いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

灘浦のマゴチ

2021年7月3日(土)の釣りは、まずは内灘放水路へ行くことにしました。最近釣果報告サイトで内灘放水路が結構アツいんです。それでマゴチ狙いのつもりで内灘放水路へ向けて出発しました。

朝の4時前に現地に到着してまだ暗かったんですけど、釣り人はいっぱいいましたね。その時点でやっぱり「私には向いていないポイントだな~」と思っちゃいましたけど、モチロン釣りは中止なんかせずにやりました。で普通に何のアタリもなく5時頃に投了。

「マズメのうちに灘浦行こ」そう決めて灘浦海岸に移動します。それで6時10分くらいに灘浦のお気に入りポイントに到着しました。

 

6時30分頃、ここでズドンとアタリが来ました。でも残念ながらフックに乗りませんでした。

f:id:imoengineering:20210704232546j:plain

「多分、もっかい食うよな」そう思って同じ場所にキャストすると、予想通りバッチリヒットしました。

 

f:id:imoengineering:20210704232658j:plain

f:id:imoengineering:20210704232706j:plain

マゴチ、実測全長47.5cm、重量675gです。ルアーはリズムカーリー5インチブルーギルパールホワイトです。

やっぱりあれですね。ネット上の釣果報告なんかに惑わされずに、自分のスタンスで自分なりのポイント情報で釣りをするのが釣果期待値の問題として一番合理的なのかもしれませんね。

 

そしてウェダーなしの長靴渡りでこのテトラに乗り、デタラメに気のないキャストをすると、一発でバスンとヒットしました。7時頃だったと思います。

f:id:imoengineering:20210704233058j:plain

でも水面までたぐり寄せた時点のひと暴れであっさりフックアウトしちゃいました。まあまず間違いなくマゴチだと思います。引きは結構強かったので、1匹目よりちょっと大きいくらいの個体かな~と思います。一旦は完全にフッキングさせたので、リバイトはしてきてくれませんでした。

その後も結構粘ったのですがアタリはなく、帰路に着きます。

 

その帰路で寄った佐々波漁港横サーフにて、

f:id:imoengineering:20210704233740j:plain

でっかいクロダイが弱ってクルクル旋回しながら悶絶していたんですよ。それで引っ掛けて釣ってやろうかと思って、防波堤の上からかっ飛び棒(フックが3本付いているルアーです)を投げましたが、何度やっても上手くいきません。

「まあいいや。サーフに降りて網で掬っちゃおう。」 そう思ってサーフに降りて魚の居た辺りに歩み寄って行くと、魚は既に砂浜に打ち上がっていました。

 

クロダイ、実測全長約49cm、重量1.78kgです。

f:id:imoengineering:20210704234203j:plain

ひっくり返したらエラ蓋から大量に出血していましたので、弱って悶絶していたのは失血によるものだと分かりました。誰かが釣ってリリースしたけどエラに傷がついてしまっていてこうなった、みたいな感じですかね。

履歴的に正体不明丸出しでちょっと不気味ですが、持ち帰ることにしました。完全に血抜きしようと思って、ハサミでエラ切りをしようと魚を掴もうとしたら凄まじく暴れ、私の顔中に砂をぶちまけてくれました。タイの50cm級ってパワーが凄いんですね、ちょっとオドロキでした。

 

帰宅後すぐにこのクロダイの調理に取り掛かり、昼頃には完了しましたが、やっぱりね1.8kgとかのデッカい魚を捌くのはホント大変です。

f:id:imoengineering:20210704235044j:plain

f:id:imoengineering:20210704235055j:plain

卵巣が空で肝臓は小さくてドス黒かったです。ということは味は・・・、

とりあえず画像の一皿分だけ食べてみましたが、養殖の魚みたいに脂は乗っていて脂の旨みは感じるものの味トータルとしてはよろしくなかったです。2皿目を食べる気になりませんでしたから(笑)。まあただ、寝かせで熟成させると急に様子が変わったりするかもしれませんけどね。

寝かせても美味しくなかったら、海鳥に食べてもらうしかないなあ~。

 

 

で翌日の7月4日(日)は、同じ灘浦のお気に入りポイントに今度は張り切って朝4時に到着し釣りをしてみましたが、粘りに粘って最終的な釣果は“完膚なきまでのボウズ”でした。

