2024年GW10連休6日目5月2日(木)の釣行記です。
まずは・・埠頭(4月30日の4時10分~6時と同じ場所です)。風が強めで海が少し荒れて濁っていたせいか、4時~5時30分でアタリなし。私は3番手で入りましたが、その後続々と何人も釣人が入ってきて釣人の総数は15人くらいになりました。「アングラーズの釣果報告に触発されたこと」もあるのでしょうけど「連休の日数が経過していくにつれ、人々の釣果欲求が徐々徐々に連休序盤よりも高くなっていっている」っていう側面の影響が大きいのかなあ~と思ってしまいました。
図々しい釣人ばっかりで、後から来て先行者よりも奥の好ポイントに割り込んで入りまくるので釣人個々の間隔が狭すぎです。それに、中国語でも韓国語でもない不気味な外国語ででっかい声で中学生みたいなノリで終始ギャアギャア騒ぎ続けている東南アジア人4~5人の集団、なんだありゃ。よう分からんけどベトナム人やろ。メチャメチャ不愉快で耐えられんわ。あんな連中入国させちゃいけねえ、ここは日本だ。公共の場でギャアギャアやかましく騒いじゃいけない文明の国だ。日本文明に従う気もなければ、日本語喋る気もハナから無いようなヤツらはこの国から出ていけ。
釣人15人トータルの4時~5時30分までの釣果はサゴシ1匹、フクラギ1匹だけでした。“釣れない日”だったんでしょうね。5月2日(木)は一応平日なんですけどそれでこの混雑では、5月3~6日はもっと混雑するでしょうね、天気予報では5月3日以降は抜群の好天みたいだし。私は連休中はこのポイントは捨てようと思います。
で続いてはここ、七尾北湾某所のテトラ帯です。
潮の干満にもよりますが、以前は基本的にウェダー渡りでなければ到達できないテトラでした。元旦地震で隆起して長靴だけで渡れるようになっったものと考えられます。
釣りの中身はこれ、タケノッキング(タケノコメバル釣り)です。穴釣りやテトラの際攻めではなくて、前方にキャストしてリトリーブする釣法です。
ここでのタケノコメバル狙いならアッサリ何匹か釣れるだろうと考えての“ボウズ逃れ趣旨”全開で来訪したのですが、意外なことにアタリはまったくありませんでした。以前はこの釣法でポンポン釣れたんですけどね~。根魚だから一旦釣り荒らしちゃったら、以降はもう何年間も釣れなくなってしまうものなのかあ~、と思ってしまいました。
この時点で時間は9時です。帰宅してもいいのですけど、連休中ながらこの日は一応は平日なので「もしかして混んでいないかも」と一縷の望みを託し“弁慶”を覗きに行きました。
到着した“弁慶”の状況です。まさかの0人、波はちょっとありますが“危険”の領域にはほど遠く十分釣りOKのコンディションです。嬉々として入って行きました。
しかし約2時間のルアーキャストでアタリなし。他に2人入って来たので、場所を譲る意味も含めてそこで終了にしました。
そして帰路に着きます。
途中のサーフが凪ぎ状態っぽかったので「ナブラでも出ていないかな~」くらいに思ってちょっとだけ覗いてみました。
地震の影響ですかね、以前よりちょっと深くなっている一帯があるように見えました。「これだったらマゴチとか着いてへんかな~」くらいに思い↓こんなタワケた格好で釣竿だけ持って赤矢印のテトラに乗ってルアーを右の方から扇状に続けてキャストしました。
ちなみにルアーはコイツ。「ダイソーVJ28g黒塗りチューン(笑)+フラッグカール油断カタクチ」です。
前方を12時の方向として、3時、1時半、12時、10時半と投げると10時半方向へのキャストで竿先が重くなりました。
「冷やかし気分のこんなとこで釣れる訳ないわな、海藻かなんかに決まっとる。」
「ん?」
「あ、いや、動いとる。魚の暴れが伝わってくる。なんか魚が喰ったわ、間違いない。」
冷やかしでちょっと投げてみただけのつもりでしたが、意外にも何か魚がヒットしました。
「まずマゴチやろ。まあまあか、50cmくらいか。」
「えっ」
「ヒ・ラ・メ・!」
なんとヒラメのデッカイやつです。興奮を抑えスーッと岸まで寄せ、一気にぶっこ抜きました。
テトラの手前のコンクリートに落とそうとしてテンションを抜いたらそれでフックアウトしちゃったんですけど、魚が転げ落ちたテトラ帯が海抜0m以上でしたので無事に取り込みできました(時刻は12時43分です)。口吻や顎の硬いヒラメなのでフックを貫通させるために本当は鬼アワセ的なフッキングを入れるべきなんですけど、「最初の時点でどうせマゴチと思ったこと」と「ヒラメと分かった時点以降は興奮して判断力が崩壊していたせい(笑)」でフッキングしなきゃいけないという思考が出てきませんでした。あぶねえ、あぶねえ。まあだけど、寄って来た時点でラインを緩めたり動きを一旦停めたりすることなく魚に暴れる隙を与えず一気に抜き上げたっていう判断は正解だったとは言えると思います。
凄くでっかく見えたので50cm以上あると思いましたが、全長の実測値は48.3cm。重量は1220gありました。以前名舟で釣った48cmのヒラメは1075gでそれでも身が厚いと思えたくらいですので、今回の1220gはかなり分厚いです。横幅が広いタイプの体形のヒラメだということも重量の数値が大きいことの一因になっているかもしれません。
名舟の釣果→ ヒラメプロジェクト結実 - いも工房
前投稿で以下【 】内の通りの記述をしましたが、結論とはいかないまでも、塗工した翌日にいきなり“やっぱり”な感触を得るとは。偶然の要素が殆どかもしれませんが、まさに“我が意を得たり”で、もうメチャメチャ嬉しいです。
【28gを使い始めた直後から思っていたんですよ「28はちょっとヘッドがデカすぎてヘッドの銀ピカが目立ちすぎるなあ~、このせいで見切られてしまって喰って来にくいとかってあるんじゃないかなあ?」みたいなことを。その“見切られ”の対策のつもりでヘッドを黒塗りして目立たないようにしてみたのでした。22gも黒塗りしたのはそのついでです。
果たして吉と出るか凶と出るか、それとも別に差は無くて同じことか。その結論の感触を掴むまでにはかなりの月日を要しそうですね。】
場所の選択とルアーの選択が、これまでに自分の取り組んできたヒラメプロジェクトにおいて徐々に育て上げてきた自流そのもののノウハウで、釣果もヒラメプロジェクト開始当初に考えた「ルアーキャストでサーフで50cm以上のヒラメ」にモロに合致(全長は微妙に未達ですが)しているとみなせるので、私のヒラメプロジェクトはこれで一旦完了にしたいと思います。次回からこのブログでの釣行記報告投稿は、単に“釣り”という別のカテゴリーを新たに立ててその中で行おうと考えています。
ちなみにこのヒラメの胃の中は空っぽでした。「ヒラメやマゴチがあの一帯に居着くなら、あの深くなっているエリアの全体に対して一番見通しの効く中央のあの辺りだろう」っていう予測はピタリ当たったものと思いますが、ベイトが多数居る状況でもなく「ふら~っと迷い込んで地形が気に入ってしばらく居着いてみただけ」ということなんじゃないかな~と思っています。私に釣られなかったとしても、いつまで待ってもベイトが来ないからしばらくしたら他所へ行ってしまっていたんじゃないかな。