いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

冬の青物釣り

2023年12月23日(土)の我家近辺の積雪はこんな感じでした。

でも頑張って家の前の雪掻きをしてから、灘浦海岸に釣りに出掛けました。

だけど何ら魚の反応なし。ポイントを4箇所ほどハシゴしてギブアップして帰ってきました。

帰宅した時点で何となく撮影です。13時30分くらいかと思います。

朝はかなり過酷な状況だったんですが、10時くらいにはもう今回の大雪は終わりって感じになっていました。

その日の夜です。釣りの準備で仕掛けの自作です。

コスト的には安価な出来合いのタイラバを買うのと同等程度で、コストメリットはあまり感じないのですが、性能的にはかなり良いように思っています(特にフッキング性能)。※ちなみに私自身のオリジナルノウハウではなくて、某釣りyoutube番組の紹介内容をほぼ完全にトレースしています。

そして12月24日(日)も例の「場所のヒントを出せない石川県某地域」に釣りに出掛けました。

開始後3投の6時57分、フクラギが釣れました。全長は42~43cmくらいかと思います。測っていませんけど。

続いて7時17分、またフクラギ↓。今度は実測全長40cmです。

7時39分、またフクラギ↓です。今度はちょっと大きくて実測全長45cmありました。

やっぱり1級レベルの本格的ポイントまで無理して赴くと釣果期待値がかなり違うんだなあ~と思ってしまいました。

 

8時42分、本命のヒラメですけど“ソゲんちょ”です。リリースしました。

そのうちに大きいヤツが釣れてくれるように祈ります。

 

その後しばらくアタリが遠のいてしまいましたが、9時53分にやっともう1匹来ました。

ルアーが自作のタイラバでしたから「ヒラメで間違いなし」と思い込んで巻き上げましたけど、なんとフクラギでした。タイラバでフクラギなんてそんなことあるの?ビックリです。

3匹目までのフクラギは絞めて血抜きしてストリンガーでキープしてあり、この4匹目は「もう要らないかな~」と思ってリリースしました。測っていませんけど、全長は40cmチョイくらいかと思います。

 

そしてその後はアタリが止まり、11時30分頃に終了としました。さてフクラギ3匹を持って帰りましょう。ストリンガーを海中から回収すると・・・、

なんと2匹しか付いていません。1匹はフックごと外れて無くなってしまっていました。「え?え?え?」「神隠し?」「トビかタコにでも盗られた?」「分からない、理解できねえ~?あんな頑丈そうなスナップが外れるなんてこと起こる筈がない。物理の法則に反している。なら誰がが盗んでいった?そんな馬鹿な」そんな風にしか思えませんでしたけど、最終的な状況解析結果としては「多分海中を漂っているうちに海水の流れに揉まれて魚がローリングし何回転分もの捻じれが生じてワイヤーにフックを連結しているスナップに強い力が掛かりスナップが破損してしまったのだ」と結論づけました。

実はスナップ周辺を自流で少し改良しておいたんですが、結果的には性能上の改悪になってしまっていたのだと思います(錆び回避のつもりで鉄製のサルカンを取り去ってスナップ直結にしていました)。※頑丈なステンレス製のサルカンとスナップを調達して先ほど整備し直しておきました。

12月27日には大阪府の実家に帰省する予定で、その時のお土産を含めて3匹くらいで丁度良いっていう感覚で4匹目をリリースしましたから、リリースしたことを後悔しちゃいましたけど、ストリンガーが粉砕して魚が消え失せてしまうなんて、その事態が発生するまでこれっぽっちも考えやしませんから、「リリースしたのを後悔」なんて発想をすること自体が考え方としてそもそもおかしいですよね(笑)。

 

構想が崩れて3匹の筈が2匹になってしまったので、帰路のポイントで適当にルアーを投げてみたら何と第1投でまた40cmくらいのフクラギが釣れたんです。「お~お~、こりゃいいや、元に戻ったわ」なんて思って、嬉々としてその場所でさらに1時間ばかり粘ってみましたが、その後はまったくアタリなしでした。※面倒に感じてこの1匹の写真撮影はしていません。

 

当日中に食べた最後の1匹のフクラギの刺身です。

これがもうね~、私の味覚ではあり得なく美味しいんです。店で売っているフクラギの刺身とは別物なんですよ。脂はちっとも乗っていないんですけど、身がしっかりしていて少し堅めで歯ごたえがあって、表面の水っぽさがまるでなくて、甘みも感じる、っていうような感じの至れり尽くせりの味なんです。

何が違うのかな?、やっぱり“即締め、血抜き、その後の保管方法”あたりですかね~。

これからの1月2月の釣果期待値激低の北陸でも、あの一帯に通っていればフクラギだけはいつもしっかり釣れてくれそうな予感がしています。熟成なしの当日刺身でもメチャメチャ美味しいですから、たかだかのフクラギでも私にとっては大変有難い獲物です。

そのうちにガンド級が釣れてくれるかな? それと、もちろんヒラメの大きなヤツも忘れちゃなりませんね。