いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

狂い咲き

2022年11月25日(金)の夕飯です。

あったかいヤツが食べたくなって、かけ蕎麦にしてみました。こんなに寒くなってきているのに冷たいざる蕎麦ばっかりだと、やっぱり胃に負担がかかるんですよね。これはこれで抜群に美味しかったですよ。ワサビがあまり活きないっていう欠点はあるんですけどね。

 

さて釣行記です。11月26日(土)朝6時30分、いつもの“ウェダー渡りテトラ”に到着しました。お見事な凪ぎですね。

空き地に駐車しリヤのトランクを開けて装備を身に着けたりして釣りの準備をしていると、車が1台やってきました。そして迷わず同じ空き地に入ってきて私のすぐ隣に駐車しました。で直ぐに降車してきました。

「え、それ普通せんやろ。儂のブログ読者か?」 私が車の外で色々作業している状態で迷わず隣にスカッと駐車してサクッと降りてくるなんて普通はやりません。私を警戒して様子を観察しながらソロソロとゆっくり入ってくるのが普通です。

だから私のブログ読者かと思いましたが、こちらを見ている風でもないし何も話し掛けてもこなかったので、私も特に反応もしないでおきました。で、私はテトラに渡って釣りを開始すると、その車の2人組も浜に入ってきました。

「何だろう?釣り竿を持っているようには見えないな~」等と怪訝に思いつつ私は釣りを継続します。しばらく経ってもアタリがないので隣のテトラに移動しました。そのテトラの目の前で件の2人組が何かをしていたので「あっちのテトラに近寄って行くと気味悪がられそうだなあ~」とは思ったんですが、そしらぬ振りをしつつ目の前を通過してテトラに渡りました。その時に視界に入って分かったんですけど、2人組は養生シートのような御座を敷いてその上に座って、なんだかアウトドアレジャーのようなことをしていたようです。

 

7時4分、アタリが来て無事に取り込みできました。

マゴチ、実測全長48.0cm重量790gです。バカでかくはないですが、肥満度十分のとっても状態の良い個体です。

この日はモロにベタ凪ぎでしたので、サーフの波打ち際でこんな風にストリンガーキープしました。

この後特にアタリは来なかったので、奥の方のテトラに歩いて移動することにしました。ストリンガーとマゴチはこの場所にそのままにしておきます。帰りに回収すれば良いだけのことなので。

目指すテトラはこの画像の奥の方です。

てかあれ、途中のテトラに人が渡っていますね。ここはウェダーで渡れる水深ではなく、私が浮き輪渡りを画策しているテトラなんです。良く見るとミニボートが横付けしてあるので、それで渡ったみたいですね。

この人たちはルアー釣りでなくてコマセ釣りをしているようでした。ということは私のルアーフィッシングとは競合しませんから脅威にはなりません。ホッとしました。

で、これのもうひとつ奥のテトラに予定通り歩いて渡りました。

そしてフラッググラブの油断カタクチを投げると、1投目でなんとスズキが4~5匹も目の前までチェイスしてきました。見た目では“小さい奴で40cm、大きい奴は60cmくらいかな?”というような感じでした。その後も“4~5匹で”ではないですがスズキのルアーチェイスは続き、私が見ている目の前でもろサイト状態でルアーを咥えて貰えるっていう事態が3~4回も発生したんですけどね。テトラからの距離が1mくらいの位置でロッドを煽る余裕がほとんどなかったせいか、1回もまともにフッキングさせられずヒットにまで至りませんでした。そうこうするうちにスズキ達は徐々に警戒モードに移行していったようで、ついには一匹もチェイスしてこなくなり、ルアーをフラッグシャッドに替えたりしてみましたが最終的にはまったく反応しないようになってしまいました。

わさびプロジェクトを始めてからスズキの釣果を得たことはなく、自生ワサビでスズキの刺身を食べてみたいとずっと思っていたのでメッチャ悔しかったです。でもまあいいです、これでスズキが釣れてしまったりすると、翌日の日曜日に釣りをする理由がなくなってしまいますから、楽しみは翌日に先送りと考えることにして、あまり悔しがらずにこのポイントからは去ることにしました。

マゴチを回収するためにストリンガーのところに戻り、魚を車に積み込む作業を開始しました。そうしたら件の2人組もゴザから立ち上がって歩き出したように見えたのですけど、別に私のところまでは近寄ってこなかったです。

