いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

覚醒モード

今週は5月9日(土)だけ姫川に行ってきました。

朝一から上流某所をサラッとチェックします。
が、成果なし。

さてどこをどう探したらいいものだろうか、と悩みましたが、
ある場所に寄ってみることにしました。


そこでの探石開始後、約10分。
見つかりました。

モロに目立つ状態でボスンと落ちていました。
イメージ 1
それがこの石です。
重量111.32g、体積35.84ml 比重3.106です。

どうってことのないヒスイで、収穫としてのこの石の価値はほとんど無いようなものなのですが、
「おしっ、この目立つ状態で落ちてたからには、この場所にはしばらく誰も入ってないっ!」
勝手な想像ですが、そう思えました。

気を良くしてさらに探石を続けます。







イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
触れることもなくその石をじっと見るだけでヒスイと断言鑑定できる石を発見。
ラベンダー色も入っています。



イメージ 7
手にとってひっくり返してみてビックリ・・・、
強烈に青が入っています。



イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10
乾かした状態でキッチリ撮影するとこんな感じです。
“蒼鬼カットイン”の演出が似合うほど良い石でもなさそうですが、なまめかしさ満点です。

重量755g、体積233ml、比重3.24でした。
やっぱり比重は程々止まりですね。まあでも、3.20を超えてくれているのだから言うことなしです。

蛇紋か角閃石がちょっとだけ入っていて、それが青色を吹いているように見えます。
ちょっと緑色に近い感じの青色です。

パッと見的には全体的に結構ガラス質のように思えますが、透過はボチボチといったところです。
色の無いところとラベンダーの部分は結構透過するんですが、青色のところはあんまり透過しません。
結晶は針状タイプに見えます。

どこの系統の石なのかがやたらと気に掛かりますね~。
“小滝のいいヤツ”っていうよりは“やっぱりこれもヨシオの系統”なのかな~っていうように特に根拠もなく安易な想像として考えてしまいましたが、実際のところはよく分かりません。
ロンリーハンターの辛いところです(笑)。


イメージ 11
その近辺でこんなものも見つけました。
 低質なヒスイのようですが、“破断面がそのまんま”という状況の部位がなく一応は全般的に磨かれていて、そして形の雰囲気に妙に可愛げがあるので置物としてマアマアの味を出してくれそうに思いました。
 特に苦もなくサクッと持ち上げられてそのまま普通に持ち歩くこともできましたので“馬鹿でかい石”っていうレベルの大きさではないです。
ただまあ、どう考えても“私が最初に発見した石”ではないですし、持って帰れる状況でもなかったし、なんと言っても色らしき色がまったく入っていない・・・、
という訳でそそられるようなことも特になく、一旦はそのまま放置して先へ足を進めましたが・・・、

「庭持ちの身分になったら、庭に置くか。妙に可愛げあるからな~。よし、今日はどっかに隠していこう。」
そんな妙なことを考えて、近隣のとある箇所に隠してみました。

この石を回収しに行く日というのは、果たして本当に訪れるのでしょうか。


※この日は次に入った場所でさらに2個のヒスイを拾うことができました。
 その2個については、次回の投稿“覚醒モード(その2)”にて。