いも工房

わたしの趣味をここに綴ります(※当ブログは転載完全フリーです)

ザリガニ号

アイエムオーのレーシングパーツ

本日(日曜日)は、バキュームピストンの浮き不足という視点でのキャブ調整を行うことにしました。 バキュームピストンの浮き調整というと、リターンスプリングのカットかサクションホールの拡大が定番です。だけど、どちらも不可逆チューンで破壊行為ですから…

豚鼻ダクトのスポンジ

今日(土曜日)は、同調の再調整を行ってみました。 前投稿での予告通りに2100rpmでの調整です。 今日も近隣の状況が思わしくなくというか遠慮を要する状況でしたので、程々以下にサクサクっと済ませてしまい、結構チャランポランです。 で、試乗インプレは、“…

同調調整の方針

前投稿で同調のデータを載せてみましたが、あのデータはグラフにすると情報の質が明らかに上がるので、グラフで記事に載せる方法を少々検討してみたところ・・・、 ペイントに貼るだけであっさり画像ファイルに変換できるんですね。意外でした。 これがその…

とりあえず排気漏れ対策

とりあえず排気漏れ対策をしてみました。 エキパイに塗るガスケットは目立たない色の方がいいかと思って、KE45を使ってみました。 半透明で乾きが比較的早く、硬化後の強度も比較的硬めです。 ただし耐熱温度や接着強度ではウルトラカッパーに劣る気がします…

上の方の回転数ではマアマアでした

昨日(土曜日)に、ちょっとした兵器投入を行いました。 他の車種のフライホイールとACジェネレーターです。 投入前後でのインプレをしっかりと採りたいので、まず午前中に試乗をしました。 MAX回転数は基本10000回転ということで。 結局のところは何回か上…

できたっ!

かなり間が空いてしまいましたが、この土日でエンジンを積みかえました。 屋根付きガレージがないので、実は雨が降ると車両の整備ができないんです。 主にそれが理由で、進捗がやたらと遅延したんですが、理想的好天を待っているといつになるか分かったもの…

こんなセッティングから開始します

春までまだかなり日数がある、なんて書きましたが、大分暖かくなってきましたね。 3月まであと一週間しかないです。 実際の天気のこともありますけど、オクの中古部品の入札の状況を見ていると、既に春になっている感じが漂っています。 天気予報が当たって…

RVFのキャブの方が良かったりするのでは?

結論から書いてしまいましたが、キャブの選択についてです。 NC30のヘッドに組みつけるキャブなのだから、以前の投稿にもあるように当然のごとくNC30のキャブを使う気満々だったのですが、気が変わってきました。 エンジンが出来上がって、部屋の中に置いて…

RVFの腰下+NC30のヘッドのエンジン完成

タペットクリアランスの調整を行います。 測定する気筒を圧縮上死点にし隙間ゲージでタペットクリアランスを測定してから、この+2のロングドライバーを、 こんな感じで差し込んでロッカーアームを固定し、シムの着脱を行います。 この画像のロングドライバ…

お気に入りのNC30カムを装着

お気に入りの“距離のいったNC30カム”を載せます。 “シムを馴染ませるためにシムなりロッカーアームなりをプラハンマーで予め叩いておいてからカムを組むのがセオリーだ”と色々なところに書かれていますが、私にはその理屈がイマイチ分かりません。 私はセオ…

距離のいったカムは?

今日はカムです。 まずNC30のカムを使うか、RVFのカムを使うかなんですが、 サービスマニュアルやメーカーHP等の資料上では、両車種のカムには以下の違いがあるそうです。 NC30 RVF inバルブ最大リフト 7.7mm 7.7mm EXバルブ最大リフト 7.2mm 7.2mm i…

シリンダーヘッドブロックの組み付けを完了です

いよいよ、シリンダーヘッドブロックの組み付けを開始します。 使い回し画像ですが、シリンダーヘッドボルトです。 組み付けに掛かる前に、ボルトへのオイル塗布をどうするかという問題があるんですが。 他のページにも記載されているのを私が見落としている…

ヘッドボルトをどう締め付けるのか

ヘッドの組み付けを開始しますが、メタルの浸蝕をウルトラカッパーで埋めた跡を撮影してみました。 いいのか悪いのかって感じですが、まあ問題外ってことはなさそうに見えます。 ヘッドを組んだら、燃焼室やラジエター水路にウルトラカッパーが押し出される…

RVFのエンジンマウント位置

RVFって、エンジンがフレームの中で右端に寄せてマウントしてあります。 カウンターシャフトの出具合というか、NC30よりもドライブスプロケットをエンジンから離しているのは、そのこととそれなりに因果関係があるんでしょうね。 フレームの右の方にエンジン…

NC30とNC35のエンジンスワッピング

さて、NC30(VFR400R)とNC35(RVF400)のエンジンは互換性があって、 NC30のフレームにRVFのエンジンを積んだり、RVFのフレームにNC30のエンジンを積んだりできることは、皆さんご存じの通りですが、 具体的にちょっと紹介してみます。 あくまでも私論ですが。 …