で、車にマゴチを積み込んで少し北のポイントに車で移動を開始しました。それが8時23分頃のことです。

その少し北のポイントでルアーを投げ始めましたが、特にアタリもなく、どういう訳か海も少し荒れていたので即終了にし、帰路に着くことにしました。

ウェダー渡りテトラの空き地のところまで戻ってくると、件の2人組の車が既にありません、時刻は8時50分くらいです。

まだ少し薄暗い状態の6時30分からサーフの砂浜でゴザ敷いてアウトドアレジャーして8時30分過ぎにはもう終了して帰宅するって・・・、 まあ普通に考えて変です、あり得んわそんなこと。「儂が帰ったから、居てもしかたなくなって帰った」という風にしか思えないなあ~。

「悪いことしちゃったかなあ~」と大いに思いますけど、まああの状態で私の方から話し掛けるなんてまず無理です。そんなことしたら、ただの“変なオジサン”ですから。

 

帰宅してアラ△グマ水族館をセットしました。時刻は9時56分です。

 

当日の12時半頃の撮影です。自生ワサビのキープ設備です。

常時井戸水をちょっとだけ掛け流しにしてあり、ワサビは土の上にチョンと乗せるだけで埋めていません。この方式だと “折れたり傷だらけになったりして、よっぽど細菌腐敗リスク高の状態” になってしまったようなワサビでない限りいつまでも保管が効くようです。

手前側の“葉っぱがショボい奴”は11月23日(祝)に利賀で採ってきたばかりのものですが、上の方の葉がこんもり茂っている奴はもう家に持ち帰ってから軽く1ヶ月を越えています。保管できているだけでなくて、ちゃんと育って葉っぱがザクザク増えています。ヒゲ根からさらに細かい白い根が生えて土の中に潜りこんでいっているんですよ。

 

「おや!」

撮影日は11月26日ですよ。ワサビにも狂い咲きがあるんですね。

11月23日(水)勤労感謝の日 富山県の自生ワサビポイント開拓

11月21日(月)の未明にポチった浮き輪です。11月22日(火)の夕刻に帰宅したらもう届いていました。

ちなみに“救命用の浮き輪”であり、空気を入れる必要がなくパンクしません。まあ、その分浮力は小さめで、その点では性能的にイマイチな面があるのだろうと思いますけどね。

で、11月23日(祝、水)も釣りに行きました。この浮き輪を車に積んで。

最近の超お気に入りポイントである「ウェダー渡りテトラ」に朝6時に到着しました。が・・・、

駄目ですね、海が荒れていてテトラにおもいきり波が叩きつけています。天気予報では5~6mの向かい風で波の高さは1.5mでした。「浮き輪は使えないだろうけど、いつものテトラに渡るのはなんとかなるんじゃないかな~」くらいのつもりで出発したのですが、考えが甘かったです。「天気予報の通りの天候で釣り不可能で当たり前」ってことだったんでしょうね。

 

でスッパリ諦めてUターンし、そのまま利賀に向かいました。そろそろワサビの補充が必要になってきているんです。

今回は谷底の地域でポイント開拓をするつもりで谷底にまで入って行きました。それで結果としては、小さな沢が谷底の本流へ流れ込む箇所のその中でも開けていて極めて日当りの良い場所でのみ自生ワサビが何箇所か見つかりました。というか、そういう場所でしか見つかりませんでした。

↓撮影時刻8時3分です。

↓撮影時刻8時13分です。

↓撮影時刻9時1分です。

利賀の谷って傾斜がとんでもなく急峻でしかもメチャメチャ深いので、谷底一帯全般的にかなり日当りが悪いです。それに谷底だから積雪の量も期間も、尾根の国道沿いよりもずっと厳しいのかも知れません。そんな過酷な谷底の一帯ではよっぽど日当りの良い場所じゃないと生育できないってことなんだろうと推察しました。

標高でいうと尾根の国道沿いよりも谷底の方が150~200mばかり低いんですけどね。標高の高い尾根の国道沿いの方がよっぽど温暖なように思えてしまいました。

 

という訳で、ワサビが生えているのを見つけられてもチョロチョロっと少ししか生えておらず、群生に近いような生え方をしているポイントは一箇所も見つけられませんでした。雪が降り出す前に群生地級のポイントを見つけ出すことができるかなあ~。

 