ポイントよりさらに右の方の一角で魚のアタリらしき反応が2~3回あったにはありましたけど、単なるフグアタックかもしれませんし「まともなアタリは1回もなかった」と見なした方がいいんだろうなくらいに思っています。

ということは多分・・・、食わなかったというよりマゴチが居なかったんじゃないかなあ。マゴチが居れば序盤で直ぐに食いますからね。

で、昼頃には一旦帰宅したんですけど、“やっぱり家にいてもヒマ”という事情と“夕方になればマゴチが寄って来ているかも知れない”という希望的推測により、また同じポイントに再度出掛けちゃいました。

着いたのは夕方17時前くらいだったかな。先客が1人居ました。車を適当に停めて道具を出していると、その先客から声が掛かりました。「ブログの人、ですよね?」って。

初めてです、当ブログの読者さんから声を掛けていただいたのは。多分車だけでも“いも工房”だと分かってしまうので、いつか釣り場で声が掛かるだろうなとは思っていましたけど、いざ声が掛かるとちょっと焦りますね(笑)。

釣りに限らず、イシガメでも潮干狩りでも訊かれたことは全部答えますから、どなたでも私の車を見かけたら遠慮なく近寄って来てくださいね。

 

で、夕方の釣りの方もやっぱりアタリゼロでした。半日ポイントを休ませるくらいじゃやっぱりダメなんですかね、あそこは。

庭池イシガメ 第2クラッチ試掘

2021年6月26日(土)の釣行記です。

 

釣果は芳しくなく、灘浦の比較的奥の方のポイントで何とか1匹釣れました。

f:id:imoengineering:20210701184320j:plain

撮影時刻8時47分。久し振りのヒラメです。推定全長25~30cmくらいかな。

結構身が厚くて持って帰るのもアリと思いましたが、リリースしました。

 

帰路の佐々波漁港サーフでは、珍しく“サーフをお散歩しているマダコ”を見つけました(9時30分くらいだったと思います)。800gくらいかな?と思える結構大きい個体でした。ルアーに喰らいついて来てくれたところまでは良かったのですが、岩に貼り付かれてしまい釣り上げることはできませんでした。

その際にルアーがこうなってしまったので、せめてもの記念撮影をしておきました。

f:id:imoengineering:20210701184708j:plain

 

続いての東浜漁港サーフでは“見えオコゼ”を発見。「おし、今日はコイツでいいや!」と思って釣り上げる気満々でダイソーVJを何度も通しましたけれど、既に私の存在に気付いて警戒していたのかまったく食って来ませんでした。その後すぐに納竿としました。

 

その日の昼飯です。

f:id:imoengineering:20210701185052j:plain

↓この投稿で紹介した46.0cm、615gのマゴチです。※これで半身分です。

2021年6月20日(日) 灘浦釣行 - いも工房

調理や寝かせが偶然にバッチリ決まったためか、それとも旬の照りゴチだからか、とんでもなく美味しくて、これまでのマゴチ刺身の中でNo.1じゃないかなと思うくらいでした。

f:id:imoengineering:20210701185502j:plain

 なので、そのまま残りの半身も食べて、飲み終わったのは何時頃だったかな(笑)。

翌日の6月27日(日)の釣りはお休みすることになってしまいました。

 

 

さて話題は変わって、今日7月1日(木)朝の出勤前に庭池のほとりでこんなものを発見。

f:id:imoengineering:20210701185731j:plain

部屋に戻って防犯カメラの録画動画で確認したら、7月1日(木)の未明3時~4時くらいの間に親イシガメが穴掘りしていました。

試掘っていうより、途中で何らかの理由でヤメてしまったということのようだったです。

 

第1クラッチの産卵日は6月9,13,14日でした。夜間の赤外線画像なので今日の試掘個体がどの個体なのかは特定し切れませんでしたが、6月6月9,13,14日の何れかの日に第1クラッチの産卵をした個体であることは間違いないです。第1クラッチと第2クラッチの間のタイムラグって結構短いものなんですね。

 

 

カメラを持っているついでで撮影してみました。

f:id:imoengineering:20210701190429j:plain

ハエトリグモが私の見ている前でウンカか何かを捕まえたので撮ってみたんです。

そうは上手く写っていないですね。カメラの性能がどんなに良くてもマクロ撮影ってホント難しいんです。

 

これはなんだか分かりますか?

f:id:imoengineering:20210701190621j:plain

 

針金部分は私が使っている魚絞め用の“神経棒”なんですよ。

では白いモジャモジャっとしたのは・・・?

