いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ロバちゃん

今年の春からウチで飼い始めた“ロバちゃん”です。


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あれっ!

なんだか違う画像を間違えて貼ってしまったようですね。



















正しい画像はこっちです。
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右の個体がイシガメの“ロバちゃん”です。

この画像は捕まえたその日の記念撮影なのですが、ボロンボロンの老婆ガメです。

庭池で飼い始めて分かったのですが、超ご老体で脳の体質(≒性格)が変化してしまっているせいか、やたらと大らかで警戒心が低く(とは言っても最低限の警戒行動は当然の如くに示しますが)、結果的には妙に飼い易い成体イシガメで、

我家の庭池において
 ・日向ぼっこをする
 ・餌を食べる
という行為をアッサリと開始してくれました。

あまり露骨に老婆呼ばわりするのも気が引けるし、以上のように性格が妙に大らかなので“ロバちゃん”と名付けました。

で、このロバちゃんのその他の特徴ですが、以下の通り。
 ・性格が大らかなせいが手伝ってか、すごくよく食べる(大食いです)
 ・前も後ろも甲羅が磨り減りすぎ、っていうくらいに磨り減っている(左の個体と比べてみてください)
 ・センターキールまで磨り減ってしまっている(ハッキリ言ってセンタキールがないです)
 ・甲羅の頂部が磨り減っているせいもあるけれど、甲羅の形は明らかに“ペラい系”である
 ・なんと甲羅の頂部に骨格の模様が浮き出てしまっている
 ・甲羅頂部の黒模様の出方がおかしい
 ・甲羅サイズの割には頭が大きい
 ・      〃      四肢もやたらと大きい
 ・尻尾の先だけ動物に食べられたらしく欠損しているが、四肢の欠損はまったくない
 ・動きが比較的ノロノロしている
 
まあズバリ“よくわかんない個体”なのですが、性格が大らかなところがとっても気に入っています。

いったい何歳くらいなんでしょうね?
もしかして私より年上で“50歳以上”だったりしたらいいなあ、なんて思ったりしますが、実際のところはどうなんでしょうね。


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この模様って“骨格の模様”なのですよ。
なぜこんなことになるのか私にはさっぱり分かりませんが、甲羅の代謝に不健全な状況があるのかもしれません。



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さて、ついでで左の個体もちょっとだけ紹介します。
捕まえた直後の何ら洗っていない状況でこれですから、妙に綺麗です。環境のせいかなあ?

チョロチョロっとモノサシでいい加減に測定しただけですけど、この個体の上部甲長は19cmくらいありました。
それって大きすぎなので、私の好みにおいては減点要素です。

でも、全般的に甲羅が黄色くて、しっかりと黒の虎模様が入っていて、放射模様も結構入っているんです。
綺麗なので庭池の中で見ると観賞価値バッチリの個体です。

黄色と黒で、綺麗で、背が高い(甲長が前後に長い)。
「それじゃまるでメーテルだなあ!」とか思ってしまいましたけど、
カメにメーテルと名付けるほどの真性アニヲタでもないつもりなので、命名は普通に“虎模様君”にしました。

ロバちゃんの上部甲長はまだ測定していないのですが、虎模様君より明らかに甲長は短いので、多分ロバちゃんの上部甲長は18cmくらいだと思います(またそのうちに正確に測定しておきます)。




5月23日(火)の朝の餌やりの光景です。
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ロバちゃんの手足がでか過ぎで、イシガメにしては不格好であることが分かるかと思います。

頭と手足は虎模様君よりロバちゃんの方が明らかに一回り大きいんです。
(前述の通り、甲羅はロバちゃんの方が一回り小さいんですけどね)


「頭や手足が大きすぎって、クサガメ混じりだからでないの?」なんていう意見もありそうな気はします。
確かにそういうことなのかも知れないのですけど、
もしかしたら、老化か何らかの体調不全で甲羅の成長だけ停まってしまって手足だけ成長し続けてこうなった、と考えられなくもないです(実際のところは分かりませんが)。


水中撮影画像からの印象なので、まあロクすっぽアテにはなりませんが、
甲羅頂部の骨格模様が不明瞭になりつつある、つまり甲羅が下から育って治癒に向かいつつある、
そんな気がしないでもない今日この頃です。