帰りに道の駅庄川に寄って、こんなものを仕入れました。

いつの間にか蕎麦フェチになってしまった私ですが、素麺でもワサビは有効利用できそうな気がしますから、一度大門素麺でもワサビを試してみようかな。

 

自宅に到着しての撮影です。※午前11時頃です。

ショボ収穫だと思いながら帰ってきましたが、こうやって並べてみるとこれでもマアマアですかね。

 

この日の昼飯です。採ってきたワサビと買ってきた蕎麦を早速使いました。

アホの1つ覚えですね。いつまで続くでしょうか(笑)。

2022年11月20日(日) 釣行記

11月18日(金)の夜の撮影です。

久し振りに東京に出張で、夕方には懇親会もありました。で、新幹線の中で独り二次会も開催しながら帰宅しました。

 

前日(金)の飲み疲れで土曜日の釣りはお休みにすることにしました。11月19日(土)朝の撮影です。※刺身はどでかマゴチの頭側の部分です。

ちょっと言い訳すると、直近の釣行でタモの枠部分が折れてしまって新調中でした。新たな装備としてこれ↓を買ったんですけど、その到着予定が土曜日(11/19)でまだ未着だったんですよね。まあタモなんかなくても十分釣りはできますけどね。

 

で予定通り土曜日中にタモの部品が到着し、新調が完了しました。

やたらカッコよくて妙に気に入ってしまいました。

という訳で11月20日(日)になってやっと釣りに出発しました。出発時刻は朝の9時です。

 

最近のお気に入りスポットである「灘浦海岸某所の“どでかマゴチ”が釣れたテトラサーフ」にまず最初に入りました。そろそろこのポイントにも命名をしておきましょう。名付けて“ウェダー渡りテトラ”、陳腐だなあ(笑)。

そして開始数投・・・、 竿先がグニーンとしなります、来ましたよ。ドラグの出るとても強い引きです。

「いやこれも大物だよ、またマゴチのどデカい奴か!」と思いましたけれど、10秒も経たないうちにフックアウトしてしまいました。

ヒットした座標はこの辺りです。

この後もこの一帯で粘り、アタリ2回、ヒット1回とありましたけど、釣果には至りませんでした。トータルのアタリ4回で釣果ゼロとは明らかに腕が悪いですが、まあいいです。このポイントでの今後の釣行には大いに期待が持てるということになりますから。

 

その後、灘浦一帯→氷見→雨晴→庄川河口→新湊などと渡り歩きましたが、なんらアタリなしで16時頃にギブアップしました。

 

帰宅してから、こんなものをポチってみました。

“ウェダー渡りテトラ”の一帯に「ウェダーを履いて歩いていくだけでは水深的にちょっと到着困難っぽいテトラ」があるんです。水深的にちょっと厳しいだけで、砂浜からの距離感としてはいつも海中を歩いて渡っているテトラと同等なんですけどね。

そこに渡るための装備として買ってみたのでした。少々無謀な感じもしますけれど、天候が明らかに穏やかでベタ凪ぎの日に試してみたいと思います。

2022年11月12日(土) 釣行記

2022年11月12日(土)の釣行記です。

まずは前回の釣行で64cmのドデカマゴチを釣った灘浦海岸の某テトラ一帯に入ってみました。

灘浦海岸 どでかマゴチ炸裂 - いも工房

 

まだ薄暗いうち(多分5時50分くらい)からルアーを投げ始めましたが、しばらくの間はアタリなし。

隣のテトラへ、さらに隣のテトラへと移動して、ちょっと記念撮影です。※撮影時刻6時44分。

 

まださらにこの一帯に留まってさんざん粘り、奥の方のこのテトラに渡ってルアーを投げ始めたらようやくアタリがありました。

アタリの内容は、以下のような感じです。

 ①7時30分頃に40cm程度のスズキのライズバイト→フックに乗らず

 ②7時40分頃に50cm程度かな?って感じのスズキがヒット→しばらくしてバラし

 ③再キャストで同じ(50cm程度かな?)スズキがヒット→しばらくしてバラし

使用ルアーは、①がフラッググラブのアピールピンキンで、②③がフラッググラブの油断カタクチです。

警戒されて喰ってこなくなったので、さらにテトラの奥の方に攻めていって時間を潰し、戻ってきて②③の場所で淡い期待を抱きつつ投げてみたら、期待通り魚の警戒心が解けていたようでまた同じ個体らしきスズキが喰って来ました(④)。「いややっぱ50cmってことないな。結構デカい、60cmとかやわ。」そう思いつつやり取りしていると、海面でバシャバシャ暴れられてフックアウト。スズキであるとはっきり確認できました。

