんです。youtuberさん達の報告を見ていると、魚を入れた袋を水中に沈めて熟成をすると魚の身の酸化の進行がほとんど起こらないように思えるんですよね~。※この冷凍庫では庫内に直接水を満たすことはできません。ドレンバルブが付いているし、内側壁面の金属部材は繋ぎ合わせられているのでそこから漏水する筈です。取扱説明書には「庫内の水洗い不可」と書いてあります。

当然のことながらプラ船の左側には何らかの台を置いてプラ船を支えてやる必要があります。最適な台の高さは205mmです。

ダイソーに台の代替になる“高さがちょうど205mmのもの”がありました。

当面はコイツで凌ごうと思います。最終的には木でちゃんとした台を自作しますけどね。

お小夜

2024年3月16日(土)はここに釣りに出掛けました。到着は朝の6時チョイ前くらいでした。

赤矢印の岩は元旦の地震前は離れ小島だったのですが、今は歩いて渡って行けますのでここに入ってみます。

AとBの場所が足場の状況と海面までの落差がマズマズの感じでした。

でも魚は何も喰って来ません。↓あっちに移動してみましょう。※道路から見ると先っぽまで繋がっているように見えましたが、途中までしか行けないようになっていました。

移動し切ってから先ほどの座標Aを見るとこんな感じです。

元々海面ギリギリの高さだった場所なので、まだ海苔だらけで滑りやすいんですよ。危険ですからオススメしません。

「う~ん」

どうだろう、水深があんまり深くないような気もしますし、あんまり良いポイントじゃないかもしれないです、こちらの鼻は。元海中だから海苔は着いて無いけど、滑りやすそうな感じではありました。スロープ状になっているから波が楽々と岩の上に上がってくるし、NGかもしれないですね、こちらは。

なんのかんのいいながら、これらの岩場を行き来して9時30分まで粘りましたが、魚のアタリはまったくありませんでした。まあいいです、また今度来ることにしましょう。

そろそろこのポイントにも命名します。“お小夜”に決定。う~ん我ながら雅満載のナイスネーミングだなあ。

 

帰りに“弁慶”の様子を見てみました。

ハッキリ言って危険な状態です。でも強行して入って行き、11時30分頃には魚がヒットしました。サゴシのマアマアの大きさの奴かなあ~、ってくらいの感じのヒキでしたが、10秒くらいでフックアウト。その後はアタリがなく、粘っているうちにこの日最大のウネリが連発で襲ってきて、まずは一発目で膝くらいの高さまで波に揉まれ転倒。高所へ避難を試みるも抜け出す前にニ発目を喰らって再度転倒しました。これで弁慶からは撤退しました。車に乗る前に着替えて多少復調し、帰路で巌門と佐々波に寄ってみましが、もちろんアタリなし。

 

翌日の3月17日(日)は朝一から弁慶に行き、5:30~6:30のほんの1時間程度だけルアーを投げましたがアタリなし。風がかなり強かったのでアッサリ終了にしました。

この日は弁慶でいつも会うアングラーさんに久し振りに会い、釣り終了後に駐車スペースで色々と情報交換しました。2月24日以降10回くらい弁慶に来て、その10回すべて完膚なきまでのボウズだったそうです。北陸の3月の釣りはやっぱり暗黒期で釣果期待値超低だってことですかね~。“釣れた”も貴重な情報ですけど、“全然釣れていない”っていうのも情報としてはとっても貴重で、ためになります。

その情報交換の中でマダイの乗っ込み開始タイミングの話題が出たので「でも○○島の漁港で3月にアカダイが釣れたってyoutube動画がありましたよ、フナムシCHさんって人の動画なんですけど」って私が言ったら「あ~知ってます、その動画見ました」とのことでした。結構皆さん、同じような手法で情報収集しているものなんですね。ちょっとオドロキでした。

www.youtube.comでその後は穴水の“神社湾”と、↑この動画の漁港に行ってタイラバを投げてみましたけど、アタリなし。まあいいです、帰宅しましょう。

 

