いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

島尾海岸 本ハマグリ、サルボウ貝、バカ貝、アリソ貝、マツヤマワスレ

新年2024年1月2日はこんなところに出掛けてみました。

ルアーを投げていても何も反応は無かったのですけど、ランガン中に目の前をふと見ると、微妙な離岸流状態になっているある一箇所に生きた貝が溜まって石と一緒に波の行き来に揉まれて行ったり来たりしていて、砂浜にも大きな貝が多数打ち上げられているのを見つけました。「うわあ~凄いな、こんなことあるんだ」

で、慌てて一通り拾い集めました。

「前日の大地震津波の影響かなあ~?」とか一瞬思いましたけど、多分そんなんじゃないですよね。冬の島尾や雨晴では時々あるんでしょうね、こういうこと。

波打ち際で海水の行き来に揉まれている貝達も拾い集め、小1時間でトータルの収穫はこれだけになりました。

ちなみにここの海岸は、氷見市側(島尾海岸)は二枚貝の漁業権はカキにしか掛かっていなくて、打ちあがった二枚貝の拾い採集はアリだと私は理解しています(最終判断は読者様個々の責任にてお願いいたします)。

実質完全同一のサーフみたいなものではありますが、高岡市側(雨晴)ではハマグリにも漁業権が掛かっていますので、そこは十分に注意なさってください。

島尾海岸に一定数の本ハマグリ個体群が生息しているというのは、メチャメチャ貴重な情報になるかもしれないんですよ。柏崎以外の北陸の本ハマグリって、そんな情報他にあったかなあ~?

内灘やかほくのサーフや千里浜等にもハマグリの個体群は居ますが、チョウセンハマグリだから、そっちについては海産生物の生息域情報としては別に特に価値はないんですよねえ~。

 

満足して帰路に着き、こんな感じで砂吐かせ開始です。

 

翌日の3日になって、砂吐かせ用海水の予備を汲みに同じポイントに行ってみたら、まだ何個かアリソガイが打ち上がっていました。

この2個を拾った後、海中からさらに一個打ち上がってきました。前日の2日も凪ぎに近い状態でしたが、この日はもろベタ凪ぎでした。こんなベタ凪ぎでも打ち上っちゃうなんて変です。なんでですかね、もしかすると、海が荒れて砂の中から舞い上がって長時間波に揉まれているうちに弱ってしまって、もう既に砂の中に潜り込む力を失っているのかなあ。

※現在それぞれの種類の貝の砂吐かせ及び試食を行っていますが、弱っていて砂吐きの悪い個体が結構多いような感じがしています。

 

この海水汲みの帰りに、なんとなくここの防波堤テトラにも寄ってジグを投げてみました。

時間は正午を廻っていましたが青物のアタリが3回もあり「途中バラし、合わせ切れ、フッキングせず」とどれも釣果にはいたりませんでしたが、1月に家の近所のポイントでデッカい魚が3回も喰ってきたのは、それだけでも情報的に大収穫です。

今後しばらく能登半島の奥の方に赴くことは困難になりそうですから、近場で冬の釣りのノウハウが確立できれば大変ありがたいですからね。でも、休日のここっていつも釣人だらけなんだよなあ~。

とりあえず今度の3連休に1回は再チャレンジしてみようと思っています。暖かい天気続きで利賀の積雪がほとんど無くなっているみたいですので、ワサビ採りのチャンス到来でもあり、忙しい3連休になりそうですね。