②③④とも同じ個体だと思います。で大きさの結論としては“60cmくらい”が正だと思われます。なお④の時はルアーはフラッグシャッドの油断カタクチでした。

まあいいです。次週に再訪して同じ個体を釣り上げてやることにしましょう。

それにしてもあれだけバッチリフッキングしたのに3回連続でバラすなんてメチャメチャ腕が悪いです(笑)。もしかしてドラグの設定がキツすぎるんですかね~。②③④で1回もドラグは出ませんでしたからね。実は前回釣行の64cmマゴチが釣れた時も不思議なことにドラグは出なかったんですよね~。

 

帰宅するつもりで車に戻りながら「一応」くらいのつもりで陸地からルアーを投げていると・・・、

「あれっ!乗ったわ」「マゴチの小さい奴かな?」

 

「あっ!」

 

ヒラメでした。※時刻は8時34分です。

実測全長36.9cm、重量465gです。

このヒラメが釣れた座標のヒント画像↑です。普段から灘浦を徘徊している釣人なら、アッサリ分かりますよね~。

 

折角のヒラメなので持って帰ることにしました。

が、まだちょっと時間が早すぎです。宇波にでも寄ってみましょう。

 

リヤのトランクを開けて釣り道具を出す準備をしていたら、猫が2匹飛んで来ました。

「おお~、どうした、どうした?」

「でっかいヒラメしかないんだわ。あげれ~せんよ。」

「何か魚を貰えればラッキー」くらいには思っていたのでしょうけど、漁港猫だから別に飢えてはいません。遊んでもらいに来ただけなんだと思います。

なので釣りの準備をしながらしばらく構ってあげました。というか実質は私が構ってもらっていたのかな?。

運転席のドアを開けたままトランクの側に廻って作業していたら、一匹が運転席のシートに前足を掛けて車に乗り込もうとし始めました。

「これこれ、入らん入らん」とかいって注意しましたけど、車の中に入ろうとしてもらえたのは正直言って嬉しかったですね。

この猫たちとお別れして防波堤に向かい、しばらくルアーを投げてみましたが何もアタリはなし。それ以上のポイント梯子はせずにサクッと帰宅しました。

なんかね、この猫たちに遊んで貰えたので、この日一日中やたらと上機嫌でいられました。

 

帰宅した時点での撮影です。※撮影時刻10時39分です。

ヒラメって落ち着いた状態だとこういう体色をしているものなんですね。忘れていましたよ。

 

当日の11時8分、ヒラメの捌き完了です。

約半日だけ冷蔵庫で熟成させて、土曜日から日曜日に日付が変わるくらいのタイミングですべて刺身でいただきました。

メッチャ旨そうな絵でしょ。絵の通りで旨かったですよ~。

 

今度の土日も同じポイントに釣りに行こうと思います。あのスズキ、獲りたいですね。

帰りには宇波にも寄りましょうか。構ってもらう目的で。

釣ったマゴチ

11月11日(金)朝5時44分の撮影です。

11月3日(木、祝)に灘浦海岸某所で釣った47.2cmのマゴチを刺身にしました。

でこれを冷蔵庫に入れてから会社に出社する訳ですが、夕方までに水が出てきてしまうので、こうしてから入れます。

で、その日の↓夕飯です。

こういう“金曜セットスケジューリング”が、最近最もよくやるパターンになっています。

 

さて、こちらは・・・、

11月5日(土)に灘浦海岸某所で釣った“どでかマゴチ”です。この撮影は11月12日(土)の午前11時過ぎです。これから絞めて捌くんです。

釣った直後のヘトヘト状態の魚ではなくて、タライの中でじっくり静養して完全に回復した魚ですから、この状態で絞めようとするとハンパじゃなく元気に暴れるんですよ。今回はどのくらい暴れますかね~。

 

予想通りのとんでもないパワーで、いつまでトライしてもまったく絞められず、途中でついに魚摑みを折られてしまいました↓(笑)。

でも、なんとか最終的には絞めて血抜きすることに成功しました。ここまで漕ぎ着けるのに11分も掛かっちゃいました。

 魚のサイズの実測結果は全長64.0cmの1840gありました。「1840gってあり得ね~、スズキかよ!」とかって思っちゃいました。自己のマゴチの記録を大幅に更新です。

