いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

豚鼻ダクトのスポンジ

今日(土曜日)は、同調の再調整を行ってみました。

前投稿での予告通りに2100rpmでの調整です。
今日も近隣の状況が思わしくなくというか遠慮を要する状況でしたので、程々以下にサクサクっと済ませてしまい、結構チャランポランです。

で、試乗インプレは、“やっぱり”で、特に変化はありませんでした。
あれ(前投稿の状態)くらいで十分なんですかね、同調って?

という訳で次の改善案を打たなければならなくなったので、とりあえず豚鼻ダクトをNC30用に替えてみることにしました。


イメージ 1
替える前のRVF用の豚鼻ダクトです。

劣化して崩れかかっていますが、エアの通路を狭小化するスポンジが装着されています。
メーカーのHP上の見解によれば“吸気音の低下のため”なんだそうですが・・・。

私はこの胡散臭いスポンジを敢えて残してキャブを組んだ訳ですが、その理由は以下の通りです。
『このスポンジあり状態に合わせてバキュームピストンのリターンスプリングを設計してある筈だから、スポンジを除去してここを拡げてしまうと、負圧不足になってバキュームピストンの浮き不足が起こるかもしれない』と考えたから。

なんですけど、5000回転近辺の不調対策案が必要なので、ここに手をつけることにしました。
スポンジの付いていないNC30用の豚鼻ダクトに変更します。
おそらく違うのはスポンジの有無だけで同一の部品です。

早速の試乗インプレは、
“あらっ!、入るね。”
でした。
大して変わらないと思っていたんですが、明らかに吸気量が増えたみたいです。

適当測定ですが後で豚鼻ダクトの内部を測ってみたら、
「元々の通気路の高さ29mmに対して、スポンジで5mm狭くして24mmにした」
というようなイメージでした。

入るようになったのはいいものの、不調の5000回転近辺を中心に“明らかに薄くなった”と感じたので、とりあえずジェットニードルのシムを入れて濃い側に振ってみることにし、おもい切って2枚ずついれました。

またまた早速試乗したところ、濃い薄いについてはかなり良くなっていました。
ですけど、5000回転近辺が不調なことについては基本的には同じのようです。

つまり「濃い薄い以外に、何らかの根本的な要素において状況がよろしくない」と予想される訳で、そこの制覇が必要ってことになりそうです。


この投稿で触れている要素でもありますが、これまでの経験その他から
「バキュームピストンの浮き不足」
が一番怪しいように思います。

以降はその線での調整をしてみます。