いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

2月8日(日)のヒスイ探しの成果

カレー曜日ならぬ川ヒスイ曜日の日曜日に姫川に行ってきました。

実は前日の2月7日(土)については、前投稿では「7:00前に川は投げた」というような書き方をしましたけど、その他に別の箇所の様子見なんかもしていたんです。

その様子見で“最近になって新たに美味しい状況になった”らしきエリアを一箇所発見しました。

ですので、2月8日(日)はそのエリアに真っ先に入ります。下流以外の場所です。
到着時間は朝の6:10。明るくなるのを待っているのも馬鹿らしいので大型LEDの懐中電灯を持って探石を始めました。
しかしやっぱりヒスイは見つかりません。

“泥で汚れていて色が分からなくても石の形だけでヒスイと判ることがある”とはいうものの、それはやはりレアなケースということになるのでしょうか。
石に砂や泥がついたままなためかヒスイを見つけることはできませんでした。
諦めて7:00頃にこの場所を投げました。

そして、すぐ近隣の“エリア”に場所替えをします。1箇所目とほとんど同じような状況のエリアなのですがやっぱり見つかりません。
※実は1月中はこの2箇所目のエリアを集中的に攻めていました(→でもヒスイは一つも見つけられていません)。

さらにもう一箇所チェックしに行ってみましたが、そこもダメ。まるで見つかりません。

1月4日の初拾い以来、川ヒスイについては延々とボウズが続いています。
今回もここで諦めて、海岸へ移動しました。

ベタっていうくらい凪状態の海岸での成果は・・・、

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海岸1箇所目で画像上の白いヒスイが拾えました。
前日に179.73gを拾ったのと同じ場所です。お気に入り海岸になってしまいそうな予感ですね。

全体に白い地に対して、境界のハッキリしないグラデーション的な色の分布を見せる石墨がビシッと入っているところが、なんともいい感じです。

イメージ 2
結晶ははっきり見えるけれど、比重値はほどほど。
重量72.19g、体積34.42ml →比重3.082 でした。


イメージ 3
3箇所目でこの石。
色目的にちっともヒスイらしくないんですが、表面の触り心地がお見事にツンツルテンだったので、念のため持って帰りました。
画像の通り結晶がキラキラ。
重量24.87g、体積7.72ml →比重3.222となります。
よく分かりませんが、まあヒスイなんでしょうね。

で、この3箇所目の探石中に天候が激変します。
傘が吹き飛ばされそうな大風と雨・・・、 天気予報が当たりました。
低気圧の中心か前線かが通過しているまさにその最中といった状況になってしまいました。

探石なんてやっていられなくなったので、慌てて車に戻ります。
時計を見てみると13:30。
「なんだ、まだ1時半か。
 ちょっと待てよ、これだけの雨ならあっちも・・・。
 まだ戻れんこともないよな。来週はどうせ雪で川では何にもできないだろうし。」

既に青海川を越えてしまっているのですが、姫川に引き返し、雨で表面の砂や泥が洗い流され石の色が見えやすくなっている状況にかけてみることにしました。

そういう流れで再度到着したのは上述の“午前中に行った川エリア2箇所目”。
時間は14:20くらいだったかな。

そこでの探石開始後約30分。
手のひらサイズの白っぽい石を拾い上げると、隅の方の一箇所に緑が入っています。
その緑の入り方はヒスイっぽいけれど、石全体の品位はそれほどヒスイそのものでもありません。緑が入っていなかったら興味を持たずにあっさりポイした可能性もあります。

「この緑の入り方はヒスイなんだけどな~。」
そう言いながら、水際に行ってブラシで泥を洗い落とし石全体の品位をじっくり観察してみました。
「あ~、こりゃヒスイだね。」
自己鑑定ですけど、ヒスイで間違いないようです。
でも正直あんまり嬉しくなかったですね~。
ハッとするような石ではなかったので、“やったー!”っていう気持ちにはならなかったのでしょう。

でもなんとか川ヒスイボウズの長い道のりを抜けました。
既に2月になっているので、“2月は終始ボウズ”にならずに済むことも確定し、ホッとしました。

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そのヒスイです。
「なんとか1kg越えてるんじゃないかな~」と思いつつ持ち帰りましたが、残念ながら重量は926g。
キロ超えとはいきませんでした。

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パッとしないヒスイですけど、ボウズ街道を抜けることができてよかったです。





ケンシロウ:待て!

アラ△グマ:あ、あんたは!
        以前、僕のヒスイをジャギ呼ばわりしたブルースリーのコスプレ兄ちゃん。→参照リンク
        なんだ、何の用だ。

ケンシロウ:アホか、ブルースリーを知っていてケンシロウを知らんような奇特な年代の奴がどこに居る。
       まあいいだろう。
       それよりキサマ、本当にその石の名を知らんのか。       
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アラ△グマ:なんだ、またそんな話か。
        どうせまた“ハート様ヒスイ”とか“アミバヒスイ”だとか言い始めるつもりだろう。
        これはヒスイだ。立派なヒスイなんだ!
        おまえのお説教なんか聞きたくない、あっちへ行ってくれ。

ケンシロウ:そうか、それほどまでにこの石の名を知りたいか。
        それならば仕方がない。
        教えてやろう。その石の名は・・・、 

アラ△グマ:う、うるさい。これはヒスイだ!






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ケンシロウ:その石の名は、蝉丸ヒスイ。


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アラ△グマ:せ、蝉丸ヒスイ?
        (ガーン!)