いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

タタキ池-4(そんな馬鹿な!のノコギリクワガタ)

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3月2日土曜日の撮影です。

排水配管を埋め戻して、池の基礎部分を掘っているところです。

掘っていたら画像の細い移植ゴテをさしてあるところ辺りに黒い虫が埋まっていました。
「あ~、虫の死体ね。なんだろう、マイマイカブリかな~。」

て、あれ、ノコギリクワガタです。
でも死んでるよね・・・。

ありゃ、なんとちゃんと生きてます。
「ありえねえ~。どうして?」

右あごの動きがちょっとおかしいですが、外傷も手足の欠損も特にないですね。
どういうこと、これ?

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暖かい場所に置くとモソモソとちゃんと歩きます。
ギリギリ水牛くらいの、まあまあ立派な個体です。

ノコギリクワガタって成虫として夏に出てきた後、越冬はしません。
ただ、「蛹から孵って成虫になった後、一年蛹室に留まって翌年の夏に成虫として活動する」ってことはあるらしいです。


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浄化槽工事着手前の画像です。
桜の木の赤矢印部分は半朽木状態になっていました。

ここに入っていたんでしょうね。蛹室は近辺の土の中に作るそうですから、平成25年の夏を待って休眠している最中に、桜の木の根と一緒に掘り起こされたのでしょうね。
まず、それしか考えられないと思います。
※画像を撮らせてもらった後、庭の反対側の隅の堆肥状の土のところに、このノコギリクワガタをもぐらせておきました。

クヌギやナラの木以外でも繁殖するということも意外でしたが、民家の庭木で繁殖することがあるなんて思ってもみませんでした。

私の一番好きなクワガタです、ノコギリクワガタって。外観とか気性とか生態とか。
ミヤマクワガタは飼ってもイマイチな印象がありますね。

ヒラタクワガタも飼って面白い印象があります。冬眠するしね。
暖かい地方だと意外と普通に採れますよね、ヒラタクワガタって。


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3月3日(日)の夕方の撮影です。今週はここまで。

採寸の工具を兼ねようと思って、型枠は厚さ38mm高さ230mmのゴツイのにしました。
型枠だけで5000円の奮発です。

失敗するのが怖くて今回のプロジェクトは全般的に費用にこだわらないようにしちゃっています。

基礎の厚さは10センチくらいにしようかなあ~。まだ未定です。