いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

没趣味?

珪化木やメノウや水晶拾いをずっとやっていたんですが・・・、
どういう訳かヒスイ拾いには手を出さず。

「なんだか没趣味かなあ~、それにそうかんたんには見つからないものらしいし」
なんて思っていて、ヒスイ拾いには1回も行っていませんでした。

でも、せっかく近場に住んでいるんだし、とりあえずいっぺんは行ってみようと思いたって富山県新潟県の県境近辺の海岸に行きました。
それが確か、8月3日(日)のことです。

その初回探訪の8月3日以降も、13日、16日、17日、23日、24日と続けて行ったので、もう6回も行っています。

でもね~、なかなか見つからないです。

8月3日の初回探索の時点で、他にヒスイ拾いをしている人を何人も見かけて、その時点で
・なんだかお金のニオイや、欲のニオイを感じる。  とか
・他の人と競争するような石拾いは嫌だなあ~。
とか思いました。
最初から抱いているネガティブイメージも作用したせいか「やっぱり没趣味だよなあ~」と、正直思えてしまいました。

でも、6回もたて続けに行ったというのは・・・、
ロクすっぽヒスイが見つけられなくて、不愉快だからですね(笑)。

没趣味とか、さんざんケチをつけておきながらも続けて通っていると、ヒスイ探しについて色々なことが、ほんの少しずつですが、おぼろ気に分かってくるように感じられました。(って、ホンマかいな?)

見つけるのは難しいことなんだけれど、少しずつノウハウが分かってきて、少~しずつでも微妙に一日あたりの戦果が上がっていくような、そんな感覚です。
となると面白くなってきますよね、やっぱり。


イメージ 1
8月23日の撮影です。

イメージ 2

イメージ 3
ワザとらしいこの画像。
“大物ヒスイゲット”と思って嬉々としての記念撮影です。

上述の通り、8月23日はもう5回目のヒスイ拾いチャレンジです。
実際のところ内心は
「もう結構ノウハウが掴めてきたし、拾った石がヒスイかどうかを見極める鑑定眼もそれなりの領域に達している」
そんな、思い上がり満々です。

帰宅してから、微妙な恐怖感におののきつつも画像の大物ヒスイ2つのヒスイか否かの鑑定を始めます。

 ヒスイって、教科書的にはその比重が3.2~3.4くらいなのだそうで、比重の測定さえ行えばその石がヒスイであるかどうかをそれなりの精度で見極めることができます。普通の石の比重は2.5とか2.6くらいで、ヒスイというのは普通の石より重いんです。
※ちなみに3.2~3.4というのはあくまでも教科書的認識であって、比重3.0を超えていればその石がヒスイである可能性は十分以上にあります。比重2.9台でも可能性はほどほどにあると思います。
ヒスイってかなりピンキリな物だから、物理的特性も“あんなものからこんなものまで”相当に開きがあるらしいんです。
※それと、比重が3.2~3.4の範囲にあればその石はヒスイかというと、決してそうとは限らないようです。


で、画像の大物ヒスイの比重測定結果ですが・・・、
 向かって左のヤツが2.62
 向かって右のヤツが2.67
ヒスイでもなんでもない“ただの石”でした(笑)。

しかしあれですね、比重測定は自己のヒスイ鑑定眼のヘボさを看破する客観的分析で、その結果には問答無用従わざるを得ないので、くやしいようで気分が晴れ晴れとしますね(笑)。
「敗れて悔いなし」と言い切れます。

というのはウソで
「認めたくないものだな」
が本音です。


今のところの私のヒスイ探しの腕前は、「1個/1日くらいの頻度で、ちっちゃ~いヒスイがかろうじて拾える」といったところです。
 
私が大物ヒスイをゲットして満悦感に浸るのは・・・、
予想では今度の土曜日8月30日ですが・・・(笑)、

その予想は果たして的中するでしょうか。