いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

1月24日(土)のヒスイ採取の結果

1月24日(土)にヒスイ探しに行ってきました。
というか1月17日、18日の土日も実は行ってたんですけど。

1月17日(土)は午前中だけ、姫川の色々なところをさまよいました。
が、結果は当然の如くボウズ。
午前中でヤメて帰りました。

続いて1月18日(日)。
同様に姫川の色々なところをさまよいまくりますが、再度当然の如くボウズ。
14:00でギブアップし、ボウズ回避のための海岸採取に切り替えます。
が、16:30でタイムアップ。

完膚無きまでの土日完全ボウズをたたき出すことができました。


それで少々ムキになり、1月24日(土)も朝早くに姫川某所に入ります。下流以外のところです。
時間は朝6:30、まだちょっと薄暗いですが、探石を開始します。
が、やっぱりボウズ。
8:00にてタイムアップとなりました。

この日は徘徊スケジュールを予め決めていたので、その予定通りに次はOPPに行きました。

そこでなんとアッサリ・・・、


イメージ 1
透明感のある宝石質な青ヒスイをゲット。
重量は1.53キロありました。





あ、入力ミスしちゃった。
重量は1.53gありました(笑)。
体積の測定結果は0.48~0.49mlくらいでしたので、比重の計算結果は3.15です。
なんで宝石質なのに3.20すら未達なんでしょうね。
まあいいや、この小石はとっても綺麗です。
川ボウズは今後もまだまだ抜けられる気がしないけど、海ボウズはなんとか抜けることができました。


続いてOPPの左隣の港のさらに左隣の一角をチェックします。
ネット地図の航空画像で見たら、その辺りにちょっとだけテトラのない浜があったので、どんな場所なのか見てみたかったんです。
でも浜に転がっている石の種類が変でした。
後から土木工事的に入れた石か、そこに流れ込んでいる小川の石みたいでした。
ここはダメのようですね。


次は“右T険”に入ります。
あくまで私個人の認識ですが、T険には右T険と中T険と左T険があるんです。
結構波が高くてちょっと危ない感じがしたんだけど少々無理をして一番奥まで行きました。
でもやっぱりボウズ。
私はT険は3箇所合計でもう10回くらい行っているんですけど、豆ヒスイの一つすら拾えたことがないんですよね~。
探し方が悪いのか? はたまたただ単に腕が悪いだけなのか?
どっちなんでしょうね(笑)。

で、当然の如くボウズ。
「張り切ってT険なんざ来てみたところでこうに決まっとるわな~」なんて言いながら、脱力して気を抜いてコンクリート構造物の通路を歩いていると・・・、

「あ・・!」

「あれ・・・!」

予想を外す大きな波、
真上の視界から覆いかぶさるように襲い掛かってきます。
逃げ場はなし。   “ザッバーーーン”でずぶ濡れ。
濡れるだけで済んでいるうちは結果的にはアハハで済みますが、危険極まりないですね。

気を取り直して車を停めた場所まで戻りさらに西側へ向かって移動します。

すぐにホテルが出てきますが、
予定通りホテルT険(中T険)はパスです。

そして左T険の駐車スペースにたどり着きますが・・・、
過去数回(確か4回です)の完全ボウズの記憶にゆさぶられ

「あるわけないよ」
そうつぶやいて通過してしまいました。

“ある”との信心がなければヒスイは見つからない、との言い回しもあるらしいのですが、不真面目な性分なので、こういう“不謹慎スルー”のようなことをついついやってしまいます。


でも結局その先のEMに寄ってみることにしました。


「あったよ。」

イメージ 2

イメージ 3
家に帰って乾かした状態での撮影でこれですから、かなりのツヤ感です。
透過はあんまりないんだけど、表面の乱反射がないから自然光を少し蓄えているかのような見映えの良さがありますね~。

結晶もよくみえます。針状タイプ結晶のようですね。

重量82.96g、体積25.51ml → 比重3.25 でした。
結晶の出来が緻密なんでしょうね。
だから表面の磨かれ肌もいい感じにツヤが出るのだと思います。


イメージ 4
他にこの2つのヒスイを拾うことができました。
波の状態が良かったのかな?
私のようなヘッポコハンターにしては大収穫です。

比重の測定結果は・・・、
 左 重量231g、体積81ml → 比重2.85
 右 重量165g、体積57ml 右 比重2.89
驚愕の2.90未達でした。
「え~、ウソでしょ?」って言いたいです。

私の認識では結構な自信を持ってヒスイなんですけどね~。
まあただ、川でこのタイプを見つけた場合は、大きさとか形とか表面の品位とかよっぽど気に入らないと持って帰らないタイプの石でもありますけど。

実は私は、ヒスイの自己鑑定をする時のヒスイの定義範囲を敢えてかなり狭めにとっているつもりなんですよ。
しかし、その定義範囲に基づいて摘出したにもかかわらず比重2.90未達の石を手中にしてしまうとは・・・、
どうなんだろうね~、こういう石。

今後、ヒスイの定義範囲から外してしまおうかな~。


イメージ 5
ヒスイじゃなくてもヒスイとよく似た結晶がしっかと観察される石って幾らでもあります。
「結晶が見えるからヒスイ」なんていうような安直な鑑定はしていないつもりですが、この結晶はヒスイ的なような気がするんだけど・・・、

いずれにしたって特に綺麗な石な訳でもないし、持って帰るような価値はないのかもしれませんね。

問答無用のダメ出し、それは「比重の測定結果が×」。
どっからどう見てもヒスイそのものの綺麗な石でこんな比重が出てしまったらどうしましょう?