いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

チェーンの位置調整

RVFのチェーン位置調整についてです。


実は私、未だにRVFのチェーン調整の標準位置を正確に把握していません。
同じような認識の人が結構いんるじゃないかな~という気もしていますけど。

なぜって、RVFのサービスマニュアルには以下『 』内のように書かれているのですが、
『調整後、チェーンアジャスタラベルでドライブチェーンの伸びを点検する。』
『トルクリンクストッパ前端がラベルの赤色の部分に入っている場合は、ドライブチェーンを交換する。』

普通、赤色の部分なんて無いです。
私のRVFでは2台ともに赤色の部分なんてまったく確認できません。春にドナドナしたどんぐり号も赤色なんてまったく見えませんでした。
でも、
「赤って褪色しやすい色の最右翼だからな~」
とは思っていました。

前回の投稿で予備部品のスイングアームを撮影した時に、少し期待しながら見てみたら・・・、
イメージ 1
ありました。
新車時にはやっぱり赤色がちゃんと付いていたんですね~。
この部品は低走行のうちに外して屋内で保管されていたから、赤色が日光の紫外線で完全分解されずに少し残ったんだと思います。

ところで、マニュアルに表現されている「トルクリンクストッパーの前端」て、何のことでしょう。
① トルクリンクストッパーっていうキューブ状のブロックの前端
② トルクリンクストッパーっていうキューブ状のブロックの前の方の上の方に形成されている位置確認用みたいな突起
まず①か②かのどちらかでしょう。
ちなみに“ブロックの後ろの方の下の方”にも②と同じような突起があります。

最近、所有しているRVFを2台とも、スプロケットを標準丁数に戻すという工事をやりました。標準丁数は前15丁の後38丁で、標準のチェーンコマ数は102リンクです。

両方とも中古チェーンではありましたが、トルクリンクストッパーとアジャスタラベルの位置関係は2台ともほぼ同じになりました。最近のシールチェーンって、そうは伸びないらしいですし、「なるほど、この位置が標準だったのかな~」と一応は思いました。
上の画像ではヤラセ写真的にその位置を再現してあります。

でも、マニュアルの日本語表現に抜かりがないのなら、マニュアルは、
『① が緑の位置に来るのが標準位置』
だと言っているとも理解できます。

どっちなんでしょうね。
そもそも、緑の位置が規定している標準ってのは“チェーンの状態の標準”を意図しているのか“ホイールベースの標準”を意図しているのかも分かりません。

ザリガニ号は今回の工事で、ロングホイールベース状態から上の画像の位置に戻り、
もう一台のサブマシンの方は、今回の工事でショートホイールベース状態から上の画像の位置に戻りました。
 私のインプレは超胡散臭いと思ってはいますが、その変化でリヤサスの硬さが結構変わったと思っています。ホイールベースが短いと硬く、ホイールベースが長いと柔らかくなる・・・、と私は感じたのだけれど、
ま、あまりアテにしない方がいいかもしれません。