 

f:id:imoengineering:20210701190743j:plain

テントウムシ(ナミテントウ)の卵の抜け殻なんです。抜け殻になる前は濃い黄色なんです。

“抜け殻”であることが分かるようないい絵を撮ろうと思ったのですけど、やっぱり全然ダメですね(笑)。

 

 

あ、そういえばコレ!

f:id:imoengineering:20210701191008j:plain

ちょっと前の釣行時に砂浜で拾った“他人のロストルアー”です。フローティングルアー(水に浮くタイプのルアー)は結構拾えることがあるんですよね。浮くから最終的に漂着しやすいためです。

ロストルアーなんて拾ってみたところでロクものはそうそうなかったりするのですが、この2点はマアマア良い物と思えたのでフックを新品に入れ替えてみました。

いつか使ってみようと思います、このルアーも。

2021年6月20日(日) 灘浦釣行

前日の土曜日に引き続いて6月20日(日)も50cmオーバーマゴチ2匹が釣れたポイントに釣りに出掛けました。

前日と違って天気は良好。降雨まったく無しで、風はほとんど吹いていなかったと思います。

 

到着は早朝4時過ぎ頃。まだ薄暗くて“ようやく朝になり始めた”というくらいの状態でした。

 

前日に釣れたポイントとはちょっと離れた座標に入り、軽~くヒョイと第1投・・・、なんとそれでいきなり喰ってきました。マアマアの引きでしたけど、ヒット後5~10秒くらいでフックアウトしてバラしてしまいました。前後の状況からして「まあマゴチだろうな」と思います。※ちなみに薄暗いマズメタイムでしたのでルアーカラーは“ライムチャートグロー”にしました。

 

その後しばらく周囲を投げ歩いても特にアタリもないので、前日の釣れたポイントそのものの座標まで歩いて行き、57.5cmのマゴチがヒットした場所にルアーを通してみました。

f:id:imoengineering:20210622214245j:plain

この日(日曜日)は天候良好で、こういう状態でした。

で前日のヒットポイントと寸分も違わないっていうくらい同じ座標そのものの場所にルアーが到達した時点で、なんと何かが食ってきたんです。でもマゴチと違ってルアーを咥えると同時にUターンしてテトラの下に潜り込んで行きました。

しかし、何とか魚の取り込みには成功して、上がって来たのはコイツです。

f:id:imoengineering:20210622214556j:plain

カサゴ、全長25cm弱くらいかな。撮影時刻は5時7分です。リリースしました。

このカサゴの挙動を見て初めて気が付いたんですけど、マゴチって根魚とは違って「ルアーを食ってしまった後に逃げようとする時に岩の隙間や根に潜ろうとする習性がない。ルアーを喰った後の行動がタケノコメバルやキジハタやカサゴとは根本的に異なる。」っていうことになるようです。

“魚が隙間に潜ろうとしない”って、釣り人の側にとってはとても有利なことでありとても有難いことですね。「こっちが有利じゃツマンないから、別に有難くはない」とかいう人も居るかもしれませんけど(笑)。

 

その後、少し移動してこんな場所にルアーを通したら、①の場所で何かがヒットしましたが、水面で暴れている時にフックアウトしてバラしてしまいました。はっきり視認できたので、“40cmくらいのマゴチ”と確実に認定できました。

f:id:imoengineering:20210622215715j:plain

その直後のキャストで、なんと②の位置にてまた同じように魚が喰ってきたんです。2匹居たとも考えられますが、同じ魚のリバイトのように思えます。だとしたら「どんだけ、喰い活性高いんや!」ってことになっちゃいますけどね。一旦完全にフッキングされて生命の危険を感じて大暴れした直後ですから。それとも「変だと思って大暴れはしたけど、別に生命の危険なんざ特に感じなかった」ってことなのかな。

上がってきた魚はコイツです。

f:id:imoengineering:20210622220253j:plain

撮影時刻5時47分。マゴチ、推定全長40cm弱くらいかな。砂だらけになってしまってちょっと心配でしたが、直ぐにリリースしました。

この時点で、土日2日間の釣果に大分満足できてしまい、それ以降のモチベーションが湧かなくなり、帰路での惰性ハシゴは多少はしましたけどアッサリ帰宅しました。午前9時半前には家に帰り着いちゃいました。

 

