いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

川でのヒスイとの出会い

さすがにもう季節的にダメっぽいですね。
シーズンオフですね。普通だったら。

でも実は先週末も1日だけ行ったんですよ。
 大雪で河原に入っていけず、しかたなく、須沢、押上、市振の海岸を探石してみましたがボウズでした。
「海岸でのヒスイ探しは冬がシーズン本番だ」って本当なのかな~、と思ってしまいたくなります。
市振のP下なんて、降りていくスロープの雪の上に足跡がなかったから結構期待したんですけどね~。

まあ、私は海岸探しでは集中力が続かなくて30分くらいでアッサリ諦めてしまいますから、各場所で2~3時間ずつとか粘れば、1~2個は見つからないでもなかったんじゃないかというような気もしますけど。

今週の土日も天気予報は最悪でしたが、昨日の土曜日にとりあえず行くだけ行ってみました。

少なくとも下流では河原の雪は平日中の雨で溶けてほとんど無くなったようで、探石は一応可能ではありました。
でも風雨(or風雪)が厳しくて、単なる自虐的荒行みたいな探石でした。

「まあ今日は“シャレのつもりでちょっとやってみた”くらいに思えばいいけど、こんなことずっとやってる訳には行かないよなあ。風さえ吹いてなければそんなに辛くもないんだけど、強い風が吹いているのが普通だよなあ~。」なんて思いながら、荒行気分で河原を歩いていると・・・、

イメージ 1
ん・・・・・。


イメージ 2
うわあ・・・。
これはヒスイで確定ですね。

これだけ目立って土の上に露出しているヒスイを発見することは珍しいです。
コンディション(天候)が最悪なのでほとんど誰にも探石されていないせいで、こういう典型的な“ヒスイとの出会い”が河原に残されているってことなのかな~、なんてちょっと思ってしまいました。

ま、単なる偶然かもしれませんが。



イメージ 3
帰宅してからの撮影です。
右側が発見時に土の上に露出していた面です。

重量は4.2kgありました。


イメージ 4
“土の上に露出していた面”が左下になった角度での撮影です。


イメージ 5
こちらは“土の上に露出していた面”を真下にしての撮影です。

イメージ 6
これも同様に“土の上に露出していた面”を真下にしての撮影です。

河原の土に対して、縦に刺さっている格好になっているところを私に発見された訳ですね。

翠色が入っているのは“土の上に露出していた面”だけでしたが、石全般的に面が綺麗に出ていて形もよく、鋭角部がほどほどに磨かれていて、形状的にはとっても良いヒスイだと思います。

透過は5mmくらいしかないのですが、まあ「透過はほぼまったくなし」っていう訳でもなかったので、上出来と思うことにします。


イメージ 7

イメージ 8
石の表面での結晶の見え具合です。

うろこ状タイプですね。

これだけキッチリ面が残っていて、その面に全般的に結晶のキラキラが見えると、それなりに見ごたえを感じます。
気合を入れて磨けば結構いい鑑賞石になってくれそうな気もしますが・・・。

すごい大変ですよね~、磨くのって・・・。

言うだけならとっても簡単ですけど。
私は磨きは自信ないです。