いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

海上がり水晶とラベンダーメノウ

1月10日(土)にまた姫川に行ってきました。

ちょっと寝坊したので到着は8:00頃・・・、
姫川の川原をさまよいまくりますが・・・、
完全にボウズ。 気がついてみると時間は既に15:00。この時点でほぼ諦め。
仕方がないので須沢の西と東を30分ずつ歩いてみました。
しかし、当然のごとくボウズ。
標準的な期待値どおりの“丸1日完全ボウズ”という結果をたたき出すことができました。

1月11日(日)は休みましたが、
1月12日(祝)は別の場所へ出動することにしました。


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その行き道での撮影です。
石川県は能登半島の西側海岸某所。


イメージ 2
たどり着いたのはここです。
(バケツに中身が入っているので分かるとおり、探石が終わった後での撮影ですが)

イメージ 3
ちょっと角度を変えて、もう1枚。

この場所は・・・、

そう、押上と越中宮崎の2箇所のヒスイ海岸に対抗して命名を受けた伝説の探石スポット“珪化木浜”です。
あまり質の良い珪化木ではないんですが、珪化木がたっぷり採れます。
伝説中の伝説な極秘スポットなので、意地が悪いようですが場所はヒミツです。

イメージ 4
ほんの30分くらいで、バケツ一杯取れました。
白いのは瑪瑙です。
ラベンダーヒスイみたいな色をしているので、ラベンダー瑪瑙と名付けることにしましょう。

珪化木浜を後にする前に車の中でこのラベンダー瑪瑙の拡大撮影をしました。


イメージ 5
あれっ?

露出と構図が大失敗ですね。
特に構図の方はワザとらしいまでにとてつもなく大失敗しています。


イメージ 6
家に帰ってからまじめに撮影し直しました。
形状からして一応は仏頭状瑪瑙みたいです。
比重の測定はしませんでしたが、重量61gでした。



イメージ 7

イメージ 8
こちらは、珪化木浜への行き道の途中にある“水晶ヶ浜”で採った海上がり水晶です。605gでした。
※水晶ヶ浜の命名者は、伝説の欲張り探石者アラ△グマだと言われています。

バッチイ感じもしますけど、海上がりならではの味がありますね。


イメージ 9
今回拾ってきた珪化木のうちの一部です。
矢印を付けてあるヤツは発色がマアマアで水晶層(orメノウ層)がポツポツ入っていて、お気に入り。
(右下の2つは、帰路で寄った灘浦海岸で拾ったものです)

庭にでも並べて利用したいところですが、庭がない(笑)。



“ヒスイに比べたら珪化木なんて”ということにはなりますが、やっぱり競争がないのは気が楽でいいですね~。

“競争がない”と言ってはみても、今回のラベンダー瑪瑙と海上がり水晶は“冬ならでは”だと思います。
何度も大低気圧が来ていたし、寒くて探石する人もあまり居なかったのかもしれません。
夏には何度行ってもこんな石はなかったです。
春や夏だとポツポツ人が来るから持って行っちゃうんでしょうね~。
この辺はヒスイ探しの季節差異に通ずるところがあるような気がしました。

子供を連れて遊び行くなら、ヒスイ探しよりは珪化木探しの方が受けそうな気がしますね。
見映えに明らかな説得力のある化石だから。

というかヒスイなんて探しに行ってみたところで、まず見つからないし・・・、
それに・・・、
ま、いいか。