帰宅してこんな作業を実施しました。

↓ビフォア画像です。

↓アフター画像です。

赤矢印を付した箇所のクヌギ6本を剪定というか伐採しました。台場クヌギみたいな形状に育て上げる計画なんです。今度の祝日に青矢印の1本も伐採しようと思っています。我家のクヌギ林には既に小鳥のオアシス機能もあり、あんまり極端な伐採はせず、少しは高い枝も残してやらなくてはなりません。この辺りのバランスについては悩みます。

 

維持設備でキープしているワサビも撮影してみました。

もう“最適解”どころじゃないですね。メチャメチャ調子良く育っています。今年は自宅で“センナ”を摘むことができそうです。

だけど、どうだろ? 去年の実績を言うと、平地だからか春を過ぎると虫が付いて葉っぱを喰い荒らされまくりますし、初夏頃から根茎が腐敗し始めたりするんですよね~。庭の土に植えて掛け流しで維持した場合ですけど。

 

ここにも、もう少し植えてみっか。

今度の祝日は海の天気は良くなさそうなので、ワサビ採集に行こうと思います。どこの産地のヤツにしようかなあ~。

能登外浦の本格的な磯ポイント

tsuritabe.com少々以前に↑こんなブログ記事を見つけたんです。

そこには↓こんな情報がありました。

 

さて、2024年3月9日(土)は能登外浦のとある本格的な磯場ポイントに出掛けてみました。7時15分頃に現地に到着しましたが、海の天候はこんな状況でした。

台風かと思ってしまうくらいの強風で、撮影時に車のウィンドウを下げることすら怖くてできなかったです。

まあいいです、多分天候的に釣りをするなんてマア無理だろうと思っていました。今後ここに通うつもりにしているので、下見ができたことと道路が通じていることが分かっただけで上出来です。

帰路でなんとなく撮影しました。今年最後の雪だと思いたいですね。

 

帰路の灘浦でちょっとだけ寄り道↓しましたけど、釣れそうな気がせず5投くらいで即終了にして帰宅しました。

 

そして、翌日の日曜日も能登外浦の同じ磯場ポイントに向かいました。

この日は前日の土曜日よりは圧倒的に波も風も弱く、天気予報での波の高さ情報は“1.5m”でした。なので特に苦難もなく磯場に入って行くことはできましたけれど・・・、

ここって元旦の地震で4mくらい地盤が隆起しちゃっているんですよね。そのせいで足場から海面までかなりの落差があり怖かったです。何か釣れたところで大きい魚だったら抜き上げができそうになく、波の高さもそれなりにありましたので3投程度ですぐにヤメにしました。

↓こんな風に地震による隆起後に結果的に丁度いい高さになったような状況の一角がありましたので、そこに入ってみましたが、波が足場に被りやすい地形で、この日の波でも少々危ない感じがしたので1投もせずに諦めて車に戻ることにしました。

まあいいんです。今後通うための事前の情報収集活動になればそれでいいのですから。

“ハッキリ凪ぎ”の日にリベンジしますよ。そういう日に再訪したらきっと良い釣りになることと思います。

車に乗り込む前に右の方向をちょいと撮影してみました。

岩の表面が白くなっている部分は地震前は海中だったところです。隆起して大気中にさらされ放しになると、岩表面にびっしり生えていた海藻が枯れて白く変色するんです。

この鼻は地震前は海中の離れ岩状態だったようですが、地震で隆起したことによって歩いて渡っていける好ポイントに変わったというように理解できます。

なんだか見た感じは例のあそこに似ていますね。なんて言ったかな、確か“弁慶”、違ったっけ(笑)。

弁慶(?)は意外と波に強い構造をしていて比較的波が足場に覆いかぶさって来にくい釣場なのですけど、ここは波に弱い構造みたいですから、しっかり凪ぎの日でないと入らない方が良さそうな気がしています。

 