シリンダーヘッド組み上げ前夜

完成したNC30ヘッドを、明日組みつけることにしました。 結局、メタルの浸蝕部分の対策はいい方法の考案にいたらず、 「液体ガスケットをほんのちょっと塗り込むだけ」という、ぱっとしない方法で無理やりに乗り切ることにしました。 液体ガスケットの選択肢…

リヤバンクのシリンダーヘッドも完成

リヤバンクのシリンダーヘッドを仕上げます。 洗浄完了後のバルブです。 フロントバンクの時と同じです。 記事性はまるでないですが、記念撮影ということで。 リヤバンクシリンダーヘッド完成の図です。 右側気筒(画像では左側)のディフォルトポッチが痛々し…

バルブスプリングの縮め試験

少し前の投稿で “バルブスプリングはなるべく縮めないようにしている” と、無意味な注意を払っているかも知れないことを紹介しましたが、 “縮め過ぎ”が“自由長変化”につながるのかどうか、かんたんに試験してみました。 近所エンジン(89年式のNC30のエンジン…

リヤバンクのポート加工の結果

リヤバンクのポート加工の結果の紹介です。 イメージ程度で詳細が分からない絵ですが、インレットポートのキャブ側です。 同じくです。 片方のみを逆サイドから。 こちらはエキゾーストポートです。どうなってるのかほとんど分からないような画像ですね。 リ…

ザリガニ号

前投稿がまるで鬱文学みたいだったというのと、 エンジン製作のゴールが朧気ながら見えて来たという理由をつけて、車両を紹介してみます。 私の単車です。 今製作している“NC35の腰下とNC30の腰上から成るエンジン”はこの車両に載せる予定です。 NC30(VFR400…

リヤバンクもポート加工だけ完了

リヤバンクもポート加工だけ完了しました。 なんですけど、ひとつ不安材料が出てきてしまいました。 リヤバンクの左側気筒の外側のインレットポートシートリングです。 鉄錆のような色をしている一帯があります。 そんなモロでもないと思いますが、錆を吹い…

フロントバンクのみヘッド完成

外したバルブを清掃してシリンダーヘッドに組み付けます。 清掃完了後のバルブです。 予告通り“技”らしきことは何もやりませんでした。 画像に映っているヘラで適当にそぎ落としただけです。最後に気休め程度にアセトンで拭いましたが、その効果はほとんどな…

インレットバルブの傘

フロントバンクのバルブ清掃を行います。 これが外したフロントバンクのバルブ。 大きい方がインレットバルブで、小さい方がエキゾーストバルブです。 何故かインレットバルブの傘の背に汚れがこんもりと堆積しています。 同じく別の角度から。 インレットバ…

皆様、新年あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。 旧年中はご来訪およびご投稿をいただき、ありがとうございます。 無愛想なヘッポコブログではありますが、本年もよろしくお願い申し上げます。 今年は結構な大雪で、元旦の朝はこんなでした。 正月早々、残念ながら…

ポート加工の工具

私がポート加工に使用している工具です。 ヤフオクで\4000くらいで売っている安物のヘッポコリューターなのですが、他にどんなリューターがあるのかよく分からないので、以前からこれを使用しています。 そのままでは跳ねてしまって綺麗に削れないので、変圧…

加工前の30ヘッド

とりあえずフロントバンクだけヘッドのオーバーホール&チューンを実施します。 フロントバンク右側気筒のエキゾーストポートです。 かなりカーボンが堆積していますが、色も量もこれくらいが普通だと思います。 同じくフロントバンク右側気筒のインレットポ…

35のインレットポート

これから6000エンジン(30エンジン)のヘッドオーバーホールについて紹介する訳ですが、その前に35エンジンについて少し紹介してみます。 趣旨は“30と35のインレットポートの違い”です。 今の住居に引っ越してくる以前の記念撮影なんですが、35エンジンの燃焼…

ヘッドの整備を開始しました

大雪到来で、外出もままなりません。 春に庭に置いたニッソーの100リットル水槽が雪に埋もれてほとんど見えなくなっています。 シリンダーヘッド加工の季節到来といった感じですね。張り切って取りかかります。 これが今回の素材にする腰上部分。 30エンジン…

ピックアップコイルのセット

失敗するのが怖いですが、思い切って右コイル用の穴あけを実施しました。 これが穴あけ完了後の状態です。 仕上がり品位がイマイチですね。 穴の拡大画像です。ボルト用の穴はまだいいとして、コイル位置決め用の穴は不格好な段差になってしまいました。 前…

ピックアップコイルの移設

私の今回のエンジン製作は、 “35の腰下に30の腰上を組む”、“これを35のフレームに組む” というやり方で進めるつもりなのですが、ひとつ問題があります。 実は私の35(車両)には、既に私が組んだ30エンジンが載っかっているのですが、電気もすべて30用に変えて…