でも家に居ても暇です(笑)。昼飯を食う目的で外出したら、こんな出会いが。

f:id:imoengineering:20210622220805j:plain

f:id:imoengineering:20210622220815j:plain

綺麗な立派なミドリガメです。お散歩の行きか帰りか? んなわきゃない、産卵行動の行きか帰りかの筈です。我家の庭イシガメ3匹が産卵してからまだ10日も経っていませんから、「やっぱどんなカメでも大まか同じような時期に産卵するんだな~」と思ってしまいました。

 

「お元気で!」 

f:id:imoengineering:20210622221115j:plain

この後、宅配便の運転手から電話が掛かってきたので「今日は別にこれ以上遊び廻っていたくもないからまあいいや」と思って直ぐに帰宅しました。

 

でもね、午後4時半頃出発でまた灘浦海岸へ出掛けてしまったのですよ。「今日は“天気”も“釣れるかどうかのタイミング”もかなり良いのかもしれないから、行っとかないと損かな~?」とか思って。

 

 

詳細は省きますけど、灘浦海岸の某堤防にて18時30分に“ゴンッ”っと心地よいアタリがきました。

上がって来たのはコイツ。マゴチ、実測全長46.0cm、実測重量615gです。

f:id:imoengineering:20210622221710j:plain

爆裂級ではありませんけど、いいサイズです。持ち帰ることにしました。

f:id:imoengineering:20210622221828j:plain

 

キャストした座標からの撮影です。

f:id:imoengineering:20210622221930j:plain

キャストした方向は“堤防とクロスする方向”である前方まん前にまっすぐ投げてそれでヒットしたのですが、ヒットした座標が波打ち際から何mくらいの地点なのか評価しようと思ってこの地点から堤防とほぼ平行に波打ち際に向かってルアーをフルキャストしてみたら、ルアーはほぼ“水面と砂浜の境界”に着地しました。

ということは、このマゴチが喰ってきた座標の波打際からの距離は約40mくらいってことになります。そして、私が砂浜からキャストしたとしても距離的にはなんとか届く場所だった、ていうことになります。

砂浜に立って投げてそれで魚がバイトしてきてヒットして釣れるのが、釣りの醍醐味としては個人的には最も好適なんですけど、堤防から離れている“波打際から40mくらいの場所”でもこんな大きな魚がヒットするものなのかなあ~。これまでには灘浦では滅多になかったんですよ、そういうことは。

 

来週の土日もまた灘浦海岸に攻め入ろうと思っています。

梅雨のあめ 灘浦サーフに 大マゴチ

多少以前のことになりますが、2021年6月5日6日に灘浦海岸鵜浦でのマゴチの釣果報告がネット上にありました。

https://anglers.jp/areas/1164/catches

 

私の経験上では灘浦海岸ってマゴチやヒラメはほとんど釣れなくて、たま~にポロっと釣れても小さい個体ばかりです。

だから個人的には、灘浦海岸でのフラットフィッシュ釣りは期待値がかなり小さいものと認識していたのですが、ネットの釣果報告を思い出して6月19日(土)の釣りはまずは鵜浦から始めてみることにしました。

 

天候は天気予報では1日中降水確率100%で、降雨の観点では最悪の天気なのですが風は弱い方だったと思います。

雨降りって釣りの作業性の問題としては“悪い天気”なのですけど、釣果期待値の観点で言うと実は “かなり期待値の高い良い天気” だったりするんですよね。

 

で、鵜浦の色々なポイントで6月19日(土)朝マズメからルアーを投げまくりましたが、結果としては何のアタリもありませんでした。

ま、しょうがないです。灘浦海岸を南下して適当にポイントをハシゴしながら帰りましょう。

 

そのハシゴの途中でこんなポイントに入りました。

f:id:imoengineering:20210622193701j:plain

緑色の菱形の位置に立って色々な方向にルアーを投げて探ってみました。

ルアーはコイツです。ダイソーVJ22g+MARS SM90遠州UVシラス(販売終了)。

f:id:imoengineering:20210622193903j:plain

※面倒なのでフックチューンは特にしていません。

 

この辺りに投げること2回目で・・・、

f:id:imoengineering:20210622193937j:plain

リトリーブ開始後1mくらいで、“コンッ”っと軽いアタリ。向こうアワセでアッサリフックに乗りますが、引きがメチャメチャ弱い。10~15cmくらいのアジかサバかなんかだろうかと思いました。

