9月23日(木,祝)朝8:00、伝説のマゴチポイントです。
8時10分、マゴチ38.5cmが釣れました。
続いて8時20分、マゴチ47.7cmです。でもかなり痩せた個体で重量は535gでした。47.7cmなら普通は650gはあります。
そして、帰路の色々なポイントでルアーを投げ、11時過ぎにはさらにもう1匹40.5cmのマゴチが釣れて、ソイツもキープしました。食べるのが大変そうですけどまあいいです。今後急にまったく釣れなくなったりするかもしれないですからね。
で、さらに次のポイントでルアーを投げていると、とんでもない大物の魚がルアーをチェイスしてきました。でもUターンして帰っていってしまいました。
「なんだろ?スズキのデッカイ奴かな。スズキにしちゃぶっとかったけど、ニベの大きいヤツかなんかかな?」そんな風に思いつつ、同じ場所にルアーを再キャストしてみましたが、2回投げて反応なしでした。
「まあ、見切られたからな、喰わんのは当然かもしれへん。やっぱりマゴチってのはナマズみたいになんでも喰ってくる単純な魚やってことかな~」とか考えて諦め、場所を少し右側にずらしてルアーを投げました。そしてリールを巻き始めると・・・、
ズウン!っと竿先が力強く引きずり込まれるようなアタリ。「なんや、結局喰ったか。さっきのデカブツ君や!」調整適切な筈のドラグを出され、ドラグを半回転ほど絞めこんで数分の格闘の末なんとか岸まで魚を寄せることができました。そして陸地にまで魚をズリ上げようとして、糸にかける力を少し強めたところ・・・、
なんと痛恨のフックアウト。※後に判明したのですが、フックが伸びてしまってフックアウトしたようです。ダイソーVJのノーマルフックはやっぱり大物が掛かってしまった時は性能不足ですね。
ですが、この時点で魚は波打ち際まで50cmくらいの浅瀬に居るので、まともに泳ぐことが困難でアッサリとはUターンできずにいます。
「おっしゃ、これなら捕れる」迷わず海に入り両手で魚を摑み上げました。
が、暴れられて魚の刺が指にブッスリ、魚は再度海にボッチャン。「痛って~!、こんくらい構へん、もっかいや!」で、なんとか魚を岸に上がることができました。
獲物はコイツです。
ぶっとく良く肥えた爆裂のスズキ、全長71.0cm、重量2.815kgありました。ヒットしたのは11時40分頃です。
ちなみにフックアウトした時点で魚の居た場所はこの青枠の辺りです。
で、私の指の“ブッスリ”ですが、結果はこうです。
魚の血じゃなくて、すべて私の血です。カスリ傷の部類ではありますが、結構重症でした。※ちなみにこの画像は釣り上げてから30分くらい経った時点の撮影で、既に次の行動に移る準備が完了した状態なので、ルアーのワーム部分は付け替えてあります。スズキが喰ってきたのは、いつもの“遠州UVシラス”です。
結果的には「怪我してでも捕れてよかった」ってことになりはしますが、大怪我していた可能性もあったんだろうな、という風にも思いますね。
良い子の、いや良い大人の皆さんは決して真似しないように。子供だったら私と同じことするしかなさそうですもんね。
現場で絞めて血抜きして、家に帰って捌いたら、内臓脂肪がこんなに大量に入っていました。お腹の中がほとんどすべて内臓脂肪でパンパン、みたいな感じでした。
状態最高の個体みたいです。
翌日の晩酌で食べてみたのですけど、スズキなのに身にも微妙に脂が廻っていて、最高に美味しいお刺身でした。
スズキ独特のシナモンかマツタケみたいなツーンとしたニオイはまったくなかったです。前回のスズキの刺身ではそのニオイが強くて、私の中のスズキ評価が一旦結構落ちたんですけど、今回の刺身でまたスズキ評価は急上昇しました。
※前回のスズキ刺身→オリンピック完全拒否 - いも工房
2.8kgの魚をすべて刺身で食べ切ることは困難そうなので、今回は色々な料理に挑戦しました。
どれも美味しかったですけど、カマの煮付けが最高に美味しかったですね。※ちなみに既に完食しております。
また次回、大物スズキが釣れる時が楽しみだなあ~。
9月25日(土)、奥能登某所にて。
マゴチ、全長46~47cmくらいかな。コイツはマアマア肥えている感じです。今、我家の庭でタライでエアレーションで活かしています。
次回釣行は伝説のヒラメポイント(大川浜)にしようかな、と思っています。