いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

アテにならない投入ネタ(5)

タヌキ:そうか、なんで焦げんのだろうな。
     お前なりに、なんか一つ二つ理由の仮説はあるんだろ? なんでだと思っているんだ?

私  :は、はい。まずですね、あまり距離を走っていません。 それに廻さないので。

タヌキ:そうだな、お前は整備を楽しむ方で、乗る方はメインじゃないからな。
    乗り方もヘタッピーだからあんまり廻さんはずだ。 どのくらいだ。

私  :はい。距離は、よっぽど乗っても年間2000キロくらいで・・・、
    他の遊びに凝っている年は年間で200kmくらいしか乗らないこともあります。
    回転数は8000回転以下とか、そのくらいです。

タヌキ:なるほど、それじゃ、そもそもその時点で発電の装置に大した負荷が掛からんから、
    それで焦げんっていうだけのことかもしれん、それは十分にあり得るな。
    でも違うかもしれんぞ。お前のことだ、カップラーとかのメンテはちゃんとやってあるんだろ。

私  :はい、やってあります。
    日立を入れる前から、カプラーの端子の接触の状態にはかなり気を使ってました。

タヌキ:ジェネレーターのカップラーも、レギュレーターのカップラーも、端子と銅線の接触状態もだな?
    端子の酸化皮膜は削り落としたな? そうだな?

私  :は、はい、仰る通りです。  
    それと・・・。

タヌキ:それと?

私  :はい、あの、知り合いに教わりまして、レギュレーターの出口の赤と緑を新たに線を引っ張って
    それでバッテリーに。

タヌキ:何のことだ?よう分からん。 

私  :はい、それについては実は写真を撮ってあります。

タヌキ:ほ~お、少しは学習したな。どれ、見せてみろ。

私  :はい、こういう風に・・・。
イメージ 1

イメージ 2

タヌキ:おーお!これか。分かった分かった、“レギュレクのダイレクト返し”な。
    別の車種だけど俺もやっとったことあるわ、友達に教えてもらってな。
    バイク屋でも使うことのあるワザだって言っとたぞ。理屈はイマイチ分からんが、
    これは効果あるんかもしれんな。
    だけど・・・。

私  :・・・?

タヌキ:これ、緑しか繋いどらんのでないのか?
    俺は緑も赤も両方やっとったぞ。 赤がプラスだな、 赤は繋がんでいいんか?

私  :はい、実は私も最初は両方繋いでいたんですが、途中でネットの書き込みで見つけまして、
    「プラスでそれをやるとヒューズのバイパスになるから危険かもしれない」と。
    それで、念のためプラスは繋がないようにしたんです。

タヌキ:ふ~む、なるほど。そりゃそっちの方が正しいかもしれんな。
    けど、緑だけだと効果半減とかになるんじゃないか。どうだ?
    緑は「フレーム入口のマウント」と「フレーム自体」と「フレームから出るとこのマウント」で
    悪い条件が3箇所もあるからな。緑だけやれば十分ってことか?

私  :す、すみません。それはちょっと分からなくて何とも言えません。

タヌキ:まあいい、分かった。他には?

私  :この他にはちょっと・・・。

タヌキ:フライホイールの磁石が死にかけでロクロク発電しとらんとか、
    ACジェネレーターも半分死にかけでろくすっぽ発電しとらんからあんまり熱が出とらんとか、
    案外そんなんかもしれんぞ。
    夜にライト点けて走ったら、バッテリーの充電量がだんだん減っていくんじゃないのか?

私  :それは・・・、 私は夜はまったく走らないので、その点はちょっと。

タヌキ:ま、それは冗談だ。それはまあないだろう。



タヌキ:よし分かった。起案には至らんが、お前にしてはマアマアだ。褒めてやろう。
     褒美に最後にひとつ教育してやる、ありがたく思え。

私  :は、はい。ありがとうございます。

タヌキ:よし、我社の社訓を言ってみろ。ここで唱和しろ。

私  :は、はい。
    「自分の体は自分で守る」 「決めたことは必ず守る」 「不安全・・・」

タヌキ:アホか、それは安全三訓だ。 お前もしかしてワザとやっとるだろう。
    社員証の裏の左の下に書いてあるあれだ。
    社員証取り出してカンニングしても構わん、唱和しろ。

私  :あ、あれでしたら憶えています。大丈夫です。
    「信じるか 信じないかは あんた次第さ」であります。
    →参照リンク

タヌキ:ようし、いいだろう。
    次はテストだ。
    「騙された私がアホやねん」「アホが見るう~、ブタのケツう~♪」
    この2つの言い回しの意味するところは、我社の社訓と同じか違うか、どっちだ?

私  :えっ、そ、それは・・・、

タヌキ:かんたんな筈だぞ、どっちだ?

私  :・・・・・・・・・・・・・・。そうか、分かりました。
    一見同じような意味のことを言っているかのように思えますが、違います。まったく別だと思います。

タヌキ:ようし、上出来だ。  よしっ、この件はここまでだ、また会おう。
イメージ 3

そう言い残してタヌキ事業部長はアッサリと去っていってしまいました。

 オシマイ



解説:過去の自己インプレからして、NC35エンジンに入れる場合はほとんど期待できないんじゃないかと思っていますので、参考までに。→NC35エンジンに入れた時の私のインプレ