いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

自由研究(スッポン卵の発生の観察)-その7

今ほど卵を観察しました。
8月25日(日)19:00頃の撮影です。


イメージ 1
パッと見ではこういう色になっていました。
卵黄部分の色が赤みを帯びてきています。
色調を文学表現するとすれば“サーモンピンク”といったところでしょうか。
色調は似ている感じですけど、明るさがサーモンピンクより暗いですね。

今後まだまだもっと赤みが強い色に変わって行くと思います。


イメージ 2
光源透過画像を撮ってみたら、こんな感じになりました。

左の卵は“その5”で被写体になってもらった卵なのですが、どうなっているのか状況が分かりにくかったので、右に卵をもう一つ追加して撮影しました。

胚が極の内部全般を占有するように鎮座しているかの如く見えますが、薄っぺらい胚が卵の殻の片側にくっついているような感じになっています。

右の卵に見える黒い点は“眼”だと思うのですが、左の卵は黒い点が大きすぎますね。
よくは分かりませんけど、左の卵の方が発生が進行していて不透明性の強くなった部分の量が多くなってこういう風な見え具合になっているんじゃないかな~、と勝手ながら想像します。

この頃から胚全体の不透明性が強くなって、光源透過という手法ではあまりよく見えなくなるっぽいんです。

今日のこの“その7”と先週の“その5”の中間くらいが、眼ができはじめたタイミングだったと推測されますが、眼ができはじめた頃は透明性が高いままの割に胚の形状もはっきりしているので、一番観察に向いている時期のように思います。
あんまりやると可哀そうですけど、卵を軽く揺らすと、嫌がるかのように胚が動くのが分かります。
“その5”の時点でも動いているのが分かりました。


しかし、あれですね。
もうあんまりイジリたくないなあ~。

来週同じように透過画像を撮影しようとしても、胚自体の不透明性が上がって影になって、なんだかよく分からない写真にしかならなそうな気がします。

それをなんとか説得力のある画像になるように光源の条件を色々変えたりして工夫しているうちに、トラブルでも起こしちゃいそうで怖いです。

まあでも、あと1回くらいは撮りましょう。ここで終わりでは、ちょっとつまらないですよね。
光源のライトを三脚に括り付けて角度調節を容易にすれば、なんとかサッといい絵が撮れるかも知れません。

それか「光源で透過して中を観察するのは途中でサッサと諦めて、パッと見での卵黄部分の見映えだけの観察に切り替える」っていうのが無難でいいかも。