帰りに弁慶(?)にも寄ってとりあえず波の状況を見てみました。

「う~ん、こりゃ無理だなあ」 釣りをするのはヤメておきました。

ここは地震での隆起が1m程度なんですけど、足場と海面との高低差は結果的に“至適”に変わった、んじゃないかなあ~と思っています。座標を選べばちょっとの荒れなら釣りはできますし、怖いと感じるような高低差にはなっていません。

 

Windy: Wind map & weather forecast

今度の土日は土曜日だけはなんとか釣り日和かな、外浦でも。

風って単に高気圧から低気圧に向かってまっすぐ吹き込むわけじゃなくて、低気圧でも高気圧でも渦を巻いて流れるんですね。低気圧は台風と同じで必ず逆時計回りで、高気圧は必ず時計回りと決まっているみたいです。なんでそう決まっているのか?「それが宇宙の法則だから」なんでしょうね。

実は最近まで知らなかったんですよ、そんなことすら。このサイトを見つけてから、土日の能登半島の風向きをかなり正確に把握(予測)できるようになり、相当に便利になりました。ていうか気が付くのが遅すぎです(笑)。

サゴシ9匹 完食

3月1日(金)の晩酌です。

 

翌日3月2日(土)の朝です。

大した雪じゃないけど、能登の海も荒れているようなので釣りはお休みにしました。3月3日(日)になっても天気は好転せず、土日2日間完全引き籠りとなりました。

 

で、ずっとこれ。

前投稿で紹介した爆釣サゴシ9匹のすべてを、3月3日(日)の夕方には完璧に完食し切りました。後半はあまり美味しくなくて苦痛に近かったですけどね(笑)。

 

で、○本式血抜きの評価なんですけどね。やっぱあんまり良くないと思いますわ。

実は5年くらい前にちょっと真似事してみたこともあるんですよ↓。

imoengineering.hatenablog.comその時は全然好感触じゃなかったんです。今回は設備はほぼ完備にしましたし、予備学習もかなりしましたから、その時よりも結果はかなり改善したとは思うんですけど、やっぱり同じような欠点を感じました。

具体的には、以下の通りです。

①水を入れるとやっぱり身が水っぽくなる。

②身中に増えた余計な水は、縦置きやペーパー保管で元のレベルにまで脱水することはできるが、旨味の水による破壊か旨味の流失が起こっている感じがする。

③念入りに血抜きしたところで、青魚の血合いは3~4日で酸化し、その部分を中心に明らかに不味くなる。この点は血抜きよりも熟成時の保管方法の方がずっと重要。PE(ポリエチレン)袋は物理的には空気を通さないが、化学的には酸素を通しまくるので、この点の対策が必要。

※PVDC(=サランともいう)は化学的にも酸素をほとんど通さないので、サランラップで丁寧に巻いてからPE袋に入れて掃除機で吸引し、それから冷蔵庫に入れるとかなり血合いの酸化進行を遅延させられるようです。まだ試していませんけど、ペーパーを巻いてPE袋に入れた魚を水に沈めて冷蔵庫に入れれば酸素の侵入をかなり抑えられるかも知れません。

※青魚でなくて普通の白身魚ならペーパーとPE袋だけで1週間くらいは持つ場合が多いと思います。

 

○○式のyoutubeって説明が全然理論的じゃないでしょ。最近はある程度具体的に理論を説明する動画も出すようになったみたいだけど、それでも結局のところ「ここ」とか「こう」とか「これだけ」とか言っているだけですもんね。やり方の具体的なところは明確には分からないし、ちっとも理論で語っていないです。

今思うと「だから好きになれないから5年間もやらないでいたんだな~」という気がします。

 

www.youtube.com

www.youtube.com

↑2本とも動画の時間尺が短めですので、騙されたと思って見てみる価値はあると思います。まあただ私もこちらの方のやり方や理論をすべて完全信奉もしないですけどね。ただ、魚の血管や循環器の構造をキッチリ理解するのにはとっても有用な教材になると思います。

 

「なんだ、あの穴って動脈じゃなくて静脈だったんだ。」

お二方のノウハウから部分的にいいとこ取りして、そのキメラ+αで自分なりの「血抜きと10日間級熟成の作業手順」を今後確立していきたいと思っています。