いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

たたき池-8(コンクリートの手練り)

3月16日(土)朝の撮影です。
コンクリート打ちの作業を開始しました。

処方はコメリの砂袋に書いてあった
『セメント25kg、砂40kg、砂利60kg、水11kg』を使用することにします。

まず普通ポルトランドセメント25kgを正確に半分に分けてみました。25kg/2=12.5kgより何百gか多かったです。吸湿のせいでしょうか。

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これに20kgの砂一袋を加えて混ぜます。容器の隅の方は中々混ざらないので、一旦別の容器に移してまた元の容器に戻すとかんたんに混ざるようです。

容器は大きい方がタフブネ80(80リットル)、小さい方はタフブネ40です。
タフブネ80は今回購入したのですが、タフブネ40はNC30のエンジンの保管容器として倉庫にあったものを引っ張り出してきました。

ちなみにセメント1袋25kgの1バッチ分で出来上がりのコンクリート容積が59リットルだから、タフブネの80リットル容に楽々入ると思って1バッチをすべて同時に練るのは絶対に無理と思います。
少なくとも半分ずつ、理想的には1/4ずつが無難だと私は感じました。


イメージ 2
砂利30kgを加えます。これも容器はタフブネ80。
でこれを混ぜ合わせてから、半分の1/4バッチを別の容器に移しておいて、残った1/4バッチに処方通りの11/4=2.75kgの水を3~4回に分けて徐々に加えたら・・・、

タッランタランのコンクリートになってしまいました。砂が水分を大量に持っていたせいかなあ~。
これではコンクリートを流し込む作業は楽なんでしょうが、流し込んだ後の表面整形が絶対にできません。形状保持性がまるでないのでアッサリ崩れてくる筈です。枠に流し込んで表面を一つのツライチ面にするだけなら何とかなるでしょうけど、それ以外だと無理と思います。
 なので、別の容器に移した1/4バッチから原料を足して、程々の流動性生コンクリートに調整しました。

 で木枠内に流し込んでみたんだけど、思ったのは、
「どんな流動性(粘度)の生コンに調整しようと、こんなでかい石が入っていては、表面の整形は無理。表面均ししかできない。」
でした。
表面をコテで押していれば石は押した面の直下にまで下がっていって代わりにモルタル部分が表面に回りこんでくるので表面を平らにすることはできますが、石が邪魔をするので微妙な整形は無理です。

コメリのドライ生コンは石が小さくて整形の障害要素になりにくいでしょうから、上の方にはコメリのドライ生コンを被せて、整形作業はそれでまかなうことにしました。
 つまり手練生コンは下の方に押し込んで、増量剤としてドライ生コンのコストパフォーマンスの悪さを一部補うだけのキャラとして活躍して貰うという格好にすることにしました。

やっぱり手練生コンだけで基礎打ちしようとしていたら、及第に達しないレベルの酷い仕上がりになってしまったのではないかと思います。手練生コンが良い悪いでなくて、私の腕の問題なだけかもしれませんが。


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手練生コンの練り具合はこんな感じにしました。表面の整形適性を諦めて出来上がり後の強度優先でかなり固めに練りましたが、モルタル部分の容量が石の容量に対して足りていない感じがするんだけど・・・、

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セメント袋にも処方書きがしてあるのに気付いて見てみると、なんと“砂75kg”となっています。コメリの処方は40kgだよ、全然違うじゃない、う~~ん。
やっぱりどれが正解か判断つかないです。

混合割合は自分で決めるしかなくて、水加減も規定処方はアテにせずに粘度を観察しながら徐々に加えるしかない、ってことになるのでしょうか。
となるとやっぱり経験値次第ってことになってしまいますが。