いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ぶっ飛び君ミディアム(21g) ブルピンイワシ

土曜日の釣果が大ハズレだった理由を解析する一助にしたくて、

日曜日(10月18日)も伝説のヒラメポイントに行く気満々だったのですけど、体が疲れていて日曜日は結局行けませんでした。

片道約130kmもありますからね。伝説のヒラメポイント3連荘は私には無理でした。

 

という訳で、その代替のような位置付けのつもりで、朝6時半くらいの出発で内灘河北潟河口周辺サーフに出掛けました。

ルアーは同じ“コアマンVJ-22の沖堤イワシ”です。

 

でも、釣れるわけないですわ(笑)。元々今まで釣れたことないんだし、やっぱり金沢や羽咋のサーフなんて超遠浅でルアー釣りなんてやりにくくて敵わないです。

 

おや、こんなものが居ましたよ。エチゼンクラゲですね。

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エチゼンクラゲって食用になるって聞きますけど、ホンマかいな なんて思っちゃいました。

 

その後は、大野川河口(=金沢港)のからくり記念館の前→かほくの高松サーフ→羽咋川河口とはしごしましたが、アタリのかけらすらありませんでした。

「こんな超遠浅でヒラメ釣りなんて無理に決まってるよな。漁港の防波堤で青物狙いでもするか。」そういう風に方針変更して、ここに行きました。

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どこだか分かります? ヒントは“荒城の月”、“石川県”。

 

先端まで行って、こんなところでキャスティング開始です。ルアーはぶっ飛び君ミディアム ブルピンイワシ

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はるか遠くに微妙にナブラみたいなものが見えたりするものの、まるっきり届かないので期待もせずに投げ続けていると・・・、

ガッツン・・、 来ました。

「でもまあ、サゴシだろうな」と思いつつリールを巻くと、案の定サゴシでした。40cmちょいくらいだったと思います。家の冷蔵庫にはまだヒラメが2匹居るので、このサゴシはリリースしました。もうちょっと大きかったら、持って帰りたいところですけど。

 

その後、ポンポンとサゴシが釣れました。

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写真撮影をしたのはこの2匹だけですけど、短時間でトータル5匹のサゴシが釣れました。

大きさは、小さいヤツで40cmチョイ、大きいヤツで50cmくらいかな~と思います。測っていないですけどね。

「う~ん、大きさ的にもう一声だなあ~」と思って、釣れる度にすべて即リリースしました。

もうちょっと粘って60cmくらいのヤツが掛かるまで頑張っても良かったんですけど、これ以上人前でリリースを繰り返すわけにもいかないと思って、5匹釣れたところでヤメにしました。

 

今回は12時10分~12時50分くらいの間にポンポンと5匹釣れて、ほとんど爆釣に近い状況でしたけれど、私が入ったタイミングの直後から急に釣れ出したみたいでその点ではメチャメチャ運がよかったです。

こういう状況がしばしばあるのなら、この漁港にちょくちょく通いたい気もしますが、特に今はイカ釣りエギンガーの人達が多くてメッチャ混んでるんですよね~。私の場合は釣り場の選択は、釣果期待値よりも“混んでいるかどうか”の方がよっぽど重要だったりします(笑)。誰も居ない閑古鳥なポイントが至極なんです、私にとっては。

ま、いいか。どこへ行っても何も釣れなかった時はここに寄って青物を狙ってみることにしよう。

 

という訳で○廉太郎漁港からは去ることとしましたが、不燃焼なのでそのまま氷見市の某漁港に寄り、青物狙いなのかヒラメ狙いなのかイマイチはっきりしないような気持ちでぶっ飛び君ブルピンイワシを投げ続けました。

その漁港の外側はパッと見では完全砂浜に見えるので「まあ大丈夫だろう」くらいに思って、ヒラメ狙いの意図でついつい“ルアーの着底”をやり初めてしまいました。“一旦着底させてから巻く”だけであって、ボトムを意識したままリトリーブするのではありませんから、根掛かりリスクはほぼないだろうと思ったのですけど・・・、

着水後の着底をやり始めてから5回目くらいだったかな? リールを巻き始めた時点でグイーと重くなっていました。

「いや、これやばい!」

「なんだ、ここの海底、やっぱ岩とかゴミとか少しはあんのか?」

糸が切れるテンションの8割くらいの力で引っ張ってみますが、外れる感じは微塵もありません。

「ダメだ、やっちまった。多分アウトだ。」

「フックを新調してがまかつの屈強なヤツに替えてあるから、フックが負けて伸びて

てくれる可能性もあんまり期待できない。」※ラインがPEの2.5号か3.0号だと、根掛かりしても、フックの方がラインのテンションに負けてフックが伸びてルアーが無事戻ってくることが多いんです。

 

覚悟して、フックかラインかの何れかが負けるまでラインを渾身の力で引っ張りました。

結果はラインの負け。ショックリーダーをルアーの側に残して、PEラインの先端でテンションオーバーでラインブレイクしました。

 

失ってみて初めて分かる。この“ぶっ飛び君ミディアムブルピンイワシ”は私にとって、No.1の釣果実績ルアーであり、一番大事な盟友ルアーなんです。

70cm超え3匹を含むスズキ8匹を釣り、魚の歯で表面がガリ傷でボロボロになっているけれど、今回もサゴシ5匹をポンポンと掛けた、性能的に超優秀な相棒ルアーですが、私の不注意、不必要な着底挙動をさせたせいで、突然のお別れとなってしまいました。

 

ぶっ飛び君ミディアム ブルピンイワシをもう1個買えばいいだけの話だといえばそれまでですが、買い換えればいいというような簡単な話でもないなあ。

 

あのぶっ飛び君ブルピンイワシに私はもの凄い愛着を抱いていたことに、今更ながら気付かされてしまいました。