私はヒスイ探しを既にヤメてしまっていますが、今日は久し振りにひとつ煽ってみましょう。
そうすると、多分こんな感じで地図が出てきます。
この画像では既にドロップダウンしてありますが、“5万分の1地質図幅”のところをドロップダウンするとリストが出てきます。
この画像では既にドロップダウンしてありますが、“5万分の1地質図幅”のところをドロップダウンするとリストが出てきます。
ドロップダウンリストの中に“小滝”が出てきます。
さらにその“小滝”の部分をクリックすると・・・、
こんな地図になります。
※“データ表示”のところを展開していくと“川を表示する”ことができますから、必ず川は表示させてください。そうでないと、訳が分からないです。
こんな地図になります。
※“データ表示”のところを展開していくと“川を表示する”ことができますから、必ず川は表示させてください。そうでないと、訳が分からないです。
見ての通りで、この地図は“地質図”です。
有名なヒスイ産地には「△マークに“Jd”」の表示がなされています。
有名なヒスイ産地には「△マークに“Jd”」の表示がなされています。
緑色の○の場所が“姫川支流の小滝川のヒスイ峡”です。
太古の時代、糸魚川ではヒスイ製の勾玉やその他装飾品が大量に生産され全国に出荷されていた訳ですが、その原材料となったヒスイ原石はすべて海岸で採取されたものだと考えられています。
そしてその海岸ヒスイの供給元の主たるところは“姫川支流の小滝川のヒスイ峡”、すなわち緑色○印の箇所であったろうと推測できます。
太古の時代、糸魚川ではヒスイ製の勾玉やその他装飾品が大量に生産され全国に出荷されていた訳ですが、その原材料となったヒスイ原石はすべて海岸で採取されたものだと考えられています。
そしてその海岸ヒスイの供給元の主たるところは“姫川支流の小滝川のヒスイ峡”、すなわち緑色○印の箇所であったろうと推測できます。
緑色○印の地点は“産地”というよりは“ヒスイの通過点”なだけなので、緑色○印の場所を通過するヒスイには「そのまた上流の沢」という出どころがあります。
それが、どこの沢かというと・・・、
それが、どこの沢かというと・・・、
一般的には、この①か②かのどちらかか、あるいは①②の両方だというように言われています。
①だと説明されている場合が圧倒的に多いのですが、最近は②についての紹介記事が多くなりましたね。
なお、地質図上の“U”の表示は蛇紋岩です。私はただのど素人なので理論は何も述べませんしそもそも知りもしませんが、ヒスイは蛇紋岩が地表に露出しているエリアの中のごく一部にのみ産出するのだと学術的には言われています。
①②のエリアには、領域の形が細長い蛇紋岩エリアがあり、そのエリアから沢伝いにヒスイがヒスイ峡(+その下流および海)まで転がり落ちたと考えられているんです。
ちなみに、私は2015年の雪解けの時期に①と②の蛇紋岩エリアに単独登山したことがあります。な~んにも見つかりませんでしたけどね。見つかったのは蛇紋岩だけでした(笑)。
あまりはっきり憶えていないけれど、クマが冬眠明けで出てくるかどうか微妙な頃だったという記憶がありますから、多分4~5月頃です。
あまりはっきり憶えていないけれど、クマが冬眠明けで出てくるかどうか微妙な頃だったという記憶がありますから、多分4~5月頃です。
クマ鈴は付けて行きましたけど、武器らしきものはロングバール1本だけ。今考えるとちょっと無謀だったかな?
ま、実際のところ、クマより“サルの群れ”の方がずっと怖いと思いますけどね。
ま、実際のところ、クマより“サルの群れ”の方がずっと怖いと思いますけどね。
つまり、私の考えでは、
『太古の昔に日本全国にバラまかれたヒスイ装飾品のふるさとは「①サカサ沢」か「②土倉沢」である』
ということになり、
そしてヒスイモチベーション全開だった頃の私は、その正しい解が①なのか②なのかをどうしても知りたくて①も②も調査した。しかし、結論は何も得られなかった。
『太古の昔に日本全国にバラまかれたヒスイ装飾品のふるさとは「①サカサ沢」か「②土倉沢」である』
ということになり、
そしてヒスイモチベーション全開だった頃の私は、その正しい解が①なのか②なのかをどうしても知りたくて①も②も調査した。しかし、結論は何も得られなかった。
ということです。
でね、地質図に戻るんですけど、
この地質図にはちょっと???な部分があるんですよ。
この地質図にはちょっと???な部分があるんですよ。
それが、これです。
④はね、“入りコン沢”だから間違いなく“ヒスイ産地”なんですよ。
それに対して「△マークに“Jd”」を表示しないのはアリだと思います。別に高名な主産地な訳じゃないし・・・、
④はね、“入りコン沢”だから間違いなく“ヒスイ産地”なんですよ。
それに対して「△マークに“Jd”」を表示しないのはアリだと思います。別に高名な主産地な訳じゃないし・・・、
でもね、“入りコン沢”の地質の表示が“I”なんです。
で、“I”ってのは・・・、
“岩屑”なんですって。
どんな石質のエリアなのかを表示しているのに “いわ くず” って、 なんやそれ。
で、“I”ってのは・・・、
“岩屑”なんですって。
どんな石質のエリアなのかを表示しているのに “いわ くず” って、 なんやそれ。
④以外に③と⑤も“I”(岩屑)なんですよ。
③④⑤のエリアには、何かヒミツでもあるのかも知れませんね。
小滝ヒスイ(緑色○印)のメイン産地は案外③だったりして・・・?
小滝ヒスイ(緑色○印)のメイン産地は案外③だったりして・・・?
海岸でいいヒスイを拾ったらさ・・・、
それが、①か②かあるいはヨシオ沢からきたのかそれともさらに別の産地か、とか考えてみると・・・、
考えないよりはワクワクするよね。
それが、①か②かあるいはヨシオ沢からきたのかそれともさらに別の産地か、とか考えてみると・・・、
考えないよりはワクワクするよね。
この投稿で言ってみたかったのは、それだけです(嘘です)(笑)。
こんな統計資料でパソコン上でチマチマ調べてみても、ヒスイは採れません。
私は調べまくりましたけどね(笑)。
私は調べまくりましたけどね(笑)。