いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

リヤバンクもポート加工だけ完了

リヤバンクもポート加工だけ完了しました。

なんですけど、ひとつ不安材料が出てきてしまいました。


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リヤバンクの左側気筒の外側のインレットポートシートリングです。

鉄錆のような色をしている一帯があります。
そんなモロでもないと思いますが、錆を吹いていた痕なんでしょう。
痩せているかどうか微妙なところくらいですね。
当たり部の最も内側の部分は残っているっぽいですが・・・、

オイルを塗っておくだけで錆が止まるかどうかも不安です。

このまま組むという手法以外のスキルがないので。不安ですが擦り合わせずにこのまま組みます。
本当は擦り合わせその他を実施したいところなのですが。


このリヤバンク、
今乗っているRVFに載っかっているNC30エンジンを製作した時に、急遽このヘッドに変更しようかと思って触り始めて、結局は使わないことにして保管していたものです。
バルブの方のシートリング当たり部にだけオイルを塗ってコッターまではめて再組み付けし、室内で保管していました。確か去年の9月頃です。
その時点で錆びていたのなら良いのですが、9月からの保管中に錆びたとなると、もう処置なしですね。
ま、9月の時点で錆びていたんだと思いますけど。


イメージ 2
こちらは“やってしまった”の図です。

シートリングの当たり部に作業中のドリルのヘッドが当たってしまいました。
リヤバンク左側気筒の内側のエキゾーストポートです。

特に問題はなさそうに思えますが、この程度でもヘマをすると一気にテンションが下がります。


錆の件と併せて、
「リヤバンクのシリンダーヘッドは車両に乗せたままでも着脱できる」
という救いが一応ありますから、調子が悪かったらリヤバンクのシリンダーヘッドだけ別の物に乗せ換えるという方法で対応することにしておきます。


イメージ 3
リヤバンク右側気筒のエキゾーストポートの間です。
露骨なポッチが2つあります。

このポッチ、89年式からのNC30エンジンすべてにあります。もちろん同じ位置に。

燃焼室の容積あわせ目的にしては小さすぎる気がしますので、単なる“対策されていない不要な突起”だと思えますが、どうでしょうか。