いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ピックアップコイルの移設

私の今回のエンジン製作は、
“35の腰下に30の腰上を組む”、“これを35のフレームに組む”
というやり方で進めるつもりなのですが、ひとつ問題があります。

実は私の35(車両)には、既に私が組んだ30エンジンが載っかっているのですが、電気もすべて30用に変えてしまっています。
この車両のエンジンを載せ替えることになりますので今回のエンジン内部の電装関連は35用のままにする訳にいきません。30用に一部スワッピングしなければなりません。
実行の前に少し作戦を練ります。
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これが30エンジンの内部。
このうちのピックアップコイル(×2)とパルサーローターを35の腰下に引っ越しさせて使用します。

イメージ 2
これがその“ピックアップコイル(×2)とパルサーローター”の拡大画像です。
どういう訳かピックアップコイルの設置角度が90度な訳じゃありません。もう少し狭いんです。不思議です。
パルサーローターの突起は円周方向に45度ピッチで7箇所あります。

イメージ 3
こちらは“ピックアップコイル(×2)とパルサーローター”を外した状態です。
この穴の微妙な位置設定が重要、かどうかは分かりませんがすごく気になります。この30エンジンは動力的には良い状態でしたので、工作精度の公差なのか意図的に中心から少しずらしたのか不明ですが、この微妙な具合の位置を再現させて35エンジンに組みつけたいと思います。

イメージ 4
こちらは35エンジンの ピックアップコイルとパルサーローター。
ピックアップコイルは1個、ローターの突起は30度ピッチで9個。

イメージ 5
でこちらが外した状態。エンジン鋳造の型枠が同じなのか、もう1つのコイルを設置するブロックがあります。でも穴は開けられていないのでドリルとタップで自作することになります。
左のコイルの位置決め穴のブロック中心からの微妙なズレ具合が30エンジンと明らかに違っていますが・・・、
う~~~んです。
ですが、これは気にせずに追従してこの穴の位置通りに組むしかないでしょう。試しに30のローターと左コイルを仮組みしてみたらローターとコイルの突起間クリアランスはいい感じで問題なさそうでした。
30エンジンの位置決め穴の中心間距離を正確に測定すると72.9mmってところでしたので、この数値を根拠にして穴あけ位置を決めようかと思いますが、ローターの突起からの離し具合というか距離を・・・、
どうしようかな。
右のコイルの場合は、外側の取り付けボルト穴の位置の違いが離し具合の設定そのものになるので、それで調整できるにはできるんだけど、

う~~~~~~ん、ですね。