いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

イシガメの産卵穴の試掘

今朝(6月22日)の撮影です。
イメージ 1
前投稿のアダルト♀イシガメが夜間に掘った穴です。
試掘のレベルで終わってしまっています。
※ちなみに6月21日の朝の測定で、この♀イシガメの体重は802gでした。

木の根だらけの場所なので、そもそも無理だったんでしょうね。

もうこれで4~5回くらい試掘していますが、木の根だらけの掘りにくい場所ばかり選んでいます。
産卵床用にと思って、下の方まで木の根を取り払って土だけにして一帯を全体的に少し盛り上げたような格好にしてある場所もあるんですが、どういう訳かそこでは穴を掘ろうとしません。
どうしてでしょうか?

「何が足らない?」
と思って調べていると・・・、

“手摺り”という情報を発見しました。

なるほど。
ちょっと盛り上がった場所ばかり選んで試掘しているように思えたのですが、
後ろ足で産卵穴を掘る時に、手摺になる物に前足で乗った(というか微妙に掴んだ)状態であることが体全体を支えるために好ましいから、手摺状の物の存在が場所選びの根拠になっていたっていうことのようです。
その手摺状の物が存在する場所であるために、私には“ちょっと盛り上がった場所を選んで穴掘りしようとしている”と思えたのだと思います。



イメージ 2
赤い皿の右横にあるのは木。その左下が苔が生えた状態になっていて、画像上から画像下に向かって地形は下り坂になっています。

“この苔のミニ台地”が“手摺”として有用だった訳だ。



という訳で、夜間なのですが今ほど“木の根を取り払ってある土だけの場所”に、“手摺り”のつもりで石や木片を何個かセットしてきました。

“明日の朝には”というのは幾らなんでも虫が良すぎると思いますが、その翌日の朝くらいまでには何とか・・・、
なって欲しいものです。