10月10日(土)の伝説のヒラメポイント釣行で、小さい個体でしたが3匹もヒラメが釣れました。私としては、そのポイントでの初のヒラメ釣果でした。
だから、その浜の秋のヒラメモードが始まりかけているのかな~と思えました。
そこでおもい切って土日ではなく金曜日に行ってきました。伝説のヒラメポイントに。
平日は釣り客はあまり来ませんから、平日の間に釣り場の状態が良い方向に変化している可能性があります(人があまり来ないから魚が安心して寄ってきているかも、と言う意味です)。
土日に釣り荒らされる前に金曜日にコッソリ行ってやろう!って感覚ですね。で、結果は・・・、
これです。凄いでしょ。
では、報告していきましょう。
到着は2020年10月16日(金)朝5時35分くらいでした。
ちなみにルアーはこれです(前回のここでの釣行と同じです)。
コアマンVJ-22、ゴールドヘッド、ワームカラーはシャローイワシ。だけど、もう実質売っていないようなものだから、この投稿に釣られて同じものを買おうとしても、かなり無理っぽいんですけどね。
6時23分、ルアーを30mくらいキャストしてその半分くらいの距離をリトリーブしてきた辺りでアタリがありました。でも乗りません。
同じ場所に再キャストして同じように巻いていると、ほぼ同じ座標でグイーっと竿先が重くなりました。
「え、マジで?ヒラメ釣れた?」「デカイぞ!まともな大きさのヤツだ。」「やっぱりさっきのアレってアタリなんやな」
釣れました(6時24分)。スーパーで売っている未調理ヒラメより一廻り大きいくらいの立派なヒラメです。全長39.5cm、重量は620gでした。
ついにやりました。ヒラメプロジェクトの目標だった「砂浜でのルアー釣りで、店で売っているようなまともな大きさの立派なヒラメを釣る」をついに達成することができました。
車のトランクにタライを積んでありますから、とりあえずそれに海水を張って生かしておきます。
次は6時36分。同じような場所、同じようなシチュエーションでこのヒラメ。
でも小さいです。こいつは即リリースしました。
さらにランガンを継続していると、着水してリトリーブを開始したすぐ後にグイーっと重くなりました。“サラシの先っぽ”といった感じの場所です。
「お~、コイツはさっきのよりデカイぞ!」
上がって来たのはコイツです。7時20分でした。
ヒラメ、42cm、815g。こんな立派なヒラメがポンポンと2枚なんて感激ものです。
あれ、ワーム部分がどっかにいってしまっていますね。ファイト中に吹っとんじゃったのかな。
コイツも砂を洗い落としてからタライに入れました。そして、ワームを予備に付替えて第1投。ワームの装着具合に自信がないので、試投くらいの気持ちで力を抜いてチョロンと手抜きキャストし少しリトリーブすると、なんとまた重くなりました。
で、上がってきたのはコイツ。42cm、815gで全くの同体格でした。
なんだかデッカいベイトを飲んでいるみたいですが、帰宅後にアラ△グマ水族館の中でこのベイトは吐き出されたんですよ。
それが、これ。
分かります? アイゴですよ、これ。 「違う、ゼンメだ」って言う人が居るかもしれないですけど、アイゴです。アイゴの画像とゼンメの画像とこの画像をじっくり凝視して比較していれば分かります。ぜったいにアイゴです。全長10.3cmくらいあります。
このヒラメがヒットした場所はこんなところなんです。
ストラクチャーは何にもない完全砂浜なんですけど、こんなところにアイゴが居るものなのかな。
こんなに釣れちまって、もっと釣果が増えてしまったらどうするんだ? という気持ちになってはいましたが、ついつい釣りを継続しちゃいました。そして7時58分。この日5匹目のヒラメです。
コイツは即リリースしました。
その後、アタリは止まり、9時頃に納竿としました。
納竿時の記念撮影です。結構波はあって「少しは荒れてる」といった状態でした。
この後帰宅しますが、浜に到着した5時35分から帰宅まで完全貸切状態で誰も来ませんでした。よって、この釣果を他人の誰かに見せびらかすということがまったくできませんでした(笑)。まあいいけど。
途中の漁港で水換えです。半分は見せびらかし目的のようなものですが、残念ながら誰も居ませんでした。
いい思い出になりますね。
これは自宅での撮影です。※当日の11時55分です。
とりあえず“7時20分に釣った個体”だけ捌くことにしました。
なんだか、やたらと分厚いように思えます。
特に背側を捌く時は、その身の分厚さにちょっと驚いてしまいました。
コイツの胃袋の中からは4cmぐらいのグレが出てきました。完全砂浜にアイゴとかグレとか居るものですかね? 他所で食べたベイトだってことなのかなあ~?
捌き終わりました。いい出来だと思います。
これは翌日の土曜日の午後の撮影ですが、6時24分に釣れた39.5cmの個体です。
売っているヒラメと比べると腹側の白の鮮やかさが見事です。
ヒラメの身の厚さのことについて、事実を定量的に知りたくなり、表計算してみました。体長の測定結果も重量の測定結果も相当に誤差があるだろうと思っていますから、あくまで参考程度の情報ですけど「肥度指数で高めの数値が出たら嬉しい」ってやっぱりなっちゃいますよね。
※ちなみに実重量は血抜前の重量だったり血抜後の重量だったりしています。元々測定誤差が大きいと思うので、統一してもあまり意味がなさそうに思います。