いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

普通の人には

つまらない話です。
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これ、単車のエンジンです。
冬はこたつで、とまでは行かないけど、冬は屋内で単車遊びをやります。

黒いのが4月の写真に写っていた30から降ろしたエンジンで、銀色の方が30の次世代マシンの35(さんご)から降ろしたエンジンです。


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35エンジンの号機番号。35エンジンの初番は1500001。かなり若い番号ってことになります。
コイツの腰下を今冬の素材にする予定です。
腰上は、ある方に使っていただける予定になっていて、とても光栄に思っています。

走行距離は前所有者見解からすると現時点で12000キロくらい。クラッチの切れ、ニュートラルの出がとても良かったので本当に12000キロだろうと思っていましたが、実際のところは不明です。
走行距離はシムの厚み刻印の摩耗具合である程度見当が付けられるので、バラす時に念のため見てみましょう。


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こちらは30エンジンの号機番号。でっかーい番号です。30エンジンは一応89年式と90年式と92年式というロット区別があって、このエンジンは89年式。89の号機初番は1200001なので12000機以上の番号になります。
番号が大きいためかたまたまか不明ですが、ポートの出来は私が見た30エンジン35エンジンの中で最下位の個体です。
でも動力性能的には良くて、今年の正月に私が組んだシリンダーヘッドを乗せる腰下として選択し、5月の連休明けにフレームから降ろしてヘッド(後ろの2気筒分だけ)を外したら・・・・、

シリンダーが錆びてるんですが、何か・・・。

そのまま適当に閉じて、倉庫行き。その時は仕方なく納得の行かない別の個体の腰下を使いました。
じゃあ、今回は何に使うの?っていうことになりますが、

シリンダーヘッドボルトの締め付けトルクを検証する目的をメインとして、検証サンプルとして使用します。部品は多分使いません。
私のエンジン製作遊びはこれで4基目なんですが、シリンダーヘッドボルトの締め付けノウハウがまるでなくて、いまだにまったく自信がないんです。

腰下はやったことないわ、シートカットできないからバルブ摺り合わせは1基目エンジンの1回だけで挫折するわ、とレベル低いんです。

明日から色々な観察を加えながらバラします。