これだけデカくて体力が完全に回復してりゃ、そりゃそう簡単に絞められやせんわな。手を怪我したりせずに済みましたけど、かなり運が良かったのだと思います。メッチャ危険なおっとろしい作業でした。

 

既に「頭側の胴の半分」と「カマ」と「カブトとアラ」は3回に分けて食べちゃいました。マゴチの場合デカ過ぎるとね、身の繊維が太くて食感が微妙に悪くなり刺身としては小さいマゴチのそれより味が落ちるものなんですけど、どれも火を入れた料理で食べたせいか、50cm以下とかの大きさのマゴチよりも火入れ料理同士の比較としては却って美味しく感じるくらいでした。

絞め作業までの過程と捌きの出来が良かったことなんかの影響も考えられますが、大きすぎるマゴチは刺身にこだわらずに“火入れ料理で食べるのが好適”ってことなのかもしれませんね。

 

まあでも折角なので、残りの身は今週末に刺身で頂いてみようと思っています。

灘浦海岸 どでかマゴチ炸裂

2022年11月5日(土)の釣行記です。

朝4時40分頃に家を出発して、まずは前投稿で紹介した47.2cmのマゴチを釣った堤防を目指しました。

で5時40分頃現地に到着したのですけど、頭にライトを装着した2名の先客が居ました。まあエギンガーでしょうな。しょうがない、七尾の“つむぎ”に移動します。

 

お、なんか居ますよ。

アナグマですかね? 愛嬌満点ですね。

 

で“つむぎ”に着きましたが、ここにしては珍しく海が荒れています。波は別に高くはないのですけど、強い向かい風が吹いていました。

風が不快すぎてやっていても楽しくないので1時間程で終了。最初の堤防に戻ってみました。

予想通り2名のエギンガーはもう居なかったので、堤防に入って行きルアーを投げ始めました。ですが、この日はアタリはなし。1時間程で終了しました。

次はここ、皆さんよくご存知の超有名漁港です。この時期はどこのポイントに行ってもエギンガーだらけで、はっきり言って鬱陶しく感じてしまいますね。

私はイカ釣りもエギングも基本的にやらないことに決めています。やり始めると竿もルアーも一通り揃えなければならないでしょうし、なんだかイカの時期になったら義務感にさいなまれるようにエギングをやることになりそうで、それがなんか嫌でねえ。

まあでも、釣り初心者的な人が家族や友人や恋人とかと一緒に気軽にエギングにチャレンジするってのは、とっても素敵な遊びのやり方で、そういう行動を否定する気はさらさらないのですけどね。「私はイカもエギングもやらない」って個人的に決めているだけです。

で私はこの辺でルアーを投げ、しばらくしたらドスンと魚がヒットしました。

掛かったのは35~40cmのエソでした。取り込み直前でバラしちゃいましたけど、フラットフィッシュが接岸している感触ありってことですから、多少モチベーションが上がってきました。初めてなんですよ、この堤防で根魚(キジハタ、カサゴ)以外がヒットしたのは。

この後もう一箇所別のポイントに入り、さらにその後はここに入ってみました。

テトラのウェダー渡りです。いつもは隣の“水深が浅くて軽く渡れるテトラ”に入るのですが、この日はちょっと無理して水深が深めでウェダーでかろうじて渡れるテトラに初めて渡ってみました。

開始3投で魚がヒット。30cmチョイくらいのエソで、テトラの上に魚を乗せることはできましたが、暴れているうちにフックアウトして海に帰って行ってしまいました。まあいいです、エソなんて。

魚が居る感触に気を良くし、ルアーキャストを継続します。沖側にフルキャストしリールを巻き始めると、フックに糸が絡んでルアーがエビり状態になりました(私のやり方だとキャスト回数のうちの2割くらいは“エビり”になってしまいます)。

この「ワーム系ルアーのエビり」って、竿を乱暴におもい切り煽ってルアーに負荷を掛けるとエビり状態が解消して正常状態に戻ってくれることがあります。そのつもりで2度3度と竿を勢いよく煽っていると、その途中でグニーンと重くなりました。根掛かりリスクのない完全砂底な場所ですから、ゴミや海草の塊を引っ掛けた訳でもありません。でっかい奴が喰ってきたみたいです。VJ系のルアーはエビり状態でも喰ってくることはあるのですが、おもいっ切り煽って居る時に喰ってくるのは初めての経験でした。

