いきなり本末転倒なような感じですが、今日はデータを紹介してみます。
私が初めてオーバーホールしたシリンダーヘッドの、タペットクリアランス調整データです。
エンジンはヤフオクで入手した89の30エンジンで、走行距離は結構いってる感じの個体でした。
私が初めてオーバーホールしたシリンダーヘッドの、タペットクリアランス調整データです。
エンジンはヤフオクで入手した89の30エンジンで、走行距離は結構いってる感じの個体でした。
見方は、例えばF(フロント)バンクのインレットの一番右側だと、
元々入っていたシムの厚み実測値が2330ミクロン(233.0×10=2330)で、
タペットクリアランス調整(変更)のために入れたシムの厚み実測値が2285ミクロン(228.5×10=2285)で、
調整前のタペットクリアランスが80ミクロンだったのが、
調整(変更)したことで130ミクロンになった、
タペットクリアランス調整(変更)のために入れたシムの厚み実測値が2285ミクロン(228.5×10=2285)で、
調整前のタペットクリアランスが80ミクロンだったのが、
調整(変更)したことで130ミクロンになった、
です。
一ヶ所“40↓”ってありますけど、“40ミクロンの隙間ゲージが入らなかった”っていう意味で、実際の隙間は“ほぼ0ミクロン”だと思います。シムの厚みを125ミクロン減じたら、隙間が125ミクロンになったってことですので。
そこのバルブはちゃんと閉まっていなかった感じで、円周方向に少しずつ廻る格好で動き続けていたような跡が付いていました。
30エンジンってまともな個体でもインレットの外側バルブのタペットクリアランスが狭い側に変化する傾向があるみたいです。
それにしてもこのエンジンは、“壊れたからポイ”だったんじゃないかな~と思いたくなってしまいます。
ま、オクってそういうものだから別にいいけど。
ま、オクってそういうものだから別にいいけど。