いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

流木

今日は医王山の石川県側を攻めてみました。


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お、流木ですか。
水槽のレイアウト用にコイツも持って帰りましょう。



同じ流木の別の角度からの撮影です。
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って、また今回もウソです。これ、流木じゃないんです。

これ、拾った時は木以外の何者でもないと思って、川の中から何の気なしに拾い上げました。
そうしたら・・・、

「なんだこの重さは?、石の重さだよ。だけど見映えは100%間違いなく木だ。」
そう思って、ビックリというか、不思議で不思議で仕方ありませんでした。

どっからどう見ても木に見えます、視覚的には。
でも物理的な性質は石としか判断のしようがありませんでした。
表面を指の腹で強くこすっても木の表面が崩れたり木粉が出たりとかまったくしません。
カチカチの石です。

なんで?と思って、もっとも木の肌っぽく見えるところに爪の先を押し込もうとしますが、入って行きません。
同じくもっとも木の肌っぽく見えるところに爪の背を当てて軽くこすると爪の方が削れて爪の粉が出ました。
つまり、木じゃなくて石なんです。
※どうも珪化木という物らしいです。

視覚の情報だけで判断する分には、これがすべて完全に石化していると信じることは、私には絶対に不可能でした。

爪が入って行かなくて、こすると爪の方が削れるので、視覚的情報の方を仕方なく否定して、この木塊は完全に石化しているのだと判断せざるを得ませんでした。



化石系のものを探すのも面白いですね。
綺麗じゃなくても、所有感があっていいです。

今日は手のひらサイズ(甲長7~8cmくらい?)のイシガメも見つけたんですが、捕まえ損ねて逃げられてしまいました。
来週もう一回行ってみようかな、イシガメ採集も兼ねて。



以下wikiからカンニング

珪化木
 木化石とも呼ばれるように、古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、膨大な年月をかけ地層からかかる圧力により木の細胞組織の中にケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含有した地下水が入り込むことによって、樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで、石英や水晶などと同様に固くなり、化石化したものである。
 保存状態が良いものは年輪や木の形まで保存される。石炭とほぼ同所的に出土することもあるが、珪化木はケイ素分を多く含んでいてかなり硬く、石炭採掘の際には厄介な障害ともなる。一部が石炭、または石炭に近い状態になっているものもあり、いわば「石炭になり損なった木」ともいえる。