いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

うさんくさい石

少々以前のことなので、もう正確な日付は忘れてしまったんですけどね・・、
確か9月23日(祝)か9月27日(土)の朝7:30頃のことです。

青海川河口(河口近辺海岸でなくて川の中です)で、微妙な石を見つけました。


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こんな石です。
いかにもヒスイの緑らしいポワーンとした上品な緑が何点も入っています。

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こんなに風に、わりかししっかとヒスイ的な緑が入っているんです。

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形はこんな感じで、面があって鋭角部も残っています。
鋭角部の磨かれ肌も滑らかで粉っぽくなっていません。
ほどほどに透明感もあって、内部の(?)結晶もわりかししっかと見えています。

でもなんだか“う~ん”といった感じで疑念が拭いきれない石です。特に“面”の品位が悪いような・・。
それにしても、この緑色の入り方はいかにもヒスイっぽいです。
537gという大きさも中々のものなのだけど・・・。






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うさんくさい石:おい、おまえ。おれの名をいってみろ。
(解説)なんと石が私に対して恫喝的に声を発してきました。

アラ△グマ:こ、こ、これは。も、も、もちろん、それだけの見事な緑は、あなた様はヒスイ様に間違いな・・・、

ケンシロウ:待て!

アラ△グマ:えっ、あんたは?

ケンシロウ:無理だ、ここは俺に任せろ。
       おまえは比重の確認でもしておくんだ。

アラ△グマ:え、ひ、比重? そうか、比重だね、分かった。

(解説)アラ△グマはいつものやり方で石の体積を測定します。結果は181g(=181ml)でした。

アラ△グマ:8×3=24。ということは比重3.0の180mlで540g。となると?

(解説)アラ△グマは恐る恐る537gと181mlを電卓に入力します。はじき出された計算結果は?

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アラ△グマ:くっ、やっぱし! どうしてこれだけの石の比重が3.0いってないんだ!




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ケンシロウ:うさんくさい石よ、   おまえの名は、ジャギヒスイ。

アラ△グマ:ジャジャ、ジャギヒスイ?  そ、そんな。
        僕がやっと見つけたこんな立派な石がジャギヒスイなんて気味の悪い名前の石だったなんて。
        そんな馬鹿な、どうして?




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タチコマ:それ、微妙に引用間違ってるよ。


アラ△グマ:えっ!

タチコマ:だってさあ、アラ△グマが前に言ってたのは、比重が低いからってその石が低質ヒスイとは
     断言できないっていうような主張だった訳でしょ。アラ△グマが前に言っていたこと→
     低質の石自体じゃなくて、比重で石の質を論ずる考え方のことを“ジャギだ”って
     唱えたっていうことじゃない。
     だったらさあ、比重が3.0未満っていう情報が出てきてからその石自体のことをジャギだ
     って言い出すのはおかしいんじゃない?
     それだったら“ジャギだ”って言ってる人の方こそジャギになっちゃうよ。

ケンシロウ:分かっている、タチコマよ。案ずるな。
       俺は別にアラ△グマの以前の主張に追従してジャギヒスイと言った訳ではないのだ。

タチコマ:え、そうなの?なんだ。 だったらいいんだけどさあ。


(創作作者の言い訳):ジャギの画像を使ってみたかっただけです。石の質についてご高説を垂れるのが
              目的ではありません。石の質についての主張も特に持っていません。
              そもそも石の質の理論を特に理解していないので。
              ですが、どうにもこの灰色な石。見た目のイメージがわたし的にはジャギで・・・。
              ただ、それだけ(笑)