食品サンプルのお寿司です。
どういう趣旨のサンプルかはお教えする訳にいかないんですけど、ウチの会社の倉庫に5年くらい眠っていたものです。
これを倉庫で発見した時、私も結構気に入ったんですけど、家に持って帰ったところですぐに飽きて不用品になってしまうことは必定ですから、“誰か気に入って持って帰ってくれないかな~”と思って、ワザとらしく人目につくところに放置していました。
どういう趣旨のサンプルかはお教えする訳にいかないんですけど、ウチの会社の倉庫に5年くらい眠っていたものです。
これを倉庫で発見した時、私も結構気に入ったんですけど、家に持って帰ったところですぐに飽きて不用品になってしまうことは必定ですから、“誰か気に入って持って帰ってくれないかな~”と思って、ワザとらしく人目につくところに放置していました。
でもね、だれも興味を持ってくれなくてね、”しょうがない、まゴミ箱行きだなあ~”と思っていたんですけどね、7月10日(火)の時点である思い付きをしたんです。
つまり「あ、ええこと思いついた。これ儂が持って帰りたい。」と思ったんですね。
つまり「あ、ええこと思いついた。これ儂が持って帰りたい。」と思ったんですね。
それでね“儂が持って帰る”の免罪符を得ようと思って、このお寿司サンプルに“欲しい人にあげます”の貼紙をつけました。7月10日(火)~13日(金)の4日間だけ。
で、無事に掲示期間の4日間は経過し、誰も“私が欲しい”とは言ってこなかったので、7月13日(金)の帰宅時に私が持って帰りました。
さあ、私の “ええこと思いついた” とは?
これです。
そう、タコ釣りの餌にするのでした。
そう、タコ釣りの餌にするのでした。
こういう食品サンプルって昔はロウで作ったらしくて、今でもロウ細工って呼ばれることが多いらしいですが、今は材質は塩ビなんですって。
“ロウ”だとね、比重は1.00よりも微妙に軽いから水に浮いてしまう筈なんですけど、水に放り込んで試験してみたところアッサリ沈んでくれました。
“ロウ”だとね、比重は1.00よりも微妙に軽いから水に浮いてしまう筈なんですけど、水に放り込んで試験してみたところアッサリ沈んでくれました。
“塩ビ”はもうちょっと具体的に言うと“ポリ塩化ビニル”。
“ロウ”の定義は“炭素原子と水素原子だけ”ですが、その水素原子のうちの一部を塩素原子に置換したらポリ塩化ビニルになります。ちょっとクドイけど“ビニル”は“炭素原子と水素原子だけ”とほぼ同義です。
塩素原子は原子番号がかなり大きいので、ポリ塩化ビニルは比重が結構重い。だから、この食品サンプルはあっさり沈んでくれるんですね。
“ロウ”の定義は“炭素原子と水素原子だけ”ですが、その水素原子のうちの一部を塩素原子に置換したらポリ塩化ビニルになります。ちょっとクドイけど“ビニル”は“炭素原子と水素原子だけ”とほぼ同義です。
塩素原子は原子番号がかなり大きいので、ポリ塩化ビニルは比重が結構重い。だから、この食品サンプルはあっさり沈んでくれるんですね。
今回のタックルです。
竿は秘蔵の自称“マグロ竿”。
平成15年頃に七尾の“フィッシングオザワ”で買ったものです。
その頃って私の中のタコ釣り黎明期で、“タコ釣りに向いてそうだなあ”と思って買ったものです。
でも買った一番の理由は“めっちゃカッコええな、この竿。”と思えたからなのでした。
あまりはっきり憶えていないですけど価格は1万円くらいでした。
アホみたいに調子の硬い竿でね・・・、
20gぐらいのルアーは投げることができません。
“しなることのない棒”みたいな、屈強な竿なんです。
20gぐらいのルアーは投げることができません。
“しなることのない棒”みたいな、屈強な竿なんです。
6時半頃でした・・・、
来たよ、でっかいマダコ。
来たよ、でっかいマダコ。
この日は海の状態が良くて、漁港の中は完全サイト。
そのサイト状態で岸壁の底の隙間からタコが“寿司仕掛け”にちょっかいを出してくるのがはっきり見えました。
そのサイト状態で岸壁の底の隙間からタコが“寿司仕掛け”にちょっかいを出してくるのがはっきり見えました。
タコの足が仕掛けを絡め取る前にサッと仕掛けを引き上げ、30センチばかり沖側に再投入しました。
岸壁に張り付かれそうな気がしたのでね。それで砂地に誘いだそうとしたのでした。
岸壁に張り付かれそうな気がしたのでね。それで砂地に誘いだそうとしたのでした。
で、首尾よく猛然と仕掛けに乗ってきてタコが体全体でエビお寿司に完全に抱き着いてくれました。
“グイ”と軽くアワセをくれたら足の根元にブッスリフッキングして楽勝で取り込めました。
カニの足が写っていますけど、イシガニを捕まえて食べている最中だったみたいです。
そんな最中でも他に良い餌を見つけたら猛然とそちらにもアタックするものなんですね。
カニの足が写っていますけど、イシガニを捕まえて食べている最中だったみたいです。
そんな最中でも他に良い餌を見つけたら猛然とそちらにもアタックするものなんですね。
これで即、釣りは終了とし帰宅しました。これ以上釣れたって食べれやしないです。
大きさは私の手との比較でこんな感じ。
実測重量918gでした。
大きさは私の手との比較でこんな感じ。
実測重量918gでした。
で、暇人の私なので、ついつい今日7月15日(日)もタコ釣りに出かけてしまいました。
釣果には全然こだわっていないから、出発は6時30分とかでしたけどね。
「釣れたらリリースすればいいのさ。単にタコ釣りの修行さ。」
釣果には全然こだわっていないから、出発は6時30分とかでしたけどね。
「釣れたらリリースすればいいのさ。単にタコ釣りの修行さ。」
そんな気分の釣行だったのですけど・・・、
釣れたよ。
前日同様に海の状態は良く、完全サイトの状態で釣れました。
時刻は9時。
前日同様に海の状態は良く、完全サイトの状態で釣れました。
時刻は9時。
岸壁のヘリから30センチくらいの座標で襲い掛かってきました。
仕掛けを見つけて沖側から飛びついてきたみたいでした。
仕掛けを見つけて沖側から飛びついてきたみたいでした。
重量は595g。
食うのが大変ですけど、持って帰りました。
下調理は既に完了して、これから茹でるところです。
本当に食べ切れるのだろうか。大丈夫かなあ(笑)。
下調理は既に完了して、これから茹でるところです。
本当に食べ切れるのだろうか。大丈夫かなあ(笑)。
それにつけても、我ながら “タコ釣りってなんて面白い遊びなのだ” と思います。
服装は“庭に出る時のつっかけ履き”のまんまですしね。
服装は“庭に出る時のつっかけ履き”のまんまですしね。