いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

狂い咲き

2022年11月25日(金)の夕飯です。

あったかいヤツが食べたくなって、かけ蕎麦にしてみました。こんなに寒くなってきているのに冷たいざる蕎麦ばっかりだと、やっぱり胃に負担がかかるんですよね。これはこれで抜群に美味しかったですよ。ワサビがあまり活きないっていう欠点はあるんですけどね。

 

さて釣行記です。11月26日(土)朝6時30分、いつもの“ウェダー渡りテトラ”に到着しました。お見事な凪ぎですね。

空き地に駐車しリヤのトランクを開けて装備を身に着けたりして釣りの準備をしていると、車が1台やってきました。そして迷わず同じ空き地に入ってきて私のすぐ隣に駐車しました。で直ぐに降車してきました。

「え、それ普通せんやろ。儂のブログ読者か?」 私が車の外で色々作業している状態で迷わず隣にスカッと駐車してサクッと降りてくるなんて普通はやりません。私を警戒して様子を観察しながらソロソロとゆっくり入ってくるのが普通です。

だから私のブログ読者かと思いましたが、こちらを見ている風でもないし何も話し掛けてもこなかったので、私も特に反応もしないでおきました。で、私はテトラに渡って釣りを開始すると、その車の2人組も浜に入ってきました。

「何だろう?釣り竿を持っているようには見えないな~」等と怪訝に思いつつ私は釣りを継続します。しばらく経ってもアタリがないので隣のテトラに移動しました。そのテトラの目の前で件の2人組が何かをしていたので「あっちのテトラに近寄って行くと気味悪がられそうだなあ~」とは思ったんですが、そしらぬ振りをしつつ目の前を通過してテトラに渡りました。その時に視界に入って分かったんですけど、2人組は養生シートのような御座を敷いてその上に座って、なんだかアウトドアレジャーのようなことをしていたようです。

 

7時4分、アタリが来て無事に取り込みできました。

マゴチ、実測全長48.0cm重量790gです。バカでかくはないですが、肥満度十分のとっても状態の良い個体です。

この日はモロにベタ凪ぎでしたので、サーフの波打ち際でこんな風にストリンガーキープしました。

この後特にアタリは来なかったので、奥の方のテトラに歩いて移動することにしました。ストリンガーとマゴチはこの場所にそのままにしておきます。帰りに回収すれば良いだけのことなので。

目指すテトラはこの画像の奥の方です。

てかあれ、途中のテトラに人が渡っていますね。ここはウェダーで渡れる水深ではなく、私が浮き輪渡りを画策しているテトラなんです。良く見るとミニボートが横付けしてあるので、それで渡ったみたいですね。

この人たちはルアー釣りでなくてコマセ釣りをしているようでした。ということは私のルアーフィッシングとは競合しませんから脅威にはなりません。ホッとしました。

で、これのもうひとつ奥のテトラに予定通り歩いて渡りました。

そしてフラッググラブの油断カタクチを投げると、1投目でなんとスズキが4~5匹も目の前までチェイスしてきました。見た目では“小さい奴で40cm、大きい奴は60cmくらいかな?”というような感じでした。その後も“4~5匹で”ではないですがスズキのルアーチェイスは続き、私が見ている目の前でもろサイト状態でルアーを咥えて貰えるっていう事態が3~4回も発生したんですけどね。テトラからの距離が1mくらいの位置でロッドを煽る余裕がほとんどなかったせいか、1回もまともにフッキングさせられずヒットにまで至りませんでした。そうこうするうちにスズキ達は徐々に警戒モードに移行していったようで、ついには一匹もチェイスしてこなくなり、ルアーをフラッグシャッドに替えたりしてみましたが最終的にはまったく反応しないようになってしまいました。

わさびプロジェクトを始めてからスズキの釣果を得たことはなく、自生ワサビでスズキの刺身を食べてみたいとずっと思っていたのでメッチャ悔しかったです。でもまあいいです、これでスズキが釣れてしまったりすると、翌日の日曜日に釣りをする理由がなくなってしまいますから、楽しみは翌日に先送りと考えることにして、あまり悔しがらずにこのポイントからは去ることにしました。

マゴチを回収するためにストリンガーのところに戻り、魚を車に積み込む作業を開始しました。そうしたら件の2人組もゴザから立ち上がって歩き出したように見えたのですけど、別に私のところまでは近寄ってこなかったです。

で、車にマゴチを積み込んで少し北のポイントに車で移動を開始しました。それが8時23分頃のことです。

その少し北のポイントでルアーを投げ始めましたが、特にアタリもなく、どういう訳か海も少し荒れていたので即終了にし、帰路に着くことにしました。

ウェダー渡りテトラの空き地のところまで戻ってくると、件の2人組の車が既にありません、時刻は8時50分くらいです。

まだ少し薄暗い状態の6時30分からサーフの砂浜でゴザ敷いてアウトドアレジャーして8時30分過ぎにはもう終了して帰宅するって・・・、 まあ普通に考えて変です、あり得んわそんなこと。「儂が帰ったから、居てもしかたなくなって帰った」という風にしか思えないなあ~。

「悪いことしちゃったかなあ~」と大いに思いますけど、まああの状態で私の方から話し掛けるなんてまず無理です。そんなことしたら、ただの“変なオジサン”ですから。

 

帰宅してアラ△グマ水族館をセットしました。時刻は9時56分です。

 

当日の12時半頃の撮影です。自生ワサビのキープ設備です。

常時井戸水をちょっとだけ掛け流しにしてあり、ワサビは土の上にチョンと乗せるだけで埋めていません。この方式だと “折れたり傷だらけになったりして、よっぽど細菌腐敗リスク高の状態” になってしまったようなワサビでない限りいつまでも保管が効くようです。

手前側の“葉っぱがショボい奴”は11月23日(祝)に利賀で採ってきたばかりのものですが、上の方の葉がこんもり茂っている奴はもう家に持ち帰ってから軽く1ヶ月を越えています。保管できているだけでなくて、ちゃんと育って葉っぱがザクザク増えています。ヒゲ根からさらに細かい白い根が生えて土の中に潜りこんでいっているんですよ。

 

「おや!」

撮影日は11月26日ですよ。ワサビにも狂い咲きがあるんですね。