「いや、これデカい。ヒラメじゃなくてマゴチやろけど、爆裂デカいんちゃうかな?」

魚はデカいんですけど、足場は万全だし水深は2~3m程度で完全砂底ですから、私の側としては圧倒的優位で楽勝、魚の方は成す術なしで、網入れは軽々と一発で成功し何の不安感もなく楽に取り込みできました。

釣れた魚はコイツです。時刻は10時57分でした。

鬼デカのウルトラ爆裂マゴチ。正式な測定はしていませんが、タライに入れた状態で適当にメジャーをあててみたら、全長は62cmくらいあるようでした。※後日の正式実測では全長64.0cmの重量1840gもありました。

ちなみに使用ルアーは安定のコイツです。最強ですね、コレ。

釣れたマゴチは一旦ストリンガーで海中に吊るしておいたんですけど、すぐに絞めて当日中に捌いてしまうと私が食べるスケジュールで苦労しそうなので、庭でタライの中でエアレーションして1週間とか10日とか生かしておくのが合理的と考えて、すぐにこうやって容器の中に移し変えてさっさと帰宅しました。

 

帰宅してからの撮影です。

頭部に2箇所ほど傷があるんですが、今回私が取り込んだ時に付いた訳じゃなくて、ルアーにヒットする前から付いていたみたいです。以前に誰かに釣り上げられてその際に路上かテトラとかの上に逆さまに落ちて傷が付き、その時はリリースされたってことなのだと思います。

今日、11月7日(月)の夕方の状態です。

2日以上経ってもこうやってバッチリ元気にしていますから、多分10日くらいは大丈夫ですね。

なんかね、既に情が移り始めてしまって妙に愛らしく思えます(笑)。まあでも食べますけど。

一瞬「また海にリリースしに行くっていう選択肢もアリはアリだなあ~」とか思ったりもしたんですけどね。ブラックバスじゃあるまいし、釣られてはリリースまた釣られてはリリースって、逆になんだか・・・。

刺身ばっかりじゃなくて、火を使う料理も色々やってみようと思います。

2022年11月3日(木、祝) 釣行記

11月3日(木、祝)の釣行記です。あまり気合は入っていなくて出発は朝の7時頃でした。

 

まずはこちら方面に行ってみました。七尾の発電所の東側の奥の方です。※左側に写っている陸地が能登島です。

しかし、勘は当たらず何らアタリなし。

 

灘浦方面に廻って“コチが浜”をじっくり攻めますが、これもアタリなし。

 

次は某漁港の防波堤に入ってみました。

開始2投目、来ましたよ。

マゴチ、実測全長47.2cm、735g。ブクブクに太ったメチャメチャいい個体です。ルアーはフラッググラブの油断カタクチ、時刻は11時10分頃でした。

久し振りに生かしたまま持ち帰りました。

 

捌いてみたら「やっぱりね」という感じで、マゴチなのになんと内臓脂肪が少しついていました。これは刺身の味にかなり期待が持てますね。

私の認識の中では釣果期待値の低い灘浦地域ですが、やり方次第でなんとかなるんですね、灘浦海岸でも。

 

昨日の晩飯です。

もうメッチャ贅沢ですね。

 

この蕎麦がね、メチャメチャ美味しかったんですよ。

砺波製麺協業組合って“大門素麺”を作っているところらしくて「麵のプロがそのノウハウを投入して作った蕎麦だから美味しい」ということなんじゃないかな~と思っています。推奨茹で時間は13~15分で、その辺にも“只者じゃない感”が漂っている気がします。

ちなみに、砺波や利賀の地産そばという位置付けではないようで、パッケージの箱には製造所や産地の情報は一切印刷されていません。貼り付けたシールにのみそういう情報が表示されていました。箱の写真は富士山だし、全国の観光地で“地元産の高級日本ソバ”として売ることを想定して作られているもののようです。

乾麺400gで780円でしたから、スーパーで売っている乾麺と同じくらいで安いです。土産物の値段(変に高い)じゃないんですよね。※ちなみに前投稿の利賀そばは、180gで680円でした。これは土産物の値段ですね。

 

このソバって、ネットで検索してもまったく出てきません。私は道の駅庄川で買いました。