いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ミツビシ模様のヨシノボリ

4月2日(土)に庭池にスッポンを3匹入れたんですが、ほかにも色々入れてみたくて、翌日の4月3日(日)に魚掬いに行ってきました。

この日はやたらと天気が良くて、朝8:00の時点の車の外気温表示は23℃でした。



まず1箇所目はここです。
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なんとか狙い通りのものが採れました。
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ヌカエビです。
※ちょっと大き目のものはザリガニです。


次は氷見市某所へ、


おっと、
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妙に存在感のある、いわくありげな魚が採れました。


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黒い三角の模様が左右に3箇所入っています。

コイツの分類学上の正式な名称は・・・、
 ①ドンコ
 ②カジカドンコ
 ③ミツビシヨシノボリ
 ④アユカケ
 ⑤ヤマノカミ
どれが正解でしょうか?



次は、そのエリアのすぐ近隣へ移動します。

網も持たずに水路の周辺をウロついて観察だけをしていると・・・、




“カメがいた!”



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やたらと暖かい日だったせいか、こんな風にヒョコっとカメがいました。


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近づいたら用水路の中にドボンと逃げ込んでしまう筈です。

車までは10mくらいなので、網を取りに戻りました。
どんな風に網を被せていくか思案しつつ、急ぎながらもソロリソロリとカメの居る場所へ戻ります・・・、


するとなんと・・・、

「もう居らん」(笑)

もぬけの空でした。


私が側まで近寄っていった時点でもう十分察知されていたんですね。
私を察知はしたけど動いたら却って損、とりあえずすっとぼけて動かないままでいて様子を見る・・・、
そして、私が背を向けたことを確認してから、安心して水中に逃げる。

「やるなお主!」と言いたくなってしまいました。



しょうがないので、網を持ったまま周辺をウロチョロと観察して廻ります。
うかつにも水面に浮かんで来てくれたりしないものかなあ~なんて思いつつ・・・。






「あっ!」



浮かんで来ました。

私を確認するや否や、即水中へ再度潜り始めましたが・・・、







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なんとか確保することができました。
クサガメです。

まあ正直なところクサガメでは珍しくもなんともなくて、あまり有難みはないのですが、
 ・あまりでかくなくて大きさはマアマア。
 ・クサガメだけどクサイにおいを出さない個体だった。
  ※普通は臭腺から嫌なにおいを出すんです。
 ・黒くなくて茶色っぽい色をしている。
  ※クサガメって黒い個体が多いです。
これらの点が気に入って、連れ帰ることにしました。



これは・・・?
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連れ帰った直後にクサガメから除去した○○です。
首の付け根の下側にだけ群がって付いていたのでピンセットで取りました。
10匹くらいかな?と思って取り始めましたが、意外なことに40匹近い数でした。

スッポンにうつったりしたら嫌ですもんね。

でも実際のところは池の中にエビがたっぷり居るから、クサガメから離脱した時点でそのエビ達が食ってくれるんじゃないかな~、なんていう気もしましたけど。

このクサガメ君も現在庭池の中で元気に過ごしています。





さて今週の土日は・・・、

石川県の川の上流にイシガメを探しに行こうと思っています。



あ、そうそう、
魚の正式名称の正解は①の“ドンコ”です。

こんなカッコイイ立派な容姿の魚の名称が単に“ドンコ”とは・・・、
フナやドジョウみたいにどこにでもホイホイと居るような魚でもないんですけどね~。

植物の名称でイヌノフグリとかオオイヌノフグリとかいうものがあります。
明らかに不名誉なネーミングです。

不名誉度としてはドンコという名前はイヌノフグリに近いものを感じるので、私はドンコは“ミツビシドンコ”って呼ぶようにしています(ホントですよ)。