ずーっとヒスイ探しを続けています。
9月6,7日の土日はパッとしない成績だったので、13,14,15日は大物狙いで敢えて川だけを攻め続けることにしました。
川はO川とH川、その2つの川でしかヒスイは採れないと一般的には言われています。
川はO川とH川、その2つの川でしかヒスイは採れないと一般的には言われています。
9月13日はH川を中心に攻めますが結果はお見事にボウズ。
条件があまり良くない時の川でのヒスイ探しはボウズのリスクが怖いです。
海岸でのヒスイ探しに切り替えて豆ヒスイを探せばボーズは回避できるんでしょうけど、ボウズ回避のための豆ヒスイ探しなんてしたってあんまり意味ないかな~と思って、14日も意地になって川モードを継続します。
条件があまり良くない時の川でのヒスイ探しはボウズのリスクが怖いです。
海岸でのヒスイ探しに切り替えて豆ヒスイを探せばボーズは回避できるんでしょうけど、ボウズ回避のための豆ヒスイ探しなんてしたってあんまり意味ないかな~と思って、14日も意地になって川モードを継続します。
といった流れで9月14日午前7:00頃、O川の中流辺りに到着しました。今日は敢えて下流側へ攻め下ります。
が、当然の如くというか気も無しというか、まったく見つかりません。
気がつけば“電化の工場をそろそろ通り過ぎそう”っていうようなところまで来てしまっています。
が、当然の如くというか気も無しというか、まったく見つかりません。
気がつけば“電化の工場をそろそろ通り過ぎそう”っていうようなところまで来てしまっています。
「こりゃ河口まで到達しちまうな~。3日間ボウズが見えてくる気がするわ~。今日もボウズだったらどうする? ボウズ回避のための豆ヒスイ探しにするか明日だけは。」
そんなことを考えながら、今日のO川は半分諦め、上流側へ向かって引き返し始めました。
そんなことを考えながら、今日のO川は半分諦め、上流側へ向かって引き返し始めました。
でも上流側への帰路の間も一応はヒスイ探しは続けます。
後で現場を回復した上でのヤラセ写真ですが、1mくらいの大きな石があってその右隅に黒い石があり、その下が“プチ滝壺”みたいになっているような感じだったので、通り掛かった際にその黒い石の下辺りを箱メガネでサッと覗いてみました
※実際には黒い石は表面がほんの少し水面に出ている程度でした。この画像はヤラセなので、1mの大きい石の隅に黒い石を載せての撮影になっています。
※実際には黒い石は表面がほんの少し水面に出ている程度でした。この画像はヤラセなので、1mの大きい石の隅に黒い石を載せての撮影になっています。
箱メガネで覗くと、灰色かちょっと蒼っぽいようかのような冴えない色の特に目立ちもしない石があるのが見えました。これをなんとなく手で撫でてみると・・・、
「エッ!」
表面が磨き加工でもされたかのようにツルツルでした。
「なんだこのお見事なツンツルテンは? 川石なのに表面がツンツルテンってあるのか?」
※私はツルツルのことを“ツンツルテン”と言う癖があります。本来はチンチクリンとほぼ同じ意味らしいですが。
「なんだこのお見事なツンツルテンは? 川石なのに表面がツンツルテンってあるのか?」
※私はツルツルのことを“ツンツルテン”と言う癖があります。本来はチンチクリンとほぼ同じ意味らしいですが。
「もしかしてヒスイなんだろうか? だけどこの黒い石結構手強いぞ。」
そのツンツルテン石の真上に画像の黒い石が乗っかっていて、このままでは何もできません。
時間はまだ9:30くらいです。ちょっと気を落ち着けて川岸に行き荷物を全部置き、上着も脱いでTシャツ1枚になります。
そのツンツルテン石の真上に画像の黒い石が乗っかっていて、このままでは何もできません。
時間はまだ9:30くらいです。ちょっと気を落ち着けて川岸に行き荷物を全部置き、上着も脱いでTシャツ1枚になります。
「ふんぬ!」
黒い石を動かすのはそんなに大変ではありませんでした。NC30,35のエンジンよりはちょっと軽いくらいだったと思います。それだったら、ちょっと動かすくらいは造作ないです。
黒い石を動かすのはそんなに大変ではありませんでした。NC30,35のエンジンよりはちょっと軽いくらいだったと思います。それだったら、ちょっと動かすくらいは造作ないです。
ツンツルテン石が砂に深く埋もれた巨大石で動かしようが無いんじゃないのかな~、という悪い予感の中、ツンツルテン石を動かしてみます。運よくというか意外にもというか、川底の砂の中からアッサリ出てきました。
これがそのツンツルテン石です。元々どんな形の石だったのかが、なんとなく想像できる気がしますね。
ヒスイ独特の緑や紫の色調はまったくなくて、灰色に群青色的蒼みがごく僅かに感じられるような色調でした。
ただ、透明感はかなりのもので「なんつう綺麗な石だ」と思いました。
ただ、透明感はかなりのもので「なんつう綺麗な石だ」と思いました。
この画像でのツンツルテン石の一番上の部分に、どけた黒い石が直接乗っかっていたんですが、傷はほとんど付いていませんでした。
ここまでツンツルテンに磨かれていながら、もとの鋭角な輪郭が結構見事に残っています。かなり硬い石だってことでしょうか。
ここまでツンツルテンに磨かれていながら、もとの鋭角な輪郭が結構見事に残っています。かなり硬い石だってことでしょうか。
別の角度からの撮影です。濡れたままの状態であることも手伝って、とっても綺麗に見えます。
ヒスイ独特の結晶はほんの少ししか見えないので、ヒスイとは別の鉱物なのかもしれません。
一体何者なんでしょうか。
一体何者なんでしょうか。
その“ほんの少しだけ見えたキラキラ結晶”を接写してみたつもりだったんですが、写っていないですね~。
※画像の長辺が石実物の56mmに相当します。
※画像の長辺が石実物の56mmに相当します。
発見したのは、河口から2kmくらいの場所でした(後でgoogle地図で確認したんですが、どこだったのかあまりはっきりとは特定できませんでした)。
6~7kgくらいだろうと思ってリュックに入れて車を目指したところ妙に足元がふらつきました。
帰宅してから石の重量を測ったらなんと14.4kg。そりゃふらふらするよね。
帰宅してから石の重量を測ったらなんと14.4kg。そりゃふらふらするよね。
今、部屋で耐水ペーパーで磨いて少しでも見映えを良くしようと頑張っています。
(乾かすと、それなりに見映え低下してしまいますから)
(乾かすと、それなりに見映え低下してしまいますから)
てっぺんが山頂みたいで、川の水流の浸食で沢みたいな形状が形成されていて、白い部分と風化による表面の微妙な白さがまるで雪山みたいに見えます。
キラキラ結晶がちょっとしか見えないし、色もヒスイっぽくないし、下半分の風化肌もヒスイの風化肌に似ていない気がしています。
なので、ヒスイじゃない可能性の方が高いかな~、くらいに思っていますが、別にヒスイじゃなくても構わないです。とっても見映えが良いので。
なので、ヒスイじゃない可能性の方が高いかな~、くらいに思っていますが、別にヒスイじゃなくても構わないです。とっても見映えが良いので。
ちなみに、翌日の9月15日はH川を攻めましたが見事にボウズ。
今度の土日はどうしようかなあ。
今度の土日はどうしようかなあ。