いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

秘密の場所

夏の夜だけ賑やかになる秘密の宴会場があります。
正確には5月から9月の間くらいかな。

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こんな感じ。
緑色に草が生えているところは田んぼです。
農業用の用水路の途中に建設されている構造物なんですね。
何の目的で造られたのかは良く分かりません。
無論、私の所有物ではないです。夜に勝手に忍び込んで、勝手に遊んでいます。

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こんな風にハシゴまでついているので、とっても便利。
深いところでも20センチくらいなので、長靴さえあれば十分です。
この画像の右上が下流で、小さな川(大河川の支流の支流)に流れ込みます。

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角度を変えた撮影です。
右側が上流です。

夏の夜は、なまめかしい生き物達が集まってきます。

夜に見に行くと、2回に1回はスッポンがいます。
去年は決まった4個体くらいが交代で来ていたようでした。
2匹居ることもあります。でかいヤツは首の太さが4センチくらい。
楽勝で捕まえられますが、捕まえないでいました。
触ることもできます。
ちなみにタニシを食べに来ているみたいなんですね。噛み砕かれた貝殻がいっぱい落ちています。

他にはウナギとナマズが来ます。
夏の夜に行けば、スッポンかウナギかナマズのどれかには、まず会えます。

ウナギの方はかなりでかいんですが、これも敢えて捕まえずにいます。
もちろんここではナマズ釣りはしません。
彼らに会うことだけを目的に時々ここに訪れていました。

家で飼っているナマズの食事を採る目的で行くこともありました。夜は小魚がたくさんいるんです。
ウナギとナマズはそれを目当てにしてここに来るんでしょうね。



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暗闇でのフラッシュ撮影ってすごく難しいんですね。
やっと撮れたまともな一枚です。
スッポン君。 どこに居るかわかりますか。


スッポンって冬眠から覚めると直ぐに繁殖行動をして、初夏くらいには産卵するそうで、さらにどうもその産卵時期の直前に大きい個体を捕まえて上手に飼っていれば、飼育下でもアッサリ産卵してくれるっぽいんですよね。

スッポンの産卵
跡を残さないように体を浮かせたまま歩いて池に帰るところが素晴らしいです。


ちょっと以前まではニホンスッポンの幼体を通販で販売している業者が結構あったんですけど、役所かどっかの団体から道義的なクレームがついて、最近はどこの業者も販売できなくなったみたいです。

産卵のための砂場を造るとか庭で飼うとかすれば、スッポンの産卵が拝めそうな・・・、
そんな予感です。

今年はちょっと飼う設備の準備が無理っぽいから、捕まえるのは来年かな。