でもね、フッキング後こっちに向かって泳いで来ていたので軽かっただけのようで、途中からかなり重い引きに変わりました。半分くらいラインを巻き取ったところで見えてきた魚体は“細長くてキツネ色の魚”でした。

「なんだエソか」と思いましたけど、よくよく見てみるとマゴチのようです。

そしてやたらとデカイ。魚が本気モードに入ったら引きもかなりのもので、ドラグ設定は適正でしたがドラグを結構出されました。

「おっわ~、爆裂マゴチや!」

大物なのは良いですが、タモもフィッシュグリップも何もありません。口に親指を突っ込んで“バス持ち”する勇気もないです。

 

しょうがないので、テトラ上のこの行程を砂浜まで引っ張って行きました。

f:id:imoengineering:20210622194946j:plain

当然のことながら引っ張って行く途中で何度も頭を振って暴れます。

「やめて、お願い。絶対フックアウトしないで~。」 こんなデカイ魚をバラして取り逃がしたりしたら、ショックが大きすぎて落胆して数日間とか寝込んでしまうかもしれません(笑)。

 

ですが、至誠が天に通じたのか砂浜の上までバラさずに魚を引っ張っていくことができました。捕獲した獲物はコイツです。

f:id:imoengineering:20210622195435j:plain

撮影時刻10時04分。ぶっと~い炎の爆裂マゴチです。実測全長55.2cm、実測重量1075gもありました。

 

テトラ上の同一座標に戻り、キャストを何度か繰り返しているうちに、こんなことを思いつきました。

「待てよ、あそこでヒットしたんやから、こっちの似たような場所にも居る可能性もある訳か?」

そう思ってルアーのピックアップを遅めにしようかと思いつつ手前に寄って来たルアーを観察していると・・・、

f:id:imoengineering:20210622195942j:plain

この辺りで何か重いゴミか何かが引っ掛かってしまいました。かと思いきや、下から上がってきた魚のバイトだったんです。

「おっわ~、マジかよ。儂がここに居んのに喰うんか!」

また同じように転ばないように細心の注意を払いながらテトラの上を歩いて大物魚を砂浜まで引っ張っていきます。

獲物はコイツ。

f:id:imoengineering:20210622200348j:plain

撮影時刻10時15分。またもや、ぶっと~い炎の爆裂マゴチでした。実測全長57.5cm、実測重量1140gありました。

 

ルアーのヘッドから丸呑みで、フロントフックが魚の目玉の中間点よりもずっと奥に刺さっていました。多分、下からというよりどっちかというと前方からバツンと丸飲みしたんでしょうね。

 

ヒットしたポイントを天候良好の翌日日曜日に撮影した写真がこちらです。

f:id:imoengineering:20210622200843j:plain

パッと見では水深1mぐらいに見えます。こんな場所で見ている目の前で食うなんて、やっぱり雨天(悪天候)のご利益なんですかね。

 

釣果の2匹です。

f:id:imoengineering:20210622201109j:plain

このまま続けたら、あと何匹か釣れたのかもしれませんが、食い切れないので何が釣れても逃がすしかなさそうに思えて、この日の釣りはこの時点+10分くらいでスパッと終了にしました。

 

釣れた座標のロケーションはこんな感じです。

f:id:imoengineering:20210622201507j:plain

 

 

帰宅後に直ぐに絞めて調理しました。

f:id:imoengineering:20210622201125j:plain

普段は釣れた当日の刺身ってやらないんですけど、帰着が早くて昼過ぎくらいで作業するエネルギーに余裕があったので1匹だけ当日中に刺身でいただきました。※といってもキロ超えで量が多いので、当日中に食べ切れませんでしたけどね。

 

それで気が付いたんですけど、マゴチって釣れた当日に刺身で食べても食感も味も及第以上で違和感なく美味しくいただけるんですね。堅過ぎず柔らか過ぎず、甘みもしっかりありました。

“寝かせ”では1週間以上持ちますし、当日刺身もOKなんて。本当に良い魚ですね、マゴチって。

2021年6月13日14日 庭イシガメ産卵

2021年6月13日(日)22時30分の庭の防犯カメラ映像です。私が釣りから帰って来たタイミングで、私の体温に反応してLED照明が点灯している状態です。

f:id:imoengineering:20210616200643j:plain

後日になってから気が付いたのですけど、イシガメが産卵用の穴掘りをしていたんですね。

 

