いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2016年7月11日(月)朝 イシガメ産卵

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後追いでの確認画像ですが、2016年6月30日(木)20:55頃の防犯カメラ画像です。
先日の投稿で紹介したギザギザ君が陸上でイレギュラー産卵しました。1個だけ。
約50分後にたまたま私が庭に出てこの卵を見つけ、防犯カメラで後追い確認したところ、20:55頃にギザギザ君が産んでいたことが分かった、という流れです。

そして翌日に池の底面上にもう1個卵があるのを見つけました。

2つとも植木鉢に取り分けた砂の中に念のため埋めておきました。
「こりゃどうせ無精卵なんだろうな~」と思いながら。


さらにその翌日、同じように池の底面上に・・・、
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う~ん、食べてしまってありますね。




ちょっと訳あって7月6日(水)は午前中だけ会社を休んだので、卵の状況を確認します。



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「おお~!」
発生開始していますね。意外です。

でも、
6月30日と7月1日の産卵で、7月6日でこの状態では・・・、
よく分かりませんけど極の発達が遅いですよね。
「無精卵ではなかったということではあるんだろうけれど、無事に仔ガメが産まれてくることはまあないだろうな」
と思いました。


で結局この後、極の拡大はあまり進行せず、卵の見映え的な“生きている感じ”が徐々に失われて行き始めました。やはり“ダメ”のようです。
理屈はよくは分かりませんけど、まあこうなるのが妥当なんだろうと思います。


ついでに撮影しました。
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ギザギザ君とオスです。
ちなみに庭池にはオスイシガメが3匹居て、この画像に写っているのは一番小さいオス個体です。


さらについでに。
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以前に紹介したメスイシガメです。
 仮命名は“(ナツキ)懐き”ですが、最近はどの個体も懐き度が大まか同じの感じになってきて、懐き具合の差なんてそれほど存在しないので、仮命名とはいえまるで似合っていない名前です。
 早くちゃんとした愛称を付けてあげないといけません。


ナツキ:『何か?』
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アラ△グマ:「い、いやあの。大変ご機嫌うるわしく、と思いまして・・・」
※あごの下に擦れ傷があるんですよね。時々池に石の上から飛び込むせいだと思います。
 なので現在は池の水位を11~12cmくらいアップさせました。




さて、今度は別のメスアダルト。命名“ボロボロ君”です。
そんなにモロにボロっちい訳でもないのですが、我が家のイシガメの中では甲羅の外観が一番ボロっちいので “ボロボロ君”と名付けました。
7月2日(土)の体重測定値が823gでした。
体重を測定したのは“産卵モードでウロウロし始めたように思えたから”です。
その時点で食欲も落ちていました。

しかし7月8日の朝には、普通に餌を食べていたので「アレッ?」と思って体重を測ってみると796g。
「おお~、産んだか」と思って庭中を探し廻るも卵も産卵した跡らしき穴も発見できず。
「何個か水中に産み落として、みんなで食べてしまったのかな~」
「でも殻は残っていそうなものだと思えるけど、なんでだろう?」
という風に思っていました。


そして7月11日(月)の朝、
いつものように朝の餌やりのために庭に出てみると・・・、
ボロボロ君が穴を掘っていました、本格的に。


時間をさかのぼっての防犯カメラ確認画像です。
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穴掘り開始時点がこの画像です。
2016年7月11日(月)朝4時21分でした。


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これは私が穴掘りに気づいた直後の画像です。
ボロボロ君の穴掘りに気がついたので、カメラの向きを変えて望遠を利かせてあります。
向こう側が白っぽい石なので、ボロボロ君の頭部だけは結構はっきり分かります。
この時点の時間は5時49分。
既に産卵が始まっているものと思えました。


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すべての卵の産卵が終わって、埋め戻しも後半の状態です。
両矢印の先あたりに両後ろ足の先があります。
後方から土を掻き寄せているところです。

産卵活動のすべてが完了してボロボロ君がその場を離れたのは6時43分のことでした。
所要時間は2時間22分です。
前回のB県イシガメ産卵と同じでやたらと長いですが、このくらいが標準なんですかね。
今回は決して“掘り難い場所”ではなかった筈だと思えるんですけどね~。

産卵開始まで1時間~1時間半くらい掛けて掘っている間に
 “卵が体外に出たら直ぐに発生が開始する状態”
を体の中で作るから、
その“状態作り時間”として、穴の深さが十分に掘れていようがいまいが一定以上の時間は穴掘りを続けざるを得ないということなのかなあ~と思ってしまいました。

B県産イシガメの穴掘りを録画で見ている時も思ったんですよ
「掘る動作を継続してはいるけど、もうほとんど土を掻き出せていないじゃんか?」
「こんな状態なのに、もうこれ以上は進行しないような感じの穴掘りをなんでいつまでも続けているのかなあ~」
「大分続いているよ、この状態」
って。
まあ、私の勝手な思い込みで、まるでトンチンカンな的ハズレ考察かもしれないですけどね。


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ボロボロ君が去った直後の産卵場所の画像です。
矢印で囲った場所が私の推定する“掘った穴の箇所”です。

目立たないですよね。
上手に埋め戻すものです。


で、さらにその直後、
ボロボロ君の体重を測定しました。
測定値は764gでした。

ボロボロ君が産卵場所を離れてから池の中に入っていくまでの状況を防犯カメラのライブ画像でずっと観察していたんですが、もうお見事にヨロヨロフラフラしていました。
体力を使い果たすんですね。

その日のうちにもボロボロ君に少しだけオヤツをあげましたけど、本格的なオヤツあげは翌日の朝に行いました。


ちゃんと孵化しますかね~。