いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

千里浜でのワタリガニ釣り

千里浜にワタリガニ釣りに行ってきました。

期待値の高い場所を探すつもりで、前回とは違うポイントに入りました。

1箇所目 → ダメっぽい(竿出さず)
2j箇所目 → ダメっぽい(竿出さず)
3箇所目 → あ、まあここでいいや
 ↑
こんな感じでポイントを探し、3箇所目でようやく程々に納得できたので竿を出してみました。


そのポイントはここです。到着は2018年10月13日(土)8時30分くらいだったと思います。
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で、竿を出したはいいんですけど、以下の理由でマトモな釣りにはなりませんでした。
カニ網仕掛けは、“網”部分が大気抵抗を受けるのでほとんど飛ばない(10m未満くらいしか飛ばせませんでした)。
・私のリールには糸がせいぜい40m~50mくらいしか巻かれていないので、糸の長さが足りない。
※仕掛けをキャストしてもほとんど飛ばないので、ウェダーを履いて海中のかなり奥まで歩いていき、そこでキャストして、それから竿を持って車を停めている辺りまで戻ってきたら、車に到着する前にリールドラムの残り糸がゼロになる。したがって“置き竿”できない。
・今日は結構風が強く、波が結構高かった。
・海水が結構な早さで右から左に流れていた。


なんだけど、意外なことに結構釣れたんです。ヘッポコな物ではありますけど、カニが。


コレなんか、5匹です。キャスト後の待機時間は5分くらいです。 残念ながらキンセンガニですけどね。
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狙いのワタリガニは釣れませんでしたけど、40分くらいでキンセンガニ、ヒラツメガニモクズガニがこれだけ釣れました。
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このうち、ヒラツメガニ1匹とキンセンガニ3匹を持って帰りました。



でこの後、千里浜とはまったく別の色々な場所で、ワタリガニ釣りやアサリ,ハマグリ潮干狩りのポイント探しをしましたが、どこもまったくダメでした。

1箇所だけハマグリの貝殻が3個ほどあるのを見つけましたけど、潮干狩りポイントとしては期待値ほぼゼロだと思います。



そのポイント探しの本日最後の場所に入っていく時に道端に野良猫(子猫です)がいました。
車のウィンドウを開けて話し掛けます。
 私:お~、どうした? お腹空いてそうだなあ。
 猫:フニャー。
 私:だわな~(だよね、お腹空いてるんだよね)。
※“フニャー”との返事が返ってきていますが、子猫ならではだと思います。

でも、“野良犬や野良猫に安易に餌をあげない”というのが私の設定したマイルールなので、そのまま通り過ぎます。

そこでのポイント探しの結果は上述の通り“スカ”。
「今日はこれで帰ろう。」と思い、カニ釣りの餌の残りの処分方法の思案を開始しました。
10cmくらいのアジを将棋の駒くらいの大きさにブツ切りにしたものがアジ3匹分くらい残っているんです。

「ま、ここの海中にポイでもええわな。何かがちゃんと食うよ。」
一旦そう思ったのですけど・・・、

「アイツ痩せとったな~」
「まええわ、今日は。 たまにはルール違反しよう。」
そう思いながら、車に戻ります。

そうしたら、車の10mくらい手前に先ほど話し掛けた子猫がやっぱりいました。

 私:ごはん食べようか?
 猫:???
 私:魚あるでよ。
 猫:???
 私:車にあるんだわ。 取ってくるで、待ってりゃ~。


一切れ目のアジを食べているところです。 警戒していたので、1mくらいの距離を投げてネコのすぐ近くに落としたらすんなり食いついてくれました。
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 私:お~い、ええか? 写真撮るでよ。

“素直に”か“単なる偶然”か、こっちを向いてくれたので写真を撮りました。
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 私:そこ目立つでさ、こっちにしよか。
 猫:???
 私:そこだと誰か来るか知れんで、こっちにしよ、こっちに。
 猫:???

人目につきにくい草むらの中に残りのアジをすべて置き、“身振り手振り”と“理解できる筈のない私の会話”にてネコを“アジを置いた場所”に誘導します。
※ちなみに“話し掛ける趣旨”は、“猫に言葉が理解できないことは百も承知”であり、“喋り方のトーンによって私が敵ではないと相手に教えること”なんです。

 私:そこもうないよ。
 私:ここ、ここ、 ここに置いたで、 こっち。
 猫:???
 私:ん?  ここに置いたの、 こっち、こっち。
 猫:???

警戒しているからアジを置いた場所に来ないのではなくて、そこに置いたことに気付いていないんです。

2~3分掛かってしまいましたけど、餌を置いた場所に誘導することになんとか成功しました。
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私の計画通り、目立たない草むらの中だから安心してパクパク食べています。

食べている途中でネコは時々“フニャー”と声を出しました。
どういう意味なんだろう。私に対して何か意思表明しているのかな?

どういう意味なのか分からなかったけれど、鳴き声3回目くらいの時に
「あ~もう儂帰った方がええんかな~」と思えたので、その時点で帰ることにしました。

 私:儂帰るでな。   ええかね? 帰るでな、儂。
そう言い残して、車に戻り、帰宅しました。





さて、帰宅してからのカニの料理です。


“出来上がり”です。
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出来上がりも何も、単に蒸しただけです(笑)。


完食? んなわきゃない。 食べ終わりましたけど、可食部の1/3くらいしか食べていないと思います。
やっぱり無理ですね、この程度の大きさ(小さすぎ)のカニをしっかり食いきるのは。
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でも味は美味しかったですよ。ちゃんとした“美味しいカニ”の味でした。
意外なことにヒラツメガニよりキンセンガニの方が美味しかったです。
どちらのカニカニミソが“ちゃんとした美味しいカニミソ”同様にキッチリ美味しかったです。



明日は“半ズボン履いて、足の裏の感触で貝探し”でもしようかな。