いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

如月の珍味

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それが何か?


いやね。以前から好きなんです。“ウマズラハギの肝”が。

安いんだよね、ウマズラハギって。未調理の魚まるごとだったら。
“安い”、それすなわち“最強”です。


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なんだけど、こんな動きもあるようですね。
「価値を高める」?  そんな余計なこと、しなくていいよ(笑)。



2月2日(金) 会社からの帰路にあるスーパーにて買いました。
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安いよね。
安いから2匹買えてしまいます。
だけど理想的には“1匹100円”を望みたいな(笑)。

主産地は魚津らしいけれど、売っていたのは“黒部港産”でした。


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こんな大きさです。
結構でかいのだ。


皆さんご存知の通りで、ペロンと皮が剥げます。
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この通り剥いで・・・、

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こうなりました。

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素人なので要領の良いやり方は特に承知していませんから、ただ単に“丁寧に”切開します。
中央の少し上の方をちょっとだけ傷つけてしまったら、そこから血がブシュー。
“肝臓なりけり”と思ってしまいました。

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やり方がドシロウトなので笑われてしまいそうですが、無事に“内蔵の内容物が混ざり込んでしまう”という事故を起こすことなく肝の摘出が完了しました。


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取り出した“2匹分の肝”です。

“当たり”の良いものだったので、とっても美味しかったです。
ただちょっと“魚臭い”というか“血生臭い”という感じはありましたけど。

この投稿の3枚目画像中の文章に、以下『 』内の通りのことが書いてあります。
  『体長25センチを超え、水槽で24時間以上活(い)け越しした上で
   活け締め脱血した「魚津寒ハギ如月王(きさらぎおう)」も高値で取引された。』

後で色々調べて分かったのですが、身もそうなんだけど、特に肝については“血抜き”がとっても重要なんだそうです。


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魚本体の方は翌日の土曜日にいつものヘッポコ鍋にて美味しくいただきました。

この魚は“骨離れ”がとっても良くてね、
メッチャ食いやすい のだ。



次回は、摘出後の肝の血抜きで一工夫凝らしてみようと思います。
“魚臭さ”が消えてくれるかな。