この土日に私の中の“北限イシガメ繁殖地”に行ってきました。
場所は、以前に紹介したこの投稿の最後の画像の赤ライン上のいずれかの座標です。
現地に到着して車から降りた直後の撮影です。
お~、いきなり居ましたね。オスイシガメの成体です。
でも私がウェダーを履いて川の中に降りていった時にはもうどこかに逃げて隠れてしまっていました。
次に会った個体はこれ。手のひらサイズの若いメス。
でも、クサガメ混ざりイシガメです。足の付け根から結構ハッキリ匂いを出してくれました。
次はコイツ、オスです。これも微妙に怪しい感じの個体でした。
次はコイツ。メスの完全成体です。
甲羅の汚れをブラシでちょっとだけ洗い流してみたらこんな感じでした。
甲羅が全体的に黄色くてメッチャ綺麗です。「どうせ微妙にクサガメ混じりなんだろう」とは思いましたけど、あんまり綺麗なので一旦リュックに入れてみました。
その約15分後にこの1組に会いました。完全成体のペア。
だけどモロです。メスの方は甲羅に明らかにサブキールがあります。単に「クサガメ混ざりイシガメ」というレベルではなく“ウンキュウ”という呼称を使って差し支えないレベルですね。
この個体も甲羅が全体的に黄色くて綺麗ですが、色目はとりあえずリュックに入れてみたさっきのイシガメメス成体とほとんど一緒ですね。
ということは・・・、あの個体の甲羅のやたらめったらな綺麗さは“クサガメ混ざりイシガメであることの成せるワザ”だってことです。「そりゃそうだわな~」とか言いながらリュックにとりあえず入れたカメは車に戻る時に放流することに決めました。
甲羅後端の裏側のこの色の出方はウンキュウの特徴です。
でね、もっと奥地の上流まで攻め入っていき、混ざりっ気のなさそうな良いイシガメをじっくり探したかったんですけどね・・・、 アブが凄かったんですよ。
さんざんたかられて顔や手を合計10箇所くらい刺されてしまいました。耐え切れなくて1時間半くらいでギブアップして車に戻り、そのまま帰路につきました。イシガメのスカウト頭数はもちろん0匹です。
これから1週間くらいはアブに刺された痕がかゆくて散々苦悩することになりそうです。とりあえず今日は痒くて苦痛でした(笑)。蚊に刺されるのとは違って、痒さがアッサリとは終わってくれないんですよね~、ホント迷惑ですアブって。
次回ここに行くとしたら10月の後半か11月の前半くらいかな?アブには勝てませんもんね。
今度の3連休は潮干狩りにでも行こうかな。