いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

カサゴのお刺身

この土日の活動報告です。

 

まずは11月23日(土)。朝3時頃の出発でまた鹿磯漁港に出かけました。

目的はまた同じで小アジの泳がせによるヒラメ釣りです。

 

でやっぱり、そうかんたんにヒラメが釣れたりはしなかったのですけど、まあまあの釣果がありました。

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家に帰ってからの撮影ですがカサゴです。13時頃に小アジの泳がせで釣れました。18.7cmとあまり大きくはありませんが、お持ち帰り可能なまともなサイズでもあります。こんなんでも釣れると嬉しいです。私の釣行の釣果期待値は平均的なところとしては“完膚なきまでのボウズ”ですからね、ハッキリ言って。

 

そして13時30分、来ました。今度は結構引きが強いです。「おお~、こりゃヒラメだ。ついにやったぞ!」本気でそう思いましたが・・・、

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釣れたのはコイツでした、なめら(=キジハタ)です。ヒラメに負けず劣らずの高級魚です。全長27.5cmありました。まあまあの大きさです。

しかし、なんだか体表にヒジキみたいなものが一杯生えていますね。「なんで魚の体表にヒジキが生えているんだ?」と一瞬思いましたけど、そんなものが生える筈はないですよね。

「多分寄生虫だろうな。イカリムシみたいなもんか?」そう思って手でむしり取ろうとしましたが、上手く引き抜けたりプチッと切れて根状部分が身の中に残ったりしましたので2本むしったところで終了。「多分寄生虫ごと食ってしまっても害はなさそうな気はするけどスマホで現場カンニングすることもできないから特定できないし、害がなかろうとこれの根が身の中に残ったまま食うなんて普通に気持ち悪いよなあ~」と思って必要以上に魚をいじくり廻すこともなく直ぐに海にリリースしました。

 

このポイントってね、鹿磯漁港のここなんです。

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駐車場からかなり遠いし足場から海面まで5mか10mかくらいあるので、海水を汲むことすらできませんから、何をやるにも不便でね。

車を横付けできる便利な釣場だったらもうちょっと対応の取りようもあったと思うんですけど、防波堤の先端まで色々な装備や道具をすべて持っていくなんてことまではしていませんから、ちょっとした苦難でも直ぐにギブアップしちゃうことになるんですよね。

バケツに海水を入れて一旦その中で泳がせるとかすれば、この虫をすべてむしりとることも可能だったかもしれないんですが、その水すらもないのでチマチマむしったりしていたら直ぐに魚を弱らせて死なせてしまいます。で、死なせておいて虫の痕跡がキモいからっていって結局食えなかったらどうする? そう思ったので魚が弱る前にサックリと海にリリースしてしまったのでした。

 

ちなみにイカリムシってのはこれです。

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金魚やフナや鯉などの淡水魚に付いているのをよく見かけます。ブラックバスに付いていることも結構あります。

今回のはコイツですね。

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イカリムシと一緒くたにされることも多いようですが、正しくはイカリムシモドキといわれる虫なのだそうです。ハタ類の魚に特によく見られるのだそうな。

 

ヒジキ虫って呼ばれる場合もあるみたいですね。

 

 

鹿磯漁港を後にしようと車に戻ると、こんな光景に出くわしました。

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カラスがトビをイジメているところなんです。よくあるんですよ、カラスのトビいじめって。

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で、11月24日の日曜日は・・・、

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富山湾灘浦海岸で泳がせ釣り用の餌魚をサビキで釣りますが、こんなものしか釣れません。

グレ(=メジナ=ツカイ鯛)の仔です。デカ過ぎてヒラメ釣りの餌になんてなりません。かろうじて刺身を取れるサイズでもありますが、まパスだな、面倒です。

すべてリリースして、呉西地区の某漁港に移動しました。

 

その某漁港です。

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ここの漁港ではサビキで小アジが幾らでも釣れました。その小アジを餌にした泳がせ釣りでヒラメ狙いです。

釣れる気はほとんどしていませんでしたけれど、車横付けで極楽です。必要な道具も装備もすべて車の中に揃っていて直ぐ取り出せて苦労しないし、釣竿の状況や海の水面を眺めながら飯を食うこともできます。オマケに車の中で居眠りもできるし・・・、

釣れる気は全然しませんでしたけれど、あまりにも居心地がいいのでここで長居しました。そして当日の釣果は・・・、餌用の魚以外は完膚なきまでのボウズ(笑)。いいんです、これで。

 

 

さて、土曜日に釣れたカサゴですが、土曜日中にこんな風に刺身にしました。

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で、さきほど夕飯のおかずとして食べました。

 

量はほんのチョロっとでしたけれど、うっまかったですよ~。