いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

キジハタ釣り 富山湾 灘浦海岸

ついつい行ってきました。あのポイントの釣果の再現性(≒期待値)を確認したくて。

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着いたのは2020年8月16日(日)17時20分頃でした。

ですが、なんとそのポイントに先行者が3人も。

 

その場所って、この漁港の中では一般的に“良ポイント”とは見なされていないんです。だから人が居るのを見たことってほとんどないような気がするんですけど。

土曜日に私が29~30cm位のキジハタを釣った時には、反対側の「一般的にこの漁港内のNo.1ポイントと見なされている場所」に3人ほど居たのですが、私が釣ったところを見ていたのかな? まあいいけどさ。私はポイント情報を隠して独り占めするのってあんまり好きじゃないし。

 

しょうがないので「一般的にこの漁港内のNo.1ポイントと見なされている場所」の方に入りました(私の他には釣り人は1人だけでした)。

で、シンゾーベイト4インチシルバーシャイナー+7gフックのファインの新ロットでキャストを開始しますが、まるっきりアタリが来ません。まあまあ深くて漁礁の岩や海草群もあってキジハタなら幾らでも居そうな感じの場所もふんだんにあるんですけどね。ここってホント何にも釣れないんです、私のイメージの中では。私は過去に何回も来ていますが、アナハゼ以外に魚釣れたことが無いですからね、ここでは。

常に何人も釣り人が入っているような場所なんで、釣り荒らされてしまっているのだと思います。

「こんな良いポイントなのに、やっぱりダメなんだな、ここって」そう思うしかありませんでした。

 

で、ポイント内の様々な場所をウロつきますが、なんの反応もありません。フグアタックがたまにあるだけです。

 

「もうそろそろ暗くなる。とりあえず視界が限界近辺の暗さになるまではやろう。」

「場所はここ、海草群の際だ。この一帯にこの時間にシンゾーベイト投げ続けて、1回もアタリ来ないなんて有り得ん。釣り人が来すぎて場所がもう終わっちまってるんだろうけど、この堤防の中で一番期待できる場所は、この海草群の際の筈だ。」

そう思って、既に何度もルアーを通した場所ですが、その海草群の場所で再々キャストを繰り返します。

 

もうかなり暗くなった18時56分、 シャクり中に突如“ガツン!”と重量感のあるアタリ、

「うわっ!やっぱ居ったか。暗くなり始めてやっと喰う状態かよ、このポイント。」

でっかいみたいです。土曜日のキジハタと同じくらいかも知れません。

ロッドはカツオ竿でラインはPE3.0号ですから、問答無用のゴリ巻き。“根に潜る”は最初から不許可です。

 

「う~ん、30cmあるな、こりゃ」

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実測した全長は31.5cmでした。爆裂ナメラって言えちゃうレベルの大きさですね。アラ△グマ水族館1名増員です。

あそこの漁港もやり方次第ではこんな大物が釣れちゃうんですね。意外でした。

 

漁港を後にする時、時計を見たら19時12分、カンテラなしでの釣りはほぼ無理なくらいの暗さにまでなっていました。

朝マズメも夕マズメもそうなんですけど、暗いか薄暗いかの状態だとね、蚊が結構寄ってくるので、それって相当に苦痛なんですよ。やたらとでっかい海の蚊でね、刺される時に“痛っ!”て思うくらいなんです。ただ幸いなことに痒さとその持続時間は普通の蚊の半分くらいで済みますけどね。

この蚊の対策用としてエアゾールを持っていったりもしているんですけど、暗いとあんまり使えないんですよね、当たり前ですけど暗ければ敵である蚊が見えませんもんね。だから暗い時間帯の釣りって、蚊の来る漁港ではそうそう長時間やっていられるものじゃないんですよね~。

富山湾能登半島の漁港の半分くらいはこういう風にマズメ時間帯に蚊に悩まされます。ただ、蚊が来ない漁港も普通に一杯あります。