いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

小滝ヒスイの標準サンプル

この土日(5月23,24日)もヒスイ探しに行ってきました。
土曜日分の成果を紹介しますので、見てあげてください。


イメージ 1
海岸でまず1個見つけました。
308gです。

イメージ 2
画像では全然そういう風に見えないんですが、水の中では少し緑がかっているのが見えて、それなりに綺麗な感じがしました。

体積の測定結果は102mlで比重の測定結果は3.02です。
いい石だと思ったんですけどね~。

イメージ 3
結晶の拡大撮影です。
かなり細かい方です。
混ざりっ気は感じなかったんですけど、なんで比重がたったの3.02なのかな?
どこの支流の系統なんでしょうね?



そして・・・、


イメージ 4
あった~!

でっかいです。
外観的にヒスイの特徴プンプンですね。
質もマアマアだと思っています。比重は3.20くらいあるんじゃないかな(ホンマかいな?)。


このバキバキの縦横無尽な石目・・・、ヒスイ輝石の質・・・、
私の勝手な考えですが、小滝ヒスイの典型であるように思えます。
(「小滝川にもさらにそのまた支流の系統が色々あって、ある特定のタイプが典型だなんて言えない」のかも知れませんが、あくまで極めて安易な個人的印象での話ですので何卒ご勘弁を。)

さらにモロ私見ですが「小滝ヒスイの標準サンプル」といったイメージです。私にとっては。
(でも小滝川で採った訳じゃないんですよ)


イメージ 5
“皮”が付いています。
そしてその皮がわずかな青色を放っているように見えます。

イメージ 6

イメージ 7



イメージ 8
大したことはないですが、多少は透過がありました。
皮の影響なのか石が全体的にほ~んの少しだけ水色的青みを帯びているように思えるのですが、透過の発色もそれと同様の傾向を示しています。


イメージ 9
比較的最近に破断したらしき面の結晶拡大画像です。
その後多少は研磨されたらしく、それらの面の触り心地は滑らかです。

イメージ 10
表面が風化している面の結晶拡大画像です。
風化面の結晶は比較的粗く見えるもののようですね。違うかな?



上述の「比較的最近に破断したらしき面」が石の質を教えてくれているので、変に研磨したりせずにこのまま置物にすればいいかな~、と思っています。

ちょっと大きすぎる気もしますけど、これくらいの大きさだととっても威厳がありますね。
部屋に置いてあるだけでも凄い存在感を感じます。
欲を言えばもうちょっとしっかり色が入ってくれていれば良かったんだけど。

そういう石に出会える日が来るように祈ります。



さて、今日(日曜日)も二匹目のドジョウ気分で出かけたんですが、結果はイマイチでした。
採れたのは以下の2点だけで、ヒスイ認定していいのかどうかすら怪しく、画像での紹介はヤメておきます。
・重量707g、体積230ml、比重3.07。全体的に灰~黒色。
・重量395g、体積135ml、比重2.93。灰色というより、木等の灰の色そのもののような濁った色。


今年の梅雨の雨が本格的に降り出すのがいつの頃になるのか、
気にかかりますね~。