いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ザリガニ号の同調調整

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ザリガニ号の同調調整の光景です。
近隣の部屋からウルサイって言われないとも限らないので、こんな離れた場所で実施しました。

ちなみに、このサイレンサーはJhaのガナドールの差込み径45mmφのものです。
おそらくCB400SF用の部品だと思います。

さらにちなみに、右上に写っている駐輪場が“ザリガニ号駐車場”兼“私の夜の喫煙場”です。


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参考までに。

真鍮製の長い棒のアタッチメントは使用していません。
 左後ろ気筒に“ガソリンタンクへ負圧を供給するチューブ”を差し込むための真鍮製ニップルみたいなヤツがどの車両にも付いていますが、あれを3つ余計に入手してこれを同調メーターに繋ぐ黒チューブにセットし、さらにOリングを付けてあります。
 黒チューブの剛度のおかげで、このままかんたんにエンジンの負圧取り出し口にセットできます。
楽ですし、リークの恐れ、破壊のリスクも小さくおススメです。
(右端の1本は、上述の“ガソリンタンクへ負圧を供給するチューブ”をガソリンコックの方から引き抜いて、それに連結する格好になります)

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同調を調整する前の負圧の状態です。
画像の左から、
左後気筒、左前気筒、右前気筒、右後気筒です。

左後気筒(15)、左前気筒(18.5)、右前気筒(21)、右後気筒(15)
ってなところでしょうか。

左右バランスはまあまあだけど、前後バランスは結構悪いです。
でもこれは“バランバランに合っていない”というレベルではないですね。

低回転のトルク不足の真因とはちょっと思えないなあ~。


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とりあえず同調を合わせました。

まあ程々に4気筒の負圧が合致してくれたと思います。

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これでエンストしていません。
(私の顔が映り込んでいたので、一部ボカシを入れてあります)
トータル的なエンジンの状況はまあまあだということでしょうか。

でもね、実はこれで1500rpm未満にするとアイドリングが安定しないんですよ。
それはつまり、多分アイドリング近辺の燃料が足りていないということなのだと思います。

でもパイロットスクリューの戻し回転数は4気筒とも2.5回転。
キャブ中のパイロット系の燃料供給ラインが詰まり気味なのかもしれません。


低回転のトルク不足について、試乗して試した感想は・・・、


「まあまあ改善されたけど、やっぱり3000回転以下のトルクが小さすぎる」
と感じました。

確かNC35の3000回転の弱さは“3000回転近辺だけ”で、アイドリング近辺は普通にトルクがあった筈。
今のザリガニ号は500回転くらいから3000回転くらいまで全部ダメ状態です。

3000回転以下とか、アイドリング近辺とか、エンジンをかけた時とかに、サイレンサーの中か後ろでよくパンパンとアフターファイヤー音を出しているから、やっぱり“薄い”に類する原因による不具合症状なのかもしれません。

まあでも、それだったら“NC35カムのせい”ではないから、それはそれで歓迎の方向と言えますけどね~。
 一応エンジン車載のままできないこともないんだけど「カムの交換+タペットクリアランス調整」なんて、手間が掛かりすぎてやりたくないです。


次の対策メニューは駄目元で
 “ターボフィルター” から “純正エアクリーナーに戻す”
でもやってみましょうか。