23時32分の映像です。赤矢印の部分に見える白いものは卵です。

f:id:imoengineering:20210616201216j:plain

暗いからよく分からないけれど、イシガメはどの個体だろう? 陸生活好きの“リク”かな?
ちなみに穴掘り開始が2021年6月13日(日)21:05、埋め戻し完了が24時15分でした。

 

 

続いては6月14日(月)、会社から帰宅後の19時11分の映像です。

f:id:imoengineering:20210616201651j:plain

この個体の産卵は、穴掘り開始が2021年6月14日(月)19:05、埋め戻し完了が21時39分でした。

 

夕食中にライブ動画を観ていて穴掘り開始に気が付き、ズームしてピントも合わせましたので、夜間の赤外線画像でもマアマアちゃんと見えています。赤外線画像だと目玉が見事に真っ白に映ります(カメ、トカゲ、ヤモリ、ネズミ、ネコ、ハクビシン等どんな動物でも目玉がはっきり真っ白に映るんです)。この映像でもイシガメの目玉がはっきり白く映っているのが分かりますでしょうか。

f:id:imoengineering:20210616201902j:plain

 この親イシガメは、↓この個体です。

imoengineering.hatenablog.com

 

今年も孵化の時期が楽しみですね。

6月12日(土)奥能登釣行記、6月13日(日)ヒスイ海岸釣行記

6月6日(日)に蛸の浜で釣った“化けノコメバル”の刺身です。

f:id:imoengineering:20210616185927j:plain

食べまくりで飽きましたけど、やっぱり美味しいです。

 

さて、表題の通り6月12日(土)は奥能登の蛸の浜へ釣りに行きました、朝イチから。

でも何のアタリもなかったので、仕方なく鹿磯方面に移動しました。

 

鹿磯漁港奥の砂利サーフでリズムカーリー5インチを投げていたら、はっきりとした魚のアタリがありましたけど、油断していて手が滑ってフッキングさせられず残念ながらフックに乗りませんでした。どんな魚だったのかなあ~。

 

帰路で寄った石川県某所のダイソーにて。

f:id:imoengineering:20210616190158j:plain

超評判の炎ルアー“ダイソーVJ”です。鬼の爆釣ルアー“コアマンVJ”の模倣ルアーですが、性能は本物VJに遜色なく同等で、値段は「ヘッド:200円、ワーム:2本で100円」で本物の1/5~1/7くらいの超安値なんです。

 

でもね、今のところはどこのダイソーに行っても滅多なことではお目にかかれません。引張りダコだから在庫が廻ってこないか、置いても直ぐに売り切れるからかのどちらかでしょうね。

私はダイソー巡り10軒目くらいでやっと見つけてヘッド6個、ワーム10包ほど買い占めました。それが6月5日(土)のことです。それでヘッドは売り切れになったのですけど、その店に6月12日(土)にも様子見に行ってみたら“またヘッドを6個置いていた”というわけです。この日は遠慮して買わなかったですけどね。

ちなみにこのダイソーVJヘッドって16gのヤツと22gのヤツと2種類あります。私が見つけたのは22gですが、ネット上の評判では「22gはまだ何とか見つかることがあるが、16gはまるで見かけない」なんて言われているようですね。

私は現時点で、ダイソーVJ22gを石川県のダイソーで一軒、富山県ダイソーで一軒見つけています。皆さんも頑張って探してみてくださいね。きっとどこかのダイソーに置いていると思いますよ。

 

 

そして翌日の6月13日(日)はヒスイ海岸方面に釣りに出掛けました。

なんのアタリもなくポイント移動の車内で昼頃に撮影。

f:id:imoengineering:20210616191834j:plain

前日の明け方に能登のポイントでアブにやられた痕が重症化して“痒い”どころか“痛い”です。腫れは楕円状に拡がって長辺で7cmとかくらい腫れ上がりました。まるで蛇毒に組織を溶かされているかのような感覚にすら思えてきたので、毒を追い出そうと思って中心部の水脹れはこの撮影直後に自分で強制的に破きました。

今は腫れはほぼ治まって中心部の虫刺され痕が残っているだけの状態です。アブって色々な種類のヤツがいて、たま~にこういう爆裂の毒性を持ったヤツがいるみたいなんですよね~。ただの虫刺されだといって馬鹿にできません。

 

そして6月13日(日)18時頃だったでしょうか。水深のかなりある某ポイントで件(くだん)のダイソーVJにはっきりとした魚のアタリがきてしっかりタイミング良くアワセをくれることができてバッチリフッキングしました。

