いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

サーフでのショアジギング シーバス釣り

題名は検索用。すなわち“釣り”です(笑)。アクセス数を増やしたいのです。

 

さて前投稿の爆裂スズキの料理です。

流し台のシンクをフルに使って、なんとか無事に捌ききることができました。

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かなり気合を入れて頑張りましたので内蔵血合もキッチリ取りました。普段の魚捌きでは内臓血合(魚の腎臓)はあんまりキッチリ取らないんです、正直言って。魚がバカでかいので小さい魚だとよく分からないような内部の詳細な構造もよく分かって、勉強になりました。

 

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デッカイです。まるで鮭だ。

 

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なんとか無事にすべて短冊におろすことができました。

美味しそうに見えます? 私は正直言ってそうには思え・・・(笑)。量が多すぎるとその時点でちょっと引いちゃいますよね~。

 

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21日(土)15時半から、この一皿で一杯(いや、ビールがぶ飲みだっけか)やりました。

で、刺身のお味は・・・。

「ん~、ま、マアマアか? ヒラメみたいに明らかに旨いってことはないな。マアマア旨い。」ってな感じです(笑)。

冷蔵庫で3~4日熟成すると劇的に旨くなるっていうような情報もありますから、熟成後の味に期待することにしましょう(負け惜しみ)。

 

実際のところ77.5cmのスズキってのは“老成魚”なので、あまり美味しくないってのは普通にあることらしいのですが、釣れた時の状況からして、後で釣れた小さめの個体に入れ替えるってことが事実上不可能でしたから、まこれでいいんだと思います。

 

2匹目の70cmが釣れた時に思ったんですよ「この展開、ホントはこの70cmを持って帰ることに方針転換して最初の79センチ(正式測定77.5センチ)は放流した方が、料理のことだけを考えれば合理的なんだろうな」って。

でもね、最初の1匹目が釣れた時点ってのはまだ「完膚なきまでのボウズ永久連荘街道のど真ん中に居る状況」だったんです、自身の気持ちとしては。だから、フィッシュグリップもラジオペンチもメジャーも何にも携行していなくて、すべて車の中に入っていました。そのため取り込み後の作業にやたらと時間を要してしまっているので、タライに海水を張って生きたままそこに入れたとは言っても、大分魚を弱らせてしまっていました。

2匹目の70センチが釣れた時点で最初の爆裂スズキを放流してもそのまま無事に生き残れるか否か大いに怪しかったので、最初の1匹を持って帰るしかなかったと思います。

 

だけど、調理や食事の途中から「無理をしてアラやカマや肝までキッチリ食い切るようなことはしない方が良いな」とも思い始めました。それが精神的な負担になって、今後スズキが釣れた時にその魚を食べたいと思う気持ちを減じさせてしまう要因になり得ると考えたからです。

 

だから「肝、卵、カマ、下腹部分の刺身に卸しにくい部分、頭部から可能な限り削ぎとった身」なんかは近所の漁港の海鳥にあげることにしました。

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こんな風に一口サイズにブツ切りにして準備しました。

 

今日(日曜日)の午後です。近所の漁港にて。

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あっと言う間になくなりました。10秒くらいでほとんど完食だったと思います。そんな美味しかったのかなあ~。

「要らないからポイ」って感じじゃなくて「海鳥が美味しく食べてくれるようにって思ってキッチリ仕立てた」ので、海鳥達にとってはそれなりの料理だったのかな。

 

熟成後でもイマイチの味だったら、また彼らに協力してもらうことになるかも。

火を通す系統の料理法で食べる方がいいかなあ~。