「能登半島某所の伝説のヒラメポイント」に行ってきました。2020年10月10日(土)早朝に。
到着したらこの状態でした。時刻は朝5時30分です。
誰もいない、かと思いきや、河口の右側には3人釣人が居ました。
でなんと、5時55分頃に・・・、
来たんですよ私のルアーにヒラメが。取り込み直前で残念ながらバラしちゃいましたけど、水面より上にちょっと全身を出してヒラメが暴れるのが見えました。30cm未満って感じの小さいヒラメではありましたが、それでもヒラメです。
最終的にバラしはしましたけど、自身初なんです。サーフでのルアーキャスティングでヒラメをはっきりとヒットさせたのは。
で、さらに6時45分・・・、また来ました。
小さいけどヒラメです。
私のヒラメプロジェクトはサーフでの釣果を目標にしていましたから、その念願がついに叶ったってことになります。でも小さいヒラメでしたから、あまり感動はしませんでしたけどね(笑)。
そして、さらに8時1分・・・、
また同じように小さいヒラメが釣れました。
バラしたのも含めると、念願のサーフヒラメが3匹も釣れたんです。
ヒットしたのは、どれも波打ち際から10~15mくらい離れた地点だったと思います。
他にアタリらしき反応が2回ありました。そのうち1回はキャストして着水後すぐのバイトでしたから、波打ち際からの距離は30mくらいかな。
9時になったので、帰ることにしました。釣果のヒラメは小さいので2匹とも放流します。
て、あらっ! 一匹死んじゃってるよ。
生きている個体はリリースして、死んでしまった方の個体は持ち帰って食べることに方針変更しました。
帰宅直前の撮影です。
いい景色でしょ。
他に居た3人は7時30分頃には帰って行きましたから、以降は貸切りで良い気分でした。
ここの砂浜って、具体的な場所は↑この投稿に書いてあります。気になった方はご参照ください。
今回使ったルアーはこれ。コアマンVJ22です。
釣果実績の評判がメチャメチャ高くて、今インターネットで買おうとすると送料別で1個3000円以上とかします。私は半年くらい以前に1個2000円くらいでインターネットで3個買い揃えました。こんな高いルアー、根掛かりの可能性がちょっとでもある場所では使う気になれなくて、ほぼまったく使っていなかったんですけど、今回は“砂浜ならまあいいだろ”って気持ちで敢えて使ってみました。※砂浜でも根掛かりリスクはそれなりにあるんですけどね。
やっぱ評判通り優秀ですね、このルアーは。ヒラメを3匹もヒットさせられたのだから。
でも、ポイントの状態も釣果の成立要因としてかなり寄与しているのだと思います。ルアーとポイントの状態と半々くらいですかね、今回の釣果への寄与率は。
ヒラメって高水温が苦手で、夏になると高水温のせいで浅場に近寄ってこなくなるらしいです。そして秋になって海水温が下がり始めると、漁港や砂浜等の浅瀬にも寄ってくるようになって、よく釣れるようになるものなのだそうな。
つまり、秋になったのであの浜にヒラメが近づいてきだしたから釣れ始めたってことなのかも知れませんね。
ちなみにあの浜の釣果は、以下のように北陸釣りウィークリーでネット上に紹介されまくっていました(多分、新聞上でも)。少なくとも去年は。
こんな記事を連発されたら人が殺到して当たり前ですよね。だから釣り人が来すぎて、場荒れしまくり感丸出しだったのですけど、ここのところ場所が具体的には書かれなくなったんです。
ある頃から、こんな感じ↓で“河口”としか書かれないようになっているようなんです。
「場所を具体的に書かないでくれ。遠くからも人が来まくって、まともに釣りを楽しめなくなっちまってる」「もう場所書くのヤメてくれ」っていうような要望がどこかからあったのかな?
釣ったその日にうちにお刺身にしていただきました。
死なせてしまったせいか、小さい個体なせいか、味は程々でした(笑)けれど、「でもまあ普通に美味しくいただけた」「美味しかった」と言えると思います。
捌くときに胃袋の中のベイトチェックをしたら、7~8cmくらいのイワシらしき魚の半分溶けたヤツが3~4匹入っていました。
釣りをしながら海の様子を観察している分にはベイトフィッシュが居るような感じはまったくしなかったんですけど、結構居るってことなんでしょうね。
ということは、去年みたいな「あの浜のヒラメ、スズキフィーバー」が今年は今まさにこれから来るってことなのかな? だとしたらメッチャ楽しみだなあ。私は去年はそのフィーバーに乗り損ねて、終わりかけの頃に初めて訪れましたからね。
去年みたいに北陸釣りウィークリーに“○○浜”とか“○○川河口”とか書かれないようにと祈っています。