「おお~、ついに来たよ、やったぞ~!」土日2日間の努力がついに結実してメチャメチャ嬉しかったんですけど、昼頃に釣具のちょっとしたトラブルでリールのドラグを弄っていたのでドラグ設定がユルユルになっていて、フッキング直後からドラグが出っ放しだったようです。オマケに私のリールメンテナンス怠惰のせいでリールからドラグサウンドがまったく出ない状態になっていたので、鬼のようにドラグが出ているのにそのことにまったく気が付きませんでした。

それなりに竿をしならせながらリールを巻いても巻いてもいつまで経っても魚が中々浮き上がってこないので「あれ?もしかしてドラグ出まくりか?」と思ってやっと気が付きました。その時には時既に遅し。魚が足元のテトラに潜ってしまっていたようで、程なくして1.5号のPEラインは根ズレのためか大したテンションは掛けていないのにあっさりスパーンと切れてしまいました。

2日間丸々の努力の結果の結実を、釣りの技量と用具メンテナンスのヘマでパーにしてしまった訳ですから、その後の落胆は凄まじかったです。正直言ってこの原稿を書いている今現在でもまだ落胆が微妙に継続しているような感じですからね。

 

そして18時44分、某砂利サーフにて意外ながらこの土日初の釣果が得られました。

f:id:imoengineering:20210616194235j:plain

 

 

が、まあ、ルアーとの大きさ対比でも明らかですが、こんなに小さいんです(笑)。

f:id:imoengineering:20210616194328j:plain

完膚なきまでのボウズよりはマシですけどね。

 

 

そしてあろうことか、帰路でついつい夜釣りなんぞをしちゃったんです。呆然自失から立ち直れていないとなかなか完全投了できないんですよね。現実逃避みたいなものです。

 で、21時30分、富山市の砂浜サーフでこんなものが釣れました。

f:id:imoengineering:20210616194640j:plain

舌ヒラメです。スレ掛かりです。持って帰るのもアリの大きさではありますが、リリースしました。そしてその後しばらくたった時点で完全投了を決意して帰宅しました。

 

今度の土日もね、リベンジに行きますよ。ヒスイ海岸地方に。

2021年6月9日(水)早朝 庭池のメスイシガメ産卵

今朝6月9日(水)、会社に出社前の6時48分の防犯カメラ映像です。

f:id:imoengineering:20210609205919j:plain

私が庭池に何かを撒いています。

これ、日曜日に釣ったバケノコメバルの肝なんですよ。最近は、自分で釣った魚の刺身を作った時の切れっぱしや肝なんかは庭池のイシガメ達にあげてるんです。

 

 

8分後の6時56分の映像です。タケノコメバルの肝にイシガメ達が集まって来ていますね。

f:id:imoengineering:20210609203115j:plain

って、おやおや。 メスイシガメが産卵用の穴掘りをしています。

肝を撒いた時に庭池の左の上の方にもしっかり目をやったんですけどね。イシガメが穴掘中だなんて、丸っきり気が付きませんでした。※実はよくあるんです。庭池に行ったのにイシガメの産卵行動にまるで気が付かないまま部屋に戻ってくるって(笑)。

私が気が付いたのは、出社直前の7時15分頃のことでした。

 

会社から帰宅後に防犯カメラの録画画像で確認したところ、穴掘り開始が5時15分頃で産卵完了後の穴埋め戻し完了はなんと9時丁度頃でした。3時間45分はかなり長い方です。平均的なところは2時間半くらいかな~と思っていますから。

 

 

帰宅した時点での撮影です。

f:id:imoengineering:20210609203921j:plain

f:id:imoengineering:20210609203929j:plain

f:id:imoengineering:20210609203938j:plain

f:id:imoengineering:20210609203947j:plain

青矢印で示した“土の色が違っている部分”が、産卵穴掘り+埋め戻しの痕跡ですね。

産卵穴は赤矢印の辺りかな~と思います。

 

 

去年の我家庭イシガメの第1クラッチ産卵は、6月11日と12日でした。

それでも早い産卵タイミングの新記録だったのですけど、今年はさらに“早め記録”の更新となりました。

なんでですかね? 気候のせいではなくて、イシガメ達が我家庭池の環境に慣れ切ったからかなあ~。

imoengineering.hatenablog.com

imoengineering.hatenablog.com