いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

とりあえず排気漏れ対策

とりあえず排気漏れ対策をしてみました。

エキパイに塗るガスケットは目立たない色の方がいいかと思って、KE45を使ってみました。

半透明で乾きが比較的早く、硬化後の強度も比較的硬めです。
ただし耐熱温度や接着強度ではウルトラカッパーに劣る気がします。
KE45の場合、色が何種類もあります。透明(実際は半透明)はTあるいはTM、
商品名はKE45-TあるいはKE45-TMです。(トウメイのトでTって、悪いけど笑えますね)
イメージ 1

イメージ 2
こんな感じに塗ってみました。この画像は完全に硬化した後の状態です。

面倒なので外側から塗りつけて覆っただけですが、こんなだだくさ塗りでも何とかちゃんと封緘できたみたいです。見栄えは良くないですけどね。
走行してエキパイに熱がかかると白濁するので、この画像よりももう少し見栄えが悪くなります。
再度冷えれば、この画像と同じ色に戻るんですけど。

ちなみにリヤバンクのフランジ部分(エキゾーストポート出口)には塗りませんでした。
ものすごく塗りずらい場所なので。ま、後でそのうちに塗りましょう。
それと、サイレンサーの差し込み部分も塗っていません。時々サイレンサーを色々と入れ替える予定ですので。


で、その排気漏れ対策の効果ですが、ろくすっぽ期待もせずに、今日試乗してみたところ、
“あれ、気のせ・・・?”
“そんなモロでもないけど・・・”、“う~ん”

気のせいじゃないと思います。結構良くなりました。意外です。
5000~6000rpmあたりで不調なのは同様ですが、このくらいなら峠でも我慢して乗れないことはないってくらいの感じに改善されました。
つるるん小町の度合も少しだけ上がったような気がしました。

ですが、
“アレッ、良くなったか。別にならなくてもいいんだけど。予定が狂ったな、どうしよ。まあいいか。”
これが本音です(笑)。

帰宅してから、同調を確認しました。
実はファンネルを入れ替える気満々になっていたので、超ロングファンネルにダメを出したい訳ですね。

結果は以下の通りでした。アイドリング調整スクリューで回転数を徐々に上げながら記録しました。
測るべき回転数から微妙にずれているのは“デジカメで撮影して記録する”という方法で記録したためです。
rpm  左前 左後 右後 右前
1400  17.3 20.1 19.2 19.6
2100  20.0 23.2 23.9 20.8
2900  18.9 20.1 21.7 19.7
4000  21.5 25.0 26.6 23.3
4900  22.3 23.1 24.5 24.0
6100  21.3 25.3 27.3 22.4
6800  21.9 25.6 27.6 22.9

これでも、エンジンを載せた時に低回転(一応1500rpmで)で同調合わせ済みなのですが、隣の家に気を使うせいで、いい加減なまま適当にさっさと終わらせてしまっています。
それと後気筒は敢えて少し高めにしてあります。超ロングファンネルのせいで、回転数を上げると前気筒の負圧が高めになっていくと予想していたせいです。

今日の作業は同調というか、負圧バランスの確認だけです。調整はしていません。

私の予想はズバリ外れました。回転数を上げても各気筒間の負圧バランスは基本的に変わっていません。

ですのでファンネル入れ替えは延期することにしました。
しばらく微調整を継続することにします。


上記の負圧のデータをコピーして、エクセルに貼り付けてグラフにしてみると分かるんですが、
・3000rpmと5000rpmで負圧が下がっている。
・5000rpmの前バンクだけ違う挙動をしている(負圧が高くなっている)。
ってな考察もアリかもしれません。

トルク不足な部分と負圧低下がリンクするとの試乗インプレが得られれば、今後の調整の方向性が見えてくるんだけど。

という訳で、インプレ採取の目的を意識してウロチョロ走